2020/11/30

HOIZE IRCのSIREN PRO投入

TIOGAのPOWER BLOCKが、走行距離2,000kmでパンク8回という驚愕の遭遇率が僕の許容範囲を超えるので(パンク修理は怖くなくなった、はは…)、思い切って、IRCのSIREN PRO(公式HP)をアマゾンで購入してみた。

SIREN PROは、東京オリンピック2020のBMX競技用に19年ぶりに見直されて昨年リリース。

ケブラービードなので、1枚目の画像のように折りたたまれてやってきた。

サイズは20(406) x 1.75で重量は340g(公称)、値段も少々お高め。チューブレスレディであるので、対応したホイールを調達すればチューブレス化も可能。

しかしですね、特筆すべきは、その適正空気圧。20インチ406のタイヤは通常最大4.6 barのところ(例:TIOGA、KENDA、SCHWARBE)、SIREN PROは、なんと

5.0-7.0 bar (75-100 PSI)

と、ロードバイクに近い、高めの空気圧。BMXも種類がいくつかあるようで、スピードに乗せる必要がある競技に使われるんでしょうか。

画像2枚目は、特徴的なサイドのヒゲヒゲ。中央はスリックになっていて、抵抗が少ない。

6 bar程度で乗ってみると、路面の凹凸に応じてやや硬さ、ハンドルバーやサドルへの跳ね返りがあるにはある。舗装路面専用と思う。

6 barだと、上り坂でギア0.5枚くらい軽く感じる。タイヤが潰れないのでエネルギーが逃げずに、前へ前へと進む力に変えてくれてるように乗ってて感じる。ただ、空気圧が5 barまで下がると、同じタイヤでも上り坂はやっぱり重く感じるので、空気圧の問題は大きいようだ。

 

見た目だけでいうと、HORIZEにはもう少し太い1.90が似合うかもしれない。

交換から1,000kmくらいは走っているが、いまだパンクなし、劣化なし。エネルギーがスポイルされる感じも低い。実際、このタイヤに変えてから漕いでいるときにバテることが少ないのか、よく走るルートのタイムが安定してきた。

ということで、当面このタイヤで行けるところまで行ってみようと思う。

 

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