2019/02/28

DAHON HORIZE パンク修理失敗の巻

自転車がパンクしたので修理したら、えっ?というところで失敗したというお話。
起こった出来事をまとめると次のとおり。
  1. パンク発生
  2. パンク修理キット購入
  3. パンク修理失敗 (多数穴あけ)
  4. チューブ購入 (Schwalbe 40mm)
  5. バルブ短い (空気入れとの相性)
  6. バルブエクステンダー購入 (Schwalbe 17mm)
  7. バルブエクステンダー太すぎ (空気入れとの相性)
  8. チューブ購入 (TIOGA 48mm)
  9. チューブ破裂
  10. チューブ交換完了
お時間ある方は続きもどうぞ。

パンク発生
朝起きてすぐに30分ほど首里周辺を漕ぐのを日課としている。
ある朝いつものように首里城正面の坂をサーッと気持ちよく下っていると、後輪からパタンパタンを音がし始めた。
パンクだパンク!
自転車を押して帰る。
平日なので仕事だけど、まだ時間はある。
その日のうちに仕事帰りに自転車店によって、パンク修理キットを購入する。

パンク修理開始
土曜日、仕事は休み。パンク修理を始めるよ。
あらためて後輪をよく見ると、釘が刺さってる。
抜いてみると、手作りの釘。
ふむ、いつの時代の釘だ?
とりあえずこの釘は保管することにして、パンク修理にとりかかる。

パッチを4枚も使って、そのうえ失敗
初めてのパンク修理なので、ネットやYouTubeなどを参考にして(ほんとに便利ですね)、修理をする。
パッチを1枚貼って、水を張ったバケツで確認すると、まだ穴が空いている。ゴムのりの量が足りなくてパッチに隙間が空いている。
もう一度やり直して、バケツにつけると、修理したところの反対側からぶくぶく泡を吹いている。
釘がチューブを貫通していたようだ。
つまり、パンク箇所は2箇所。
2箇所目のパンクも修理する。
バケツで確認すると、えっ? 小さい穴が4箇所もあるよ。
パッチをさらに2つも追加して、修理する。
これが3枚目の画像。
バケツで確認する。
えっ、さっきの4箇所とは裏側でまた小さい穴から泡がぶくぶくと。
これは、パンク修理の最中に穴を開けたに違いない。
ええ、わかりましたよ。
チューブとパッチの密着を高めるために修理キットに入ってた簡単なヤスリでこするのだが、そのときチューブの下に敷いていたのが画像の板なんですよね。
板をなでてみてもささくれは感じないので、微妙なところで穴を開けてしまったしまったんだな。
残るパッチ1枚だけでは、この穴は塞げないし、パッチだらけで不安も残るし、このチューブはもう使えないと判断して、チューブを購入することにした。

Schwalbeの7SV
HORIZEのタイヤサイズは406の20x1.95(仏式)である(偉そうに書いていますが、理解が進んだのは最近のこと)。
このサイズのチューブは店頭には置いていないはず、と思い込むことにして、ネットを徘徊すると、選択肢があまりないのですね。
まずは、Schwalbeの「7SV 20×1.50-2.50 チューブ 仏式 [自転車仏式チューブ 40mmバルブ ETRTO:40/62-406/428]」を購入。
1本792円(送料無料、ヨドバシ・ドット・コム)。
なぜか到着に10日かかる。
これはバルブの長さが40mmなんだけど、ウチの空気入れ、パナレーサーのワンタッチ式「BFP-02AGEZ」だと、口金がうまくバルブをキャッチしてくれなくて、手で口金を抑える必要がある。
左手で口金、右手で空気入れのハンドルを上下させるのは結構辛い。
で、Schwalbeにバルブエクステンダーとバルブを延長するアダプターがあったのでこれを手に入れる。

Schwalbeのバルブエクステンダー 17mm
長さ17mmの2本入りで1,280円(送料無料、アマゾン、IMPORT ONE)。
2日で届く。
取り付けた画像は4枚目。
上側の太いのがSchwalbeのチューブにバルブエクステンダーを取り付けた状態、下がオリジナルのバルブを並べてみた。
長さは問題なさそうだ。
しかし、残念なことに、太さが影響して、空気入れの口金のところから、空気漏れを起こす。

TIOGAのTIT12808 20" x 1.75~2.125" 48mm
2本で1,584円(送料無料、アマゾン、まんぷろWEB事業部)。
1,500円以上で送料が無料になる上、1本+送料より安いので、迷わず2本を購入。
なぜか6日もかかって届く。
あとになって知るが、2本目も買ったのはファインプレーだった。
バルブ長は48mm、オリジナル(Kenda Kwest)もそのくらいだったので行けるだろうとふんだ。


チューブ破裂
調子に乗って、タイオガのチューブをホイールにセットして、自転車に組み付ける前に、空気を入れて問題がないか確認する。
空気入れとの相性もいいようだし、今後チューブはタイオガ一択かな。
だんだん圧が高まっていつも乗るときの空気圧に達した瞬間、前触れなしにパンッ!と破裂。
5枚目の画像にチューブが避けているのがわかるだろうか。
それにしても危なかった。
乗ってる最中にパンクしたら、どうなっていたことか。
チューブの入れ方が悪かったのが原因と思う。
タイヤのビードとホイールの間に挟まったのかな。

経験値を積んだと気を取り直して、見えざるファインプレーで余分に買ったチューブでパンク修理を続行する。
今度は丁寧に仕上げて、問題なく終了。

まとめ
パンク発生から修理完了まで3週間ほどかかりましたよ。
生まれて初めてパンクを修理をして、これだけ経験を積んだのだから、ヨシとするわ。

2019/02/20

エディックス フィルター類交換と5回目の車検

エア・フィルター(エア・エレメント)とエアコン・フィルターを交換した。
前回( エディックス、フィルター類交換 )は5年前、6万2千km、今回は12万7千kmなので6万km使用したことになる。
エア・フィルターの推奨交換距離は5万kmなので少々超過、エアコン・フィルターに至っては1万km〜2万kmなので大幅に超過している。


エア・フィルター (エア・エレメント)
2枚めの画像は、エア・フィルターのビフォー・アフター。
左側が新品。
右側はそこそこの汚れ。
前回は真っ黒だったので、えっ、こんなもん?と拍子抜けした。
しかし、交換してみると、効果はてきめん!
エンジンが軽く吹け上がり、アクセルの踏みこみにダイナミックに反応するようになって、スポーティさを取り戻した。
エンジンがなんとなくもさっとしてる、かったるいな、と思われる場合はエアフィルターの汚れを疑うべきかもしれません。


エアコン・フィルター
もう一方のエアコン・フィルターは真っ黒クロスケ、早めに交換すべきだった。


5回目の車検
そして、5回目の車検をお願いして本日受け取ってきた。
購入から11年目になる。
特に交換する部品もなく、万事良好とのこと。

さて、次の車検は2年後で13年目を迎えることになるが、新車登録から13年を超過した場合、自動車税が「自動車税のグリーン化特例」という名のもとに上がることになっている。
具体的には年39,500円から年45,400円への増税(重課税)だ。
我が家の自動車は、最低でも15年は使うつもりでいるので、税金が上がることになるが、車を買い換えるよりはよっぽど安いよね。
国も痛いところを突いてくるよな。
ちなみに、普通自動車の法定耐用年数は6年ですが、中古車は新車登録から4年目以降は一律2年となるらしいけど(たとえ10年目でも!)、同じ車なのに新車と中古車の耐用年数の考え方が違うっていうのは不思議ですね。

2019/02/13

Google Home Mini の音質

今年の取り組み「去年のことは今年のうちに!」

昨年、気になるところがあって、書きかけだった記事ですが、細かいことは気にしないことにしたので、公開します。
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年末(2017年末)に Google Home mini を私の素敵な奥様へのクリスマスプレゼントと称して購入しました。
プレゼントなので所有権は彼女にあります。

コイツで音楽などを聞いてみると、小さい割には音がいいのです。
オーディオ的に云々はさておき、案外バイオリンやオーケストラなどのクラッシク、ロックやジャズもいけます。
音楽の聞かせどころをよく知っています。

ということで、早速、音質の秘密を探ってみたいと思います。

と大上段に構えたのはいいものの、我が家では測定環境が整ってません。
次善の策としてiOSのアプリでスペアナ(スペクトラム・アナライザ)またはRTA(Real-Time Analyzer)と呼ばれる周波数解析ツールを複数使って周波数特性の傾向を見ることにしました。
アプリごとの結果から共通点を探っていく感じです。
共通点というとiPhoneのマイクを含めた特性も含まれてしまいますが、 目をつぶります。
アプリは、SoundBeam、RTA Audio、ATAです。

測定用の音源はGoogle Homeに内臓されているホワイトノイズを使います。
"Ok, Google, whitenoise" と言えればかっこいいんですが、実際の発音は「オッケー、グーグル、ホワイトノイズ」とカタカナ英語でも認識してくれます。
厳密に言うとこのホワイトノイズが本当にホワイトノイズか?となるのですが、目をつぶります。

測定方法は、軸上30cm、つまり、Google Home Mini の真上30cmにiPhoneのマイク部分を置いた形で測定し、次に真横30cmで測定します。
距離が30cmなのは周囲の影響を避けたいという理由によります。
また真横から測定したのは、うちの場合、高さ1mの高さの場所に設置していて、音を真横から聞くことが多いので、どんなものかと思ったっためです。
厳密な測定方法ではありませんが、ある家庭でのお遊びということで、目をつぶります(3回目)。

まず、測定順でSoundBeamから始めます。
最初は軸上30cm。
低い周波数(画像左側)から見ていきます。
低音は、200Hzから300Hzにかけてなだらかな山があります。
中域は、1kHzと3kHzの中間より3kHz側、2kHzくらいに目立つ山があります。
その後、3kHzで一旦落ち込みますが、3kHzと10kHzの中間、5kHzくらいに山脈のような山があります。
10kHzを超えるあたりの高域にも急峻なピークがあります。

下の画像がMiniの真横30cmの距離から測定した結果です。
軸上30cmと比較すると、300Hzを超えたところと1kHz手前で落ち込んでいますが、大まかな傾向は似ています。
5kHzあたりの山がはっきりとしています。
全体的に山が急峻になっています。

次に、RTA Audioです。
軸上30cmの画像を取り忘れて、真横30cmの画像だけです。
やらかしました。

200Hzの山、2kHzから3.5kHzの山、5kHzから12.0kHzの山が見えます。
全体にあまり細かくありません。

最後にATAです。
まず、軸上30cm。
125Hzの山、4kHzから8kHzの高い山、10kHzから14kHzくらいにさらに高い山があります。
次に、真横30cm。
200Hzのところに低い山、500Hzに山、1.25kHzに山、2kHzから2.5kHzに山、3kHzで一旦谷ができ、4kHzでまた上がって、10kHzと12kHzあたりに最も高い山が見えます。

さて、3つのRTAの結果から何がわかるでしょう。
測定条件が同じ、軸上30cm同士、真横30cm同士で比較するのが良さそうです。
軸上30cmでは、125Hzから200Hz付近を頂点としてなだらかな山、次に2kHzあたりの山、最後に10kHzを超えたところに山を構成しているように見えます。
次に真横30cmではどうでしょう。低域は200Hzの山と500Hzの山の2つに割れ、中域は2kHzを中心に山、高域は10kHzから12kHzで山が見られます。

低域、中域、高域のそれぞれで帯域を持ち上げることによって、うまく聞かせどころを作っているように思います。
帯域はフラットではないので、特性優先ではなく、聴感を重視して何度も何度も調整を重ねた末に出てきた音に思います。
開発者の中にセンスの良いサウンドデザイナーさんがいるんでしょうね。

限られた大きさ、コストという制約のもとで、ここまで作り上げてしまうのは、スマートスピーカーでは音も重要な機能だと開発当初から考えてくれているようで素直に嬉しいですね。


(2019/2/12追記)
ホワイトノイズを出さない「暗騒音」の状態でも測っておくべきでした。
そうすれば、特性の傾向がよりはっきりわかりました。

2019/02/05

3号の共感覚

3号(♀10才)がある日、数字には色があると不思議なことを言うので、もっと詳しく聞いたところ、色の他にイメージがあるらしい。
メモしたので公開する。
0
黄色、光、丸、星
1
赤、始まり、しっくり
2
ピンク 、優しい
3
オレンジ、明るい
4
青、死、悲しい
5
黄緑、木、反対にしたら木に見える
6
肌色、人間、反対にしたら人間に見える
7
紫、ラッキーセブン、自分のラッキーカラー
8
3と同じ
9
赤、10の前の色
10
水色、水

数字の形、音から想起されるイメージがメインだろうか。
これを「共感覚」というらしい。
以下、Wikipediaから。
ある刺激に対して通常の感覚だけでなく異なる種類の感覚をも生じさせる一部の人にみられる特殊な知覚現象をいう。 例えば、共感覚を持つ人には文字に色を感じたり、音に色を感じたり、形に味を感じたりする。 英語名 synesthesia は、ギリシア語で共同を意味する接頭辞 syn- と感覚を意味する aesthesis から名づけられた。感性間知覚。
数字に色がつくパターンもWikipediaに記載がある。
想像豊かで素晴らしいが、学業面では算数が苦手であるので、共感覚が邪魔をしていると邪推している。
数や量として数字を扱うには、2は偶数、4は2の倍数とか感じてほしいのに、優しいとか悲しいという数字にまとわりつくイメージは余計な情報となってしまうのではないか。
ただ、3号から共感覚を取り除くのは、角を矯めて牛を殺すようで酷な気がするので、算数については四則演算がちゃんとできれば良しとしよう。

画像は、3号が、あるイベントのために短時間で仕上げたキーホルダー。
あっという間に完売した。

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