2011/02/14

姿見をオーダー

ウチには鏡が洗面所と風呂場にそれぞれあるだけで、お出かけ前のチェックするための全身を写す鏡はなかった。家を建ててしばらくすると姿見が足りないことに気づき、どうしたものかと思案すること5年、市販品では希望を満たすものはない(見つけられない)と気づき、デザインを練り始め、2号(6才♀)がもうすぐ小学校に入学することだし、前祝いにと理由をつけてオーダすることにした。

オーダ先はオリジナル家具製作販売のROBOTZさん。店舗は那覇市辻に、工房は糸満市にある。ちなみに店舗は金・土の13:00-19:00のみ開店。奥様のガラス製品の販売もしている。ネットへの情報発信にイマイチ気がのらないのが残念ではある。

ROBOTZさんは「レイアウト変更は一石二鳥、棚からぼた餅」で
2年程前から居着いた猫が隠れ隠れ爪研ぎしたおかげでJ. L. MOLLERのダイニングチェアの座面が剥げ剥げになっているところに加え、KVISTのテーブル(日本向けのためか一回り小さい)の集成材が剥がれてきた(!)ので、これらを修理に出すことにした。
これらの家具と修理の顛末は別のポストに記そうと思う。
と書いた修理の依頼先である。で、結局その時(2009年3月~4月)の修理の顛末は書かなかったので、ここに少し書くと、当時、家具の修理を引き受けてくれるところを知らなかったので(いや、その昔、椅子の修理を別のところに出したが、仕上げがイマイチというか私レベル?だったので)、散々迷った挙句(J. L. MOLLER社にメイルしたこともある。返事はなかったが)、店舗が職場に近いROBOTZさんに試しに相談したところ、快く引き受けてくれて、仕上げもプロの手仕事!といった感じで、助かった思い出がある。

さて、外観と設置イメージの案をお見せして、材質は、家で壁や階段、建具などに使われているナラかタモを指定し、意匠的にはせっかくなので無垢材であることをアピールできるようにとお願いした。ナラなら材があるということで、ナラに決定し、実際の製作と構造やディテールその他はROBOTZさんにお任せした。費用もこちらの要望に応えてくれた。

1枚目が私案で2枚目が実際に取り付けられた画像。ドンピシャ。

3枚目の画像、天板の被覆付きワイヤーの取り付け具合。側板と天板のつなぎの板、ワイヤーの穴から背面(壁側)に溝の板、プロの技が確認できるでしょうか?画像をクリックして拡大してみてください。(ですます調)
ワイヤーは天板から二つの小さい穴(3x4mm角)からでているだけで、最初どうやってワイヤーを取り付けたか分からなかった。あらゆる使われ方に備えて妥協する市販品ではこういう仕上げはできないなぁ、と満足。

思いが形になるのは格別の面白さがある。
ROBOTZさん、ありがとう。

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