2013/11/11

TEDxRyukyu 2013 に参加

TEDxRyukyu 2013 に運良く参加しできたので備忘録。
プレゼンの様子などはそのうち動画がアップされるので、その時に書こうと思う。
で、実際どうだったかというと、9:30に会場について、18:30に会場を後にしたので9時間もいたことになるが、全然退屈しなかった、と言えばわかってくれるだろうか。

終わった直後のTweetがこれ。
「プレゼン技術ではなく、思いやパッションが大事」と最後に司会のディビッド・シェンさんが言っていたが、運営陣にパッションを感じることが出来たのだから、プレゼンも悪くなるわけがない。
洗練されていないプレゼンもあるにはあったが、かと言って中身が無いわけではなく、彼らの生き方がプレゼンに投影されているのは感じた。
代わりに私がその場に立ててるかというとそれは十分怪しいのだから、彼らは凄いのだし、実際凄いのだと感じた。

運営は、会場設営、プレゼンの構成、合間合間にいれたビデオのTED Talkの選び方、司会、進行、どれもよかった。北朝鮮からの脱出した少年のTalkにはしばし涙が止まらなかった。
音楽はYURAIというユニットで、ボーカルの上手さ、二胡の自然を模した響き、キーボードの支え、どの曲も素晴らしく、飽きることがなかった。
ランチ無料に、飲み物おやつ付きとは、これ如何に!

あえて言えば、
  • USTREAM中継があるとは直前まで知らなかったので知っていれば行けなかった人に教えることが出来たかな
  • 子ども同伴可能だったことを最初から知っていれば1号(♂13才)を連れて行けたのに
と思ったことくらいか。

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ところで、職場でもTEDもどきの仕掛けを行っているのだが、食いついてくる人(スピーカーになる人)は限られていて、これはこれで悩ましい。

2013/11/06

AirMac Express導入

MacBook Proを買うついでに、無線LANルーターを802.11nもしくは802.11ac対応と、iPhoneから印刷出来るようにAirPrint対応を狙ってみた(前庭神経炎から復活して物欲ハイになっていたと思われる)。

ウチのプリンタはブラザーのDCP-750CNであり、LAN接続で使用している。AirPrint未対応であることは知っていた。
右の画像の謳い文句を読むと、AirMac Expressから印刷できそうではありませんか?
AirMac Expressの背面にはプリンタ用のUSBポートが用意されています。このポートにプリンタをつなぐだけで、すぐにすべての部屋にプリンタがあるような 感覚になるでしょう。AirMac ExpressはMacとWindowsパソコンの両方に対応しているので、家中みんなで1台のプリンタを共有できま す。もちろん、すべてがワイヤレスです*
で、AirMac Express(MC414J/A)を購入した。高いけど。
しかし、である。
LANでもAirMac ExpressにUSB接続しても、どうやってもプリンタがiPhoneから見えない。
そうです。私は見逃していたのである。謳い文句にある文末の "*" マークを。
"*" の先を探すとHPの下にはこう書いてあった。
* USB経由のワイヤレス印刷には、対応するプリンタとOS X v10.2.7以降、Windows XP(SP3)、Windows Vista(SP2)、Windows 7(SP1)、Windows 8のいずれかが必要です。
ワイヤレスインターネットアクセスには、ワイヤレス対応コンピュータまたはデバイス、ベースステーションなどのアクセスポイント、インターネットアクセスが必要です(使用料がかかる場合があります)。
「対応するプリンタ」で無ければ、印刷できないことを理解した。
AirPrintに対応していることが必須条件であったのだ(本文に "AirPrint" って書いてよね!)。
AirPrintは機能だと思っていたのだが、プロトコルそのものだったのね。
まぁいいや。

結局、handyprintというAirPrint非対応のプリンタのためのソフトをMacBook Proにインストールして、MacBook Proをプリンタサーバーとすることで、iPhone/iPadから印刷することが出来た。

ということで、我が家の無線LAN環境はMacAir Expressで802.11gから802.11n対応になった。

AirMac Express導入前後でiPhone5のトラフィック速度を測定してみると5倍以上速くなっていることがわかった(ダウンロードで8.17Mbpsから49.08Mbpsへ向上)。

購入にあたっては事前の調査不足であったが、AirMac Express自身はコンパクトで美しいので、これはこれでいいと思うことにした。高いけど。

2013/11/05

MacBook Pro(13インチ Retinaディスプレイモデル整備済製品)

2008年7月に中古で購入して6年目に突入した我が母艦MacBook (Early 2006, MacBook 1,1, Core Duo) が最近どうも遅く感じられ、ファンも回りっぱなしうるさくて、作業をする気がしない(これホント)。
発売は2006年なので、前の使用者から数えて8年目で、法定耐用年数(4年!)を2倍も過ぎているので、引退の時期を迎えたと考えてもよさそうだ(えっ? 自分が買いたいだけでは?)。

10月に新しいMacBook Proが発表になったタイミングで旧製品が安くなるだろうとの見込みと支払いが12月のボーナスになることを当て込んで、Retinaディスプレイモデルに決め打ちして、整備済製品を購入した。Retinaディスプレイを使うともう元には戻れない(PCにはこれ以上の性能向上は望まない)。
Appleの整備済製品を購入するのは2度目で、1号(♂13才)の日々の学習用を主目的として、7月にiPad(第4世代、Retinaディスプレイ、32GB)を購入したことがある。
今回は箱が正規品とは異なっていたが、iPad含めて製品自体には特に問題はない。

価格は税込みで110,100円也。
我が家での最高額の家電製品となった(ドラム式洗濯乾燥機より高いぞ)。

MacBook Proのスペックは次のとおり。
  • 整備済製品
  • 13インチMacBook Pro (MacBookPro10,2)
  • 2.5GHzデュアルコアIntel i5
  • Retinaディスプレイモデル
  • 2013年10月発売モデル
  • 13.3インチ(対角)Retinaディスプレイ、解像度2560 X 1600(227 dpi)
  • 8GB 1600MHz DDR3L SDRAM
  • 128GBのフラッシュストレージ
  • 720p FaceTime HDカメラ
  • Intel HD Graphics 4000
  • OS X 10.8 Moutain Lion (→ 導入後すぐに OS X 10.9 Mavericks へアップグレード)
Retinaディスプレイには満足。我が家のディスプレイがついているApple製品はiPhoneを含めすべてRetinaディスプレイ対応となった。

トラックパッドは感触がチョー気持ち良い。まだ慣れないし、仕事ではThinkPadのトラックポイントを好んで使っているが、このトラックパッドは癖になりそう。

逆にキーボードはキーの材質がペナペナしていてあまり好みではないが、タッチはまぁまぁ合格点。

フレッシュストレージの容量が128GBと小さいのが気になったが、MacBookの2倍はあるし、画像・動画は外付けHDDで管理しているので、特に問題はないと判断した。

ちなみに、MacBookのUSBにはHDDが2台、iPhoneが充電のために2台つながっていて、移行作業時にそれを外すとファンは静かになる ことに気づいた。USBで高負荷をかけていたことがわかって、やはり交換して正解かな、とも思った(後ろめたさゼロの自己肯定感!)。

購入したのはこれだけではなかったのだ(物欲だ…)。

2013/11/04

ヤンバルクイナの動画(ヤンバルクイナ生態展示学習施設にて、2013-10-16)

1号(♂13才)から、先月のキャンプの際立ち寄ったヤンバルクイナ生態展示学習施設で、1号が撮ったヤンバルクイナが疾走する様をぜひYouTubeにアップしろ、とせがまれたので、以下にアップした。
33秒後に餌を見つけて疾走する様子を撮っている。



オリジナルの動画はもっとブレが激しかったが(shaky!)、YouTubeにアップした際、 YouTubeで補正をしてくれた。

2013/11/03

「子どものうそ、大人の皮肉」松井智子著

何かで推薦されていたので購入。
その「何か」がなんだったのかは忘れてしまった(恩知らず)。
発達障害と言葉や会話がキーワードだったかな。

本書は「そうだったんだ!日本語」シリーズのひとつではあるが、日本語にこだわっているわけではなく、会話によるコミュニケーションについて洞察した本(画像をクリックするとアマゾンの該当ページへ)。

「おお、これは!」と面白かったのは、聞き手には
  1. 解釈の仮説をたてる際、認知的な労力がかからないものから順に試すようにせよ。
  2. 期待した価値のある解釈が得られたら、そこで解釈を追える終えるようにせよ。 (p. 137)
というロジックが働くということ。つまり、聞き手は「聞く労力を節約しようとする」し、「最初の解釈にたどり着くとそれ以上の解釈の追求を中止する」ことになる。
これは、会話だけではなく、人の思考そのものにも当てはまるのではないか。例えば、歳を重ねるにつれて持論、ものの見方が一方的になりやすいものだが、これは
  1. 思考を節約しようとする
  2. 最初の解釈にたどり着くとそれ以上の追求を中止する
ということそのものではないか。

一方、話し手はというと、話し手は自分を過大評価しがちで、親しい人が聞き手だと理解度が高いと思いがちだが、案外そうでもないという。
また、聞き手としてより、話し手としての能力は個人差が大きく、学習・訓練の甲斐があるとも。

この本をベースにもっと会話における話し手と聞き手の勘違いを強調したアイキャッチーな本を作れるのではないか、随所に出てくる3才の息子さんの成長に合わせた続編を書いてくれるのではないか、と思った次第。
ちなみに、本書に引用例としてでてくるピーター・セラーズ主演の映画「チャンス(Being There)」を借りてみたのは言うまでもない。

2013/11/02

太陽光発電実績(1年目)

太陽光発電を設置して1年が経過した。
1年の発電量と収支を振り返って、今後の投資回収予測を立てみよう。
期間は 2012/10 〜 2013/9。

発電量 (青の面グラフ)
  • 最大: 440 kWh (2013/7)
  • 最小: 184 kWh (2012/12)
  • 平均: 305.5 kWh
  • 年間: 3,666 kWh
年間発電総量(累積)は、購入前シミュレーションの推測値 2,551 kWh をかなり上回った(+43%)。
消費量 (赤○の折れ線グラフ)
消費量は、
  • 最大: 527 kWh (2013/7)
  • 最小: 478 kWh (2012/11)
  • 平均: 498.5 kWh
  • 年間: 5,982 kWh
であった。
年間を通じて±5%程度の変動で、案外季節要因が少ない。
他所と比べても電気を使っている方だな、これは。
ちなみに2年前の月平均は 559 kWh だったので、その時よりも1割減となっている。理由はよくわからない。

自家消費量(緑○)、買電量(橙▽)、売電量(黄○)
年間の消費量を100%としたとき、自家消費量、買電量、売電量、発電量(それぞれ年間)には以下の関係が成り立つ。
  • 消費量(100%) = 自家消費量(27%) + 買電量(73%)
  • 発電量(61%) = 自家消費量(27%) + 売電量(34%)
全日射量と発電量
気象庁の過去の気象データ検索から毎月の全日射量(MJ/m^2)と発電量の相関係数を求めると 0.979 と非常に高い値が得られた。

収支
これ以降は、実際に沖縄電力からの請求額(買電額)および入金額(売電額)から、収支を求めてみる。
沖縄電力の電力量の検針は毎月20日前後で、上記の発電量とは10日ほどずれている。
2013/10は参考値。
また、実績値から単価の平均を求めると 26.8円/kWh となった。

買電額、売電額、実支払額
  • 買電額 = 115,724 円/年 (@26.8円/kWh)
  • 売電額 = 85,680 円/年 (@42円/kWh)
  • 実支払額 = 30,044 円/年
みなしの電気料金(売電額)
年間の総消費量が 5,982 kWh であることから、太陽光発電を導入しなかった場合のみなしの電気料金は
  • 5,982 kWh/年 x 26.8 円/kWh = 160,283 円/年
となった。

みなしの削減額
実支払額が30,044円であったことから、みなしの削減額はみなしの電気料金から実支払額を引いたものになる。
  • 160,282円/年 ー 30,044円/年 = 130,239円/年
回収推定
設備投資額は150万円である。
みなしの削減額で割ると、回収期間が求められる。
  • 1,500,000円 ÷ 130,239円/年 = 11.5年
とでた。

想定していた10年弱より長くなった。
別途、考察する。

年間の消費量が1割ほど減ったおかげで、却って、お得感が減になったようだ。
試しに買電額を1割増のさらに売電量の割合(74%)の7.4%増とすると、みなしの削減額が増えるので、8.4年での回収期間となった。
払ったお金が増えるほど、お得感が増すのも変な話ではあるが。(→ 追記参照)

結局のところ、お天道さま次第であるので、8年から12年の期間で回収するくらいの気持ちでいいのかもしれない。

(2013/11/16 追記)

消費すればお得になるのはおかしいのでは、というご指摘があり、それもその通りなので一部訂正。
想定時とずれを見ると、消費量が減って、電力からの買電額は実績額であり固定なので、計算式(節約額 = みなしの電気料金 ー 実支払額)だけを見て、差分が大きなるためには、みなしの電気料金=消費量を大きくすればいいので、そう書いてしまった。
しかし、よく考えれば、消費量が増えると電力からの買電額と自家消費量も増えるので、結局は節約額に変わりはなさそうである。

お得になるためには、一にも二にも消費量を減らすこと。
そうすれば電力への支払額の削減と自家消費量の削減が見込め、併せて売電額の増加が見込めるので、回収期間も短くなるだろう。

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