2012/05/29

名前の数だけ名付け親がおり、物の数だけデザイナーがいる

名前の数だけ名付け親がおり、物の数だけデザイナーがいる、ということに気づいた。
今、文章を打ち込んでいるPCのキーボードの一片一片、フォント、内部回路、コンデンサや抵抗、マウス、コネクタ、ランプ、OS、アプリのデザインなどなど、半径20cm以内でも数えきれない。
世の中恐ろしい数のデザイナーがいるのだな。

画像は玄関先のカタツムリ。梅雨が大好き。
沖縄の方言名はチンナン。
タクシーの運転手がもうそろそろ梅雨も明けるじゃないかねぇ、と言った。
通常は6月23日の慰霊の日前後だから、まだ早いのでは?と言うと、空気が乾燥してきているから、と。そうかもしれない。でも今日は雨。


2012/05/27

太陽光発電量シミュレーション

前回のポストで過去1年間の電力使用状況がわかったところで、太陽光発電のシミュレーションをしてみる。
仮定は以下のとおり。
  1. 場所は那覇市
  2. 設置方角は南
  3. 取り付け角度は30℃
  4. 太陽光発電設備容量は3kW
  5. 設備効率は低めに見て70%で発電
  6. 晴天率は50%(雨晴れ曇り相殺して15日は晴天、15日は雨天)
  7. 時間帯別発電量は8時から1時間ごとに、10%(8)、40%(9)、60%(10)、80%(11)、90%(12)、100%(13)、90%(14)、80%(15)、60%(16)、40%(17)、20%(18)、5%(19)とした。( )内は時間帯
  8. 年間発電量は上記より2,551kWh
  9. 買電単価は27円/kWh@沖縄電力
  10. 売電単価は42円/kWh@全国一律10年間据え置き
ちなみに、ソーラクリニックの沖縄県3kWの場合、年間発電量の推定値は3,000kWhを軒並み超えているので、仮定の2,551kWhはかなり厳し目である。

上のグラフは、(1)赤の棒線が過去1年間の我が家の時間帯別月間累積発電量の平均値、(2)青網掛け面グラフがシミュレーションした太陽光発電量、(3)赤網掛け面グラフは(1)から(2)を差し引いたもの=電力から売買電量、である。
電力への売電価格が42円/kWhに据え置かれそうなので、沖縄電力への買電単価を27円/kWhとすると、太陽光発電量を42/27=1.54倍にすると、売買単価を等価にしたことになり、発電量を増やしたとみなすことができる。
下のグラフが、上のグラフの売電時間帯(=赤網掛けがマイナスの時間帯)の発電量を1.54倍に補正したものである。

200万円の設備投資額でローン金利3%返済期間10年としてゴニョゴニョと計算した結果、太陽光発電設備に投資しても5年前は15年以上かかるとみていた回収期間が11年ほどに短縮できそうなことが分かった。
投資額はまだ抑えられる気もするし(相場:55万円~60万円/kW)、年間発電量は厳しめなので(2割減)、返済期間と同じ10年のドンピシャかも知れない。



2012/05/23

過去1年間の消費電力量 (省エネナビの活用)

省エネナビ(CK-5)を導入して2年半。
日々モニターを眺めて一喜一憂するだけのために導入したわけではないので、心機一転、気合を入れて振り返りを行う。

画像(クリックで拡大)は、省エネナビから抽出したデータを元に時間帯別消費電力量の月毎累積値を面グラフで重ねてみたもの(わかりにくい説明ですいません)。
地層が対象の月、横軸に時間帯、、縦軸が1ヶ月の累積消費電力量である。また、平均値も追加した。
積み重ねられたグラフ全体を見れば1年間の時間帯別消費電力量がわかることになる。
期間は1年前の2011年5月から今年4月までの1年間(CK-5は過去1年間分だけを本体内に保存←3年分くらいだと比較しやすいのだけれど)。
時間帯別の平均の消費電力量を○の折れ線グラフで表した。値は右側縦軸でスケールを左側の1/10である。

午前に小さな山が2つと午後に大きな山が1つある。
午前の山は主に朝食の準備と洗濯乾燥などの家事活動、午後の山は夜間の照明と晩ゴハンの準備、夏のエアコンによる冷房、冬の電気カーペットなどの暖房が主であると思われる。

年間通した月の平均消費電力量は559kWh/月であった。

1時間あたりの消費電力量の
  • 1ヶ月累計平均値は、23.3kWh/h (1日では766Wh/h、以下同じ)
  • 1ヶ月累計最低値は、19.0kWh/h@3時 (624Wh/h) (=待機電力)
  • 1ヶ月累計最大値は、31.2kWh/h@19時 (1025Wh/h)
であった。
1時間あたり結構な電力量を消費しているのがわかる(平均で776Wh/hというのは…)。
ちなみに私の実家では240kWh/月なので、ウチの約半分、電気料金は1/3強で、待機電力は冷蔵庫とTVくらいなのでこの料金で済んでいるようだ。

消費電力を抑えるにはベースラインとなる待機電力をいかに減らすかが鍵となることがわかる。

では待機電力を消費している、または、夜間に常時電力消費している対象は
  • 冷蔵庫、ほたるスイッチ(照明のスイッチ)、アンプ、ガス給湯器、ウォシュレット、 マルチヒーター、PC、ネットワーク機器、プリンター、UPS、シーリングファン(リモコン対応)、換気扇(風呂場とトイレと納戸)、省エネナビ
  • 外灯、車庫外灯(人感センサー付き)
などか。チリツモという感じ。
ちなみにウチにはTVはない

このデータは、節電対策の根拠にするだけではなく、次の作戦(!)に活かされることになる。

2012/05/15

集中:成果をあげるために(猫の例から)

画像はベランダの手摺の隙間から頭を出し、何かをじっと見つめる猫(♀5才)。
一心に集中して何かを見つめているように見えるが、実は何も考えずに目の焦点が合っているだけかもしれない。
彼女に世界征服や我が家の乗っ取りの意志がないことは、時間リソースの集中具合から判別できる。彼女の時間リソースには寝る、食べる、巡回、グルーミングの順で優先順位が割り当てられているのである。
彼女の目的はなんだろうか。

成果をあげるためには集中することが必要条件である(必要十分条件の必要条件は分かりにくい。必然条件と訳すと確かに理解しやすい)。
意識、時間、 お金、人、資産、能力、経験、もろもろのリソースを集中する。
集中しないと、いつまでも始まらない、いつまでも終わらない、細部に目が届かない、構造・仕組みを理解出来ない、 全体を把握できない、何もできない、という結果に陥る事が多い。
運がよければ何もしなくても良い結果が出る場合もあるが、それは奇跡と呼ぶにふさわしい。

何かの分野で世界のトップになるには、目標に焦点を合わせ、それが人間関係だろうが、なんだろうが、足かせやいずれ不要になるものは置いて行ったり切り捨てたりして、限りあるリソースを目標に集中する。
1%の才能と99%の努力、とか、才能とは努力を続けられること、というのはそういうこと。
普通の人は、なかなかそこまで出来ないし、やる必要もないと判断しているから普通なのである。

寝ることと食べることに特にご執心な彼女は、知らずと有閑マダムの地位を着実にモノにしている。
私の素敵な奥様はお猫様とはリソースの集中が違うようで、マダムの域には達していないのは幸いである(猫と一緒にするなって)。

2012/05/12

ある日の夕方と「にじのはしファンド」

ある日の夕方、西日が赤と緑の琉球ガラスを通して差し込んでいる中、3号(♀4才)が放心状態(のように見えて実はプロジェクターで映画を見ていたのを思い出した)。

親鳥が誰に教えられた訳でもないのに、まるでそうすることが義務であるかのごとくせっせと雛に餌を運んでいるように、子どもは親のエネルギーを吸い取り、親は与え続けている気がする。
それ意外に道がないのでは、と思う親は世間には多いのだろうが、そうでない親もいるもまた事実。
エネルギーを吸い取られると同時に親たちが持っている文化も継承されていく一方、「そうでない親」達と子達は知らずと世間でいうところの負を継承してしまい、負の連鎖から抜け出せない場合も多い。

私の素敵な奥様が事務局の一員である「にじのはしファンド」という「沖縄県内の児童養護施設から専門学校・大学等へ進学を希望するお子さんへの支援」サイトを右のカラムに追加してみた。

2012/05/09

エディックス タイヤ:TOYO、TEO Plus

エディックスのタイヤを交換後300km以上走ってみて、タイヤの印象がはっきりしてきたので書いてみる。
いずれも前のダンロップSP SPORT 230との比較が前提である。

静か。
路面の状況に左右されるが、概して音は静か。エディックスが遮音に優れているわけではないので、ある速度域限定であるが、路面との相性がよければ、無音か、というくらいの静かさ。
路面状況の変化は音で伝わる。
突き上げられたときは「タン」または「トン」という音がする。

柔らかい。
轍に取られやすい。
カーブでうっかり曲がるタイミングが遅れて重心が外側に振られるとロールが以前より大きくなった。
重い車やミニバンのような背の高い車には向かないかもしれない。

転がる。
よく転がるので一応エコタイヤ感はある。
燃費が向上したかどうかはまだわからない。

結論。
特徴がはっきりしているのが好ましい。
耐久性だけが不明だが、著しく劣るようでなければ、次もこれでいい。

アヌビアス・ナナの花

こちらでもちらっと紹介したグッピーの小型水槽にアヌビアス・ナナに花が咲いた。
画像では1輪だが、撮影の後日2輪目も咲いて、結構長期にわたり咲き続けている。

グッピー達は元気で、1匹が水槽外へダイブして★になった以外は、好調、成魚が4匹、うち2匹がこの水槽生まれ、さらに稚魚が5〜6匹程いて、少子化とは無縁の世界。

2012/05/05

ハーリーと鯉のぼり

今年は年初めからあまり晴れることなく雨も多い。
今日、太陽光発電の営業の方と立ち話をしたが、こういう天気が続いたんじゃ商売もやりにくいだろうな。

先日の5月3日は那覇ハーリー初日。
珍しくお昼前から晴れだした。
ハーリーとは爬龍船競争、ドラゴンボートレースのこと。
1号(♂12才)が果敢にも中学校代表に立候補して選手として参加した。もっとも男子は数が足りず女子も助っ人として参加してもらったようだ(レースは男女別)。スタート直後にもかかわらず、すでに大差をつけられている。ドラの音に合わせるべき櫂さばきもバラバラなのは画像からも見て分かるとおり。スピードはタイミング(ドラの音に合わせて一緒に、でないブレーキになる)、ピッチ(櫂のストロークの回転の速さ)、櫂の深さ(深いほど多くの海水を)、ターンの効率(最小の距離)、で決まるようだ。、風の強い日はコース(岸壁側が有利)も重要。
結果は全18チーム中下から3番目。強いチームは学校内で選抜があり、選手に選ばれなかった生徒には泣く子もいるらしい。
ドラ叩き役は、簡単なようで案外ドラが重いし、負けたら責任を負わされるらしいので肉体的精神的に重労働とは、知り合いの弁。

さて、5月5日はこどもの日、端午の節句。
今まで使ってた鯉のぼりが経年劣化、10年のうちに口の周りが穴だらけになってきたので私の素敵な奥様が実家より高校進学した孫2名の分を引退させることになったとして2匹を調達、1匹を新規購入という形で新調した。 吹流しは遊泳場所の狭隘化に伴い引退の憂き目。
3匹ともに一緒に泳がせるのも後数年か。
新参者の鯉のぼり達は2号(♀7才)の魔法により浮いている。

2012/05/04

月桃の花

狭い庭の月桃(ゲットウ、沖縄名:サンニン)に三房のつぼみがなりました。
私の素敵な奥様がそのうち二房頂戴して家に活けています。
白い蕾の内側には黄色をバックに赤い線の入ったまるで蘭のような花が隠れています。
月桃の香りは独特なもので、世界的にみても独特だったのではないかな(根拠を探せず)。
月桃の香り成分については、このひまわりさん記事が詳しいです。

画像には一房だけですが、もう一房は奥に写っている水色のシャツの3号(♀4才)が剣の代わりとして遊んでいます…。

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