2013/05/30

ネットっていいなぁ、思うことしばしば。

2週間前に梅雨に入って以来、久しぶりに天気が良くて、でも、湿度は高いので蒸し暑い沖縄であるが、南風が吹いているので、何とか快と不快の間の均衡を保っている。

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最近はTwitterで時間をつぶし気味である。
Twitterのタイムラインに流れるフォローしている皆さんのツイートを眺めては、たった140文字に込められている言葉の背景を考えるにつれ、自分の思考の浅さを思うことしばしば。
本などとはまた違った刺激を受けている。本から受ける影響を刀で切られるようなものだとするとTwitterは千本の針で始終ちくちく刺されているようなもの。

と同時にインターネットっていいなぁ、と思うことしばしば。
ネットで情報格差がなくなってきたことが帰沖を後押しする条件の一つだったので、ネットの隆盛がなければ沖縄に帰りたくても帰れないことになっていたかもしれない。
市井の無名の人々が(一部有名な方もいますが)、これほどまでによく考えていたり経験したりしていることを千本の針で刺激されるのは、十分すごいことだと思う。

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画像はちょっとブサ顔の猫。
子どもにビニールを巻きつけられている。本心はイヤなはずだけど、なすがまま、キュウリがパパ。
モデルの彼女は「写真を撮られると魂も取られる」とでも思っているかのようにカメラ嫌いであるが、モデルに警戒心を抱かせた時点でカメラマンとして失格しているのかもしれない。

2013/05/26

TW-741EXのトラブルまとめ

直前のポストTW-741EXの引退とNA-VX3101Lの登場で引退即退場されたTW-741EXのトラブルを振り返ろう。

乾燥ルートの綿埃の集積
現象 : 乾燥しても衣類が湿っている、乾かない、異臭がする
原因 : 乾燥ルートに綿埃が集積している
対策 : 乾燥ルートの清掃
参考 : 
乾燥機能をよく利用すると、そのうち必ず発生すると思われる。
清掃するだけだが、分解時にネジの種類が多いのは注意。再組み立て時に間違ったりそもそも無くさなければ対処は容易かと思う。自信が無ければネジを外す度にデジカメで撮影し、後で振り返ることが出来るようにするといいと思う。


給水弁の劣化
現象 : E51エラーが頻発
原因 : 給水弁のパッキンの劣化
対策 : パッキンの清掃(暫定)、給水弁の交換(恒久)
参考 : 
給水弁の寿命なので交換をお勧めする。


排水弁に異物混入
現象 : E92エラー、E51エラーが頻発
原因 : 排水弁に異物混入
対策 : 排水弁から異物を除去
参考 : 
洗濯物のポケットの中の小石などが排水弁に光っかていたので取り除いてOK。
前面下のパネルを外して、排水弁をはずすだけなので比較的容易。


排水口のつまり
現象 : E1エラー発生
原因 : 排水口のつまり
対策 : 排水口の清掃
参考 : 
本トラブルは前に住んでいた借家では5年住んでいたが発生しなかった。今の家を建ててから3年目に発生したので、本トラブルが発生するかどうかは排水口の形状に左右されると思う。設計思想が、埃は排水口へ、なのでしょうがない。


乾燥ファン用モータの寿命
現象 : 乾燥時の異音(騒音)、乾燥停止
原因 : 乾燥ファン用モータの寿命(ベアリングの劣化)
対策 : ベアリングにグリス注入(暫定)、モータの交換(恒久) ← いずれも私は実施していません
参考 : 
モータを交換するのが良いと思うが、ちょっと面倒くさそうである。
私はこれで延命策を諦めました。


上記のように、部品の寿命は12年も働いてくれたので当然のこととして、乾燥ルートの綿埃の集積は設計の問題なので、設計陣が、この時はまだ問題の把握、解決ができていないままリリースした製品であったように思う。もしくは、問題が発生することはわかっていて法定耐用年数の6年は持つような設計にしたか。
本機とは長いこと付き合ったし、いろいろ手も加えたし、本機に未練はないというと嘘になる。
実はTW-741EX系のポストが、このblogへのアクセス数トップ・コンテンツであったことをここに告白する。

2013/05/24

TW-741EXの引退とNA-VX3101Lの登場

先のポスト「TW-741EX 乾燥機能停止」で引退を宣告されたTW-741EXであるが、洗濯機の「法定耐用年数は6年だが、家庭での平均的な使用年数は8.4年」(Wikipedia)のところ、741EXは12年も働いてくれたので、十分元は取った、ご苦労さんである。
1枚目の画像は在りし日のTW-741EX。
(2013/05/26追記) TW-741EXのトラブルをまとめました。

選択から購入まで
善は急げ悪は延べよ、ということで、翌日の5/18(土)の午前に一早く家族総出で電器屋さんへ駆け込む。
洗濯基準、もとい、選択基準は次の通り。
  • 価格 (~12万円、使用予定年数x1万円)
  • サイズ (幅600mm以下、現環境に設置できること、水栓位置も変更した)
  • 消費電力 (低いに越したことはないが、価格による)
  • メンテ性 (良好なもの、でも店頭ではよくわからない)
さて、候補のメーカは、パナソニック、シャープ、AQUA(旧サンヨー)、日立、東芝となる。
東芝は本体幅が軒並み610mmで設置できないので全機種落選。サヨナラ、東芝さん。
日立の風アイロンはとても魅力的でスリムタイプなら置けるし、ドラム径も大きく、ヒートサイクルも省電力でいいのだが、価格が10万円台中盤から後半と高いので落選。
残るは、ヒートポンプとそのメンテ性が改良されたパナ(NA-VX3101と上位機種)、低価格でも最近評判がいいシャープ(ES-V530)、オゾンと低価格と奥行き最薄のAQUA(AQW-DJ6000)である。
シャープはパナに対して価格以外に優位性に乏しく、AQUAはオゾンが非常に魅力的だが付加機能を重視していたわけではなく、それに最近太陽光発電も入れたことだし、ヒートポンプにより省電力で乾燥時に罪悪感を感じないで済むわ、ということでNA-VX3101とした。
さっそく店員と掛け合うと、すでに電器屋には在庫はなく、展示品のみであるが電源を入れたことはない、と言うので、その展示品を購入する前提でで交渉開始、展示品なのでその分の値引きを引き出し、その浮いた分を電器屋有料4年間保障に回した。コミコミで9万円ほどで購入できたので御の字である。
しかし、配達は「展示品なので」とどうしても短縮できず、4日後の5/22(水)となった。

TW741EXとNA-VX3101の比較
配達されるまでの間、ボーっとしているのも芸がないので、TW-741EXとNA-VX3101のスペックを比較してみる。下の表である。
サイズは幅以外はVX3101が大きい。もう少し背を低くできないものかな。斜めドラムでなければ奥行きも小さくできると思うのだが、これは斜めドラムで売り出したパナには困難かな。
重量はVX3101が大きくなっているが、洗濯容量もサイズも大きくなっているのでこれは仕方ない。
節水、省電力などの省エネ性能はVX3101が上回る。

比較表 単位 TW-741EX NA-VX3101L
幅(排水ホース含む) mm 645 639 -6
幅(本体) mm 600 592 -8
高さ(給水ホース含む) mm 850 1021 +171
高さ(本体) mm 850 998 +148
奥行き mm 636 716 +80
重量 kg 67 77 +10
標準使用水量(洗濯) L 90 82 -8
標準使用水量(乾燥) L 56 0 -56
洗濯容量 kg 7 9 +2
乾燥容量 kg 4 6 +2
消費電力(乾燥) W 1,445 850 -595
消費電力量(乾燥) Wh - 840 ?
消費電力(洗濯) W 130 230 +100
消費電力量(洗濯) Wh 110 86 -24
運転音 dB - 42 ?

NA-VX3101
表を作ってもまだ到着しないので、購入前にVX3101とその周辺について調べたことを書いてみる。
パナの一番の売りであるヒートポンプにはパナに限らず構造上の問題点として、フィンに埃がたまりやすくそのメンテ性に疑問があったのだが、パナソニックはヒートポンプを上部に持ってきてメンテ性を改善、しかも上位機種(VX5200, VX7200, VX8200)には自動洗浄機能がついて、最終解に近い対策を提示してきた。
ということでVX5200、VX7200を狙っていたのだが、VX3101との価格差がVX3101がもう1台買えるほど大きく、それなら741EXで鍛えたメンテ力を生かして、フィンのメンテは自前で頑張ることで妥協した。
本命だったVX5200は発売時期が新しいためか、VX7200より機能は制限されているのに(ナノイーがない)、高いという摩訶不思議な価格構成になっていた。きっと半年から1年後が狙い時なのだろう。
それに他のメーカのヒートポンプも同じように問題は抱えているので、メンテ性に優れるVX3101でもその点では優位であると考えた。
フィンの埃以外に不安があるとすれば、ドラムの駆動方式がダイレクトドライブではなくベルトドライブである、ということくらいか(ベルトはいつか交換するはめになるので)。
VX3101は風呂水ポンプもついていないので残り湯を再利用できない。もっともウチはシャワーの利用が95%以上なのでそれほど困らない。
洗濯と乾燥だけで付加機能は何もないドラム式である。 よく考えたらこれでいいのであった。

VX3101到着
とうとう5/22(水)、配達の日が来た。
仕事も1日休むという気合の入れようである。
741EXの引き取りからVX3101の設置まで、2名の作業員が手際よく行い、最後に冷たいお茶を出して1時間弱で完了。
計算上で置けることは分かっていたが、実際置くことができて安堵したのは内緒である。
1枚目の画像の741EXと比較すると、あきらかにVX3101の本体の高さと奥行きが大きいことがわかる。また、ドラム径も見た目だけでなく大きい。
取説を読むと、2枚目画像右下の排水パイプは本体内部に隠せることが分かったのでそのうち隠してすっきりさせる。


3枚目の画像は下から見上げた画。
操作パネルのごちゃごちゃ感が見えなくてすっきりしていて気持ちがよい。
なぜこのアングルに気付いたかというと、仕事も休みだし、始動一発目なので、洗濯機の前に陣取り、ドラムの中の私の衣服が回るのを眺めて観察していたわけだが。
パナの輸出用のドラム式は結構デザインがいいので(4枚目の画像)、その方向で国内もデザインしてもらえるといいのだが。というか、設置環境で悩まなくて済んだのでそのまま売ってほしかった(もっとも洗濯と乾燥は機体が別)。
Products - Laundry - Washing Machine - Panasonic UK and Ireland
始動
そして、準備は整った、鷲は舞い降りた、猫はふんじゃった。
始動してみると、ちゃんと動くことに感動。冷静に考えてみると設置の時試運転してるし新品だし当たり前だが。
音はそれなりにするが、うるさいというわけでもない。
5枚目の画像は、6kgほどの衣類を2時間半乾燥させた後の乾燥フィルター内部である。埃がみっちり。
乾燥のたびに、毎回埃を取り除く必要があるが、これは気持ちよく取れるのであまり苦にはならないだろう。
今までの741EXでもこれだけの綿埃が出ていて、それを排水に流していたのかと思うと、乾燥ルートの埃の集積も、排水のつまりも合点な訳である。

とりあえず、あと1か月続く沖縄の梅雨を乗り切ることができそうだ。

2013/05/22

映画「アイ・アム・サム」

我が家ではレンタルしたDVDの映画を週末などにプロジェクタで壁に投影してひとときを過ごすのが、ここ2年ほどの楽しみとなっている。
最近見た「アイ・アム・サム」(I Am Sam)という2001年制作のアメリカ映画がよかった。
2号(♀8才)が映画の後半に差し掛かると涙を流しながらずっと集中してみていたほどだ。


知的障碍であり自閉傾向な父親と、父親とは対照的に知的な部分では父親を追い越し、相手を思いやる心を持った娘が、福祉局から引き離されそうになりながら、親子の強い愛情でそれに抗していくさまを描き物語は展開していく。ビートルズのカバー曲が彩りを添えるし、ルーシーという主役の子どもの名前の由来にもなっている。
この映画に対する鋭いコメントがいくつかネットに転がっているのでそちらも参照していただくとして、2013年の日本と2001年のアメリカとの彼我の違いを以下のように見た。
  • 女性の社会進出は当たり前 (一流弁護士リタや同僚の女性の弁護士、福祉局の女性、判事、裁判での証人として呼ばれた精神科医と医師)
  • 知的障碍者の社会的寛容もしくは確立した権利 (スタバやピザハットでの採用、お客の反応、コミュニティの存在、経済的自立)
  • 福祉局の強制力 (親子の関係への介入、子供の将来を最優先というスタイル)
  • 裁判で決着 (福祉局が介入しても裁判可能、どちらも子どもを引き取りたくないという夫婦の存在)
  • 里親も当たり前 (8才の子の里親になる)
最後の里親については、アメリカではよくあるみたいだ。
米軍基地内でも東南アジア系の子の里親になっている例を見たことがある。

面白かったし、涙もでたし、いい映画だと思う。 子を持つ親としては、子どもにはいつか自分を追い抜いてほしいと思っている。 この映画のように子どもの自立の前に追い抜かれると、親としての責務を果たせないのではないか、と福祉局のように普通は考えるのではないか。 しかし、強い愛情と周囲のサポートがあれば、子どもは勝手に育っていくのだろう、といろいろ考えさせられる映画だった。

さて、2号が映画に感情移入できるようになったんだなと思うと感慨深い。
主役の女の子とほぼ同い年の彼女は何を思って、何を感じて泣いていたのだろう?

2013/05/19

洗濯機用水道栓の交換(TW11→壁ピタ栓CB-L6)

前のポスト「TW-741EX 乾燥機能停止」で買い替えるを決意するに至るも、今時のドラム式は高さと奥行きがTW-741EXより大きくなっているため、色々と支障がでている。
つまりは、家を建てた時、設置環境をTW-741EXに最適化してしまったため、欧米標準サイズのミーレ等の超高価なドラム式でもない限り、何か工夫しないと収まらないのであった。
支障のうちの一つが水道栓で、TOTOのTW11を使っているだが、
  • 取り付け位置が低い(床上950mm、洗濯パンから900mmほど)
  • 出っ張っている(85mmほど)
の二つの課題を解消しないといけない。
1枚目の画像がTW11の出っ張り具合。
洗濯機の高さ850mm、これに選択パンの高さ約50mmほどであろ、水栓の高さは床上950mmほどである。

2枚目の画像は水道栓の高さが不足している場合の解決策として、どのメーカのカタログにも載っていたパナソニックの壁ピタ水栓(CB-L6)である。
アマゾンで購入した。
この購入と設置にあたっては次のサイトが非常に参考になった。感謝。

モノ好き! - 自分でできる!壁ピタ水栓CB-L6の取り付け方法

というか、CB-L6を取り付けたい方は上記サイトを見てもらえればいいと思う。

作業を始めるにあたって、家の元栓を閉める。
この時は外の水道を出しっぱなしにして完全に止まることを確認しながら行った。閉まったかなと思ってもチョロチョロ水は出ているので根気よく閉める。

3枚目の画像はTW11を外したところ。
軍手かタオルで手を痛く無いように工夫して思い切り反時計回りに回す。
これは一汗かくほど結構力がいるが、か弱くない女性でもできるかもしれない。
4枚目の画像はCB-L6の接続口に内包されていたシールテープを巻いたところ。
ここから先の作業にはサイズの合ったスパナ、または、モンキーレンチが必要となる。うちはモンキーレンチで行った。
CB-L6は3つの部品に分かれる。
接続口に下の部分を時計回りでねじ込む。 元に戻すのはイケないらしいので1回転での進み具合を見つつ試しつつねじ込んでいく。
あとは部品をつないでいくだけ。
5枚目の画像は完成したところ。
水栓の向きは調整できるので、少しでも干渉を避けたいため90度横に振った。
TW11に比べ、高さで13cmほど高く、奥行きで4cmほど短縮できた。

あと、焦げ跡が見つかったコンセントも交換した。
(交換には電気工事士の資格が必要です)

さて、これで用意は整った。
ここ1週間、雨ばかりの沖縄で乾燥機が使えないのはとても痛い。
新しい洗濯乾燥機の到着を待つばかり。


2013/05/17

TW-741EX 乾燥機能停止

乾燥中にガーガーとがなり声をあげていたTW-741EXが、アカショウビンの鳴き声のごとくキュルルルルーと音を立てて、その後急に静かになった。
しばらくすると、ピーピーピーと警告音が聞こえてきたので、駆けつけるとエラーメッセージ「E51」が点滅し、給水不良であることを告げる。
しかしE51は必ずしも給水不良が直接の原因を示す訳ではないことは経験済みである。
5/10(金)の夜のことだった。

1枚目の画像。
翌5/11(土)に開頭してみる。
乾燥機能を使う時だけガーガー音を立てていたので、ベルトかなとあたりをつけるが、どうも画像右下のモータのようだ。手で回しても重くて回らない。

2枚目の画像は乾燥ファンをベルトで回すモータ部分。
ググってみると、強者はやはりいて、モータのベアリングの摩耗であることを突き止めた人がいる。
大変参考になった。
洗濯機を直そう - おそらくそれさえも平穏なおっさんの日々
ということで、モータの分解を試みる。
3枚目の画像。
モータのねじを外してみる。
モータカバーのかしめている部分をマイナスドライバで無理やり開けようとするが、この環境では難しい。
では取り出してみればよいが、そのためには、他のいろんなねじを外して、周辺の部品を取り外さないとコード類が簡単には抜けなさそうで、モータ内部へのアクセスができなさそうだ。
次なる手は保守部品の入手と交換だが、実は、作業前にある事象を発見していたこともあり、これ以上の作業続行はあきらめた。
とりあえず、元に戻す。

4枚目の画像。
ある事象とは、作業前に電源プラグを抜くと、どうも焦げた跡がプラグ側、コンセント側にもはっきり残っていたのだ。
動かないモータを動かそうと頑張ったせいだと思われる。
焦げ跡が自前修理のやる気を潰えさせた。

買い替えることを決意する。
(コンセントも交換しなくっちゃ -_-)

2013/05/15

プロジェクタ(QUMI Q2-Lite)導入

前ポスト「プロジェクタ(KG-PL021X) 3度目の故障(電源入らず)」で述べたとおり、KG-PL021Xには見切りをつけたので、1時間後に新しいプロジェクタをamazonで注文した。
5/1(水)午後に注文で、岐阜県より発送、5/4(土)午前には到着。沖縄だがこれでも遅い方であった。
購入したのではVIVITEK社のQUMI Q2-Lite で、普及版Q2のさらに機能を省いた廉価版。

届いた箱は1枚目の画像にご覧のとおり小さい。
Q2-LiteはHDMI接続可能だが、端子がminiなのでHORIC社の片端miniのHDMIケーブル(4m)を併せて購入する。
しかし、間違ってmicro端子を買ってしまったことに気付いたのは袋を引き裂いた後であった。週末の楽しい映画時間への渇望が家族に渦巻いていたので慌てて電気店で有名メーカ品(Panasonic)を高く買ってしまう羽目になった。
パーである。
2枚目の画像。とりあえず斜め正面からアップ。
レンズのキャップやシャッターはないので、そこは注意が必要だが、我が家では今のところ問題はない。
モバイルプロジェクタとして使用する場合は、専用ポーチを購入するのがいいだろう。
3枚目の画像は、どれだけ小さいか?手元にあったハサミと比べてみた。
まさに手のひらサイズ、または、女子弁当サイズ。
幅x高さx奥行き = 16 x 3.2 x 10  cmである。
PL021Xは 16 x 5.8 x 13.6 cm であり、Q2-LiteはPL021Xの体積40%ほどしかない。
重量も約500gと非常に軽い。
ちなみにPL021Xは800g。
4枚目の画像は実際に映写してみた(ナルニア国物語)。
では使ってみてどうか?
KG-PL021Xとの比較になるが、同じ300ルーメンという明るさを謳っているが、PL021Xに比べてやや暗い。
昼間のカーテンを下した状態でいでは、暗いシーンはつぶれてほとんど見えない。明るいシーンは何とかなる。
昼間に見るならば、500ルーメンは欲しいなと思う。
そうであればQ5という選択になるが、実際、Q5は購入検討時の最後の最後まで候補の一つであったが、Q2-Liteより2万円は高いし、無線LANは不要だしで、機能の要不要を吟味し、コストも大事であると考えたので、あえなく落選した。

Q2-Liteの焦点距離はPL021Xに比べ遠くなる。
HDMIケーブルは4mでいっぱいいっぱいで、もう少し投影サイズを大きくしてもよかったので、5mを買うべきだったかもしれない。
ただ明るさとの兼ね合いもあるので悩ましい(夜だとあまり意識しなくてもいい)。

それ以外では特に不満はなく小さいのは目障りにならず非常にありがたい。

ファンの音は1m程度だと聞こえるが、その音はPL021Xより小さい。

今後は耐久性が良好であることを期待しているし、切に願っている。

2013/05/08

プロジェクタ(KG-PL021X) 3度目の故障(電源入らず)

1年半前に購入し、TVが無い我が家で週末の夜のひとときを彩るべく活躍を続けてきたTAXAN製プロジェクタ(KG-PL021X)の電源が入らなくなった。
5/1(水)のことであった。

このPL021Xは3度目の故障である。
その時の顛末は以下のとおり。
たまたま故障発生の日に休暇を取っていたので、サポートに連絡する前に、電源プラグの抜き差し、ぐらつきが無いこと、異臭がないことを確認し、ついで、ACアダプタの直流電圧をチェックする。
テスタで測定すると19.5VDC前後であり、これは仕様通りで問題はなく、ACアダプタは正常である。
ということで本体の電源部の故障が疑われ、自力修理は私には難しいので、早速以下のTAXANのサポートに電話をする。
TAXAN プロジェクター カスタマーセンター

電話口にオペレータの方が出たので、私の名前と機器名、S/Nを告げ、電源が入らないことを伝えると、
保証期間が過ぎている場合は、有償修理となり、通常送料6千円、技術料1万3千円に部品の実費がかかります
と前回の修理時と同じ回答であった。
更に3度目の故障であることを伝えて再考をお願いすると、一旦保留にされ、検討してもらったが、回答は
前回の修理から3ヶ月以上経っているのでやはり有償修理になります
とのことだった。
検討します、とだけ告げて電話を切り、1度目の故障も電源関係だったし、前回逡巡した挙句修理して2万円かかっていることだし、送料も日通のパソコンポで往復6千円は取り過ぎの気もするし(実費でいいよね)、根本的な対策は取られていないようだし、修理してもまたどこか壊れて修理地獄に陥る気もするし、ここが損切り所、廃棄することにした。

ところで、電源関係で唯一、怪しいとと思ったのは、電源プラグに画像のように
必ず接地接続を行なってください
と注意書きがあったこと。ただし、電源プラグは2Pに接地線がニョキっと生えている代物で、我が家はコンセントが3Pで接地線を接続する口はなく、変換アダプタを介さないと接地できないため、接地はしていなかった。
本気で接地して欲しければアース付き3Pプラグにして一般の2Pのコンセントには容易に接続できないようにすべきだと思う。
これが原因だろうか?
しかし、ビジネス用途のモバイルプロジェクタとして売り出していた本機の場合、ビジネスの電源環境は千差万別で、接地をとれるところはほとんど無いのではないだろうか?




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