2012/01/31

LinkStationのファンが異音(うるさい)

BUFFALOのLinkStation(HD-H250LAN)のファンから異音、音が大きくなってきた。
夜中に音がするのはこれだけ、というか、音が大きいので時計の音などがマスクされて聞こえない。

実はこれで2回目で、前回はファンを交換せずに、こちらのサイトを参考にグリスアップで済んだのだった(感謝!)
今回も同じようにやってみる。
まずは、電源ボタン長押しで電源を落とす。
ピンセットであちこちにある給気口のホコリを取り除く。
画像をよく見ると、隙間はホコリだらけであることがよくわかる。
箱の取り外しはちょっとだけ面倒(上下4つの爪のところ)。
首尾よく筐体が開いたら、ファンを筐体から外す。
ファンにも埃がついているので綿棒で拭きとる。
先の蝉時雨さんのサイトを参考にファンにグリスアップする。
ファンを元に戻して、確認のため電源をい入れると、うーん、改善されていない。
気を取り直して元に戻す。 電源を入れる。
やっぱり改善されていない。
これは、ファンを交換しないとダメかな。

2012/01/30

TED

TEDという非営利団体の面白い活動がアメリカを中心にある。
中世ヨーロッパの貴族のサロンで行われた知的活動のようなものを今風に発展させたものと解釈している。

東京各地(Wikipedia)でも(自発的に)開催され、沖縄でもやったみたいだ。

日本語訳も賛同したボランティアが行なっている。

スピーカー達の人生が表出されるプレゼンのお手本みたいな。

印象的なトークはいくつもあるが、個人的なイチオシはこれ;

マーク・ベゾス:ボランティア消防士が語る人生の教え (日本語訳付)

マーク・ベゾスは、ボランティアの消防士としての活躍を導入の物語として(全体の2/3)、できることから始めませんかと問いかける。
まずは自分が百万ドル稼いでから誰かの人生を変えようなど待っていてはダメです
与えられるものがあるのならば、今それを与えてください
(略)
誰かの命を救う機会は毎日訪れるものではありませんが、誰かに影響を与える機会は毎日あります
彼はロビンフッドという、ニューヨークにある貧困と戦う非営利団体のメンバーである。
火事現場へ2番目に乗り込んで、家主の靴を持ってくるというようなちょっとカッコ悪い話で特別な人ではないことをユーモアを混ぜてアピールし、そこから本業への関心を呼び込む。
堂々とした態度やユニフォーム、つかみとオチの構成もドンピシャ、感動した。
Save the shoes!





2012/01/16

「宇宙創成(上)(下)」サイモン・シン著(青木薫訳)

昨年の初め頃購入。
面白かったので二度三度通勤のモノレールで読み返した。

星は何でも知っている」((c)平尾昌晃)のに、我々の多くは星のことをよく知らない。
さらにその星が存在すると言われる宇宙のこともよく分からない。
宇宙の果てはどうなっているのだろうか、宇宙の始まりと終わりはどうなっているのだろうか、そもそも始まりがあったのかどうか、 多くの人が素直に思っている疑問の秘孔をサイモン・シンはついてきた。

宇宙を巡る人類の想像力と知恵の軌跡を描いたもの。

単行本のときの邦題は原題の"Big Bang"の直訳にスパイスを加えて「ビッグバン宇宙論」であった。
文庫化にあたって訳者は再度手を入れ、「宇宙創成」とした。
つまり、この本はビッグバンについてだけ論じた本ではなく、理論も観測用の道具も揃わない古代から、現代の最有力理論であるビッグ・バン理論に至るまでの、宇宙の「発見」にまつわる科学的手法とその科学者たちについて延べられた本であると、訳者は考え直した。

数式は極力排除され、その時代時代で宇宙論の振り返りを行い、宇宙論を俯瞰する。
天文学者など科学者も所詮人間くさく、嫉妬や名誉欲がつきまとい、理論の良し悪しとはかけ離れたところで論争を行い、従来の理論が新しい理論に置き換わるまでには一世代を経る場合が多いことも赤裸々に描く。
サイモン・シンは人間臭いのである。

古代は星を肉眼で観察することにより宇宙に関する理論が発展した。
その肉眼を強化する形で望遠鏡が生まれ、より星空を高解像度で観察することにより、新しい理論が生まれた。
さらに、肉眼で見える光の領域だけでなく、電波全体に観察対象を拡大することで、理論が置き換えられていった。
そのさらに、壮大な宇宙のことを知るために、今、周りを取り囲む物質の元である微細な原子のことや量子論を導入することで、現在のビッグ・バン理論に続いているのである。
宇宙に水素とヘリウムという元素が格段に多いのはなぜ?
重い元素ほど量が少ないのはなぜ?
そもそも複数の元素があるのはなぜ?
全ては宇宙には始まりがあり、しかも、すべての原子が1箇所に凝縮された特殊な環境から解き放たれた、そう考えるとつじつまが合う、らしい。

星について言えば、何度も星空観察に参加しているにもかかわらず、星座は北斗七星とその先にある北極星、あとはオリオン座くらいしか知らない私である。
その私がこの本から分かったことは次の通り。
Q. ビッグバン以前はどうなっていたか?
A. わかない

Q. 宇宙の果てはどうなっているのか?
A. わからない
現在、最有力な理論であるビッグ・バン理論も、まだ、未完成なのである。
未完成ではあるが、あとは肉付けをしていくだけだと多くの天文学者から楽観視されている。

人類がいなければ宇宙という概念は存在しなかった。
そもそも古代の人類でさえ、宇宙に関する知識は乏しかった。
人類以外の動物がこの概念を持っているとは思えない。
人類の想像力と知恵が宇宙を宇宙たらしめているし、逆に人間たらしめているとも言える。
星を知れば宇宙が分かる。
「星は何でも知っている」ことを知っている人類は相当すごいのかも知れない。

2012/01/07

よく見ると…

クリスマスイブイブに1号(♂11才)を名護の源河川上流でのボーイスカウトのキャンプに連れて行く途中、昼食に寄った名護の飲み屋街で見かけた店の看板。
「やなかーぎ」とは「やな」が「ダメな」という否定の形容詞で、「かーぎ」は「姿形」を表す名詞、合わせて、…という意味になる。
準備中の店内をよく見ると、
お客様
募集しています
の張り紙が。

沖縄には、こうゆう風に開き直った店が結構ある。
# クリックすると大きくなります。

2012/01/03

背景の画像を変えてみた&謹賀新年

新年だし、背景を海の絵のままというのも無いだろう、ということで画像を変えてみた。
白い壁に映る朝焼けの影、というところ。
影の主役はアンプの上に乱雑に置かれたCDや小物たちと吹き抜けに吊り下げられたモビール。

ここを訪れてくださった/くださる皆様にとってよい一年でありますように。
恭喜發財!

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