2011/02/02

Tony Higa, an air race pilot from Okinawa

1号(♂11才)ご所望のプラモデル購入に付き合い、国際通り沿いの「みぶろやさん」に行ってきた。1号には満足できる品揃えだったようで自分の小遣い2千円で買えるだけ買っていった(安いのを中心に買ったので色も接着剤も付いていなかったのに気づいたのは後の祭り)。

そこのサイト経由で初めて知った沖縄出身米国在住、エア・レース・パイロットのトニー比嘉(比嘉実)さん。

Team Tango Tango, Tony Higa Official Web Site

バイオグラフィを見るとほんとに飛行機で飛ぶことが好きなんだなぁ、と思う。こんな感じ。
那覇市首里に生まれ、高校卒業後、航空整備士になり、南西航空に落ち(!)、エアレースを見るために米国へ旅行、那覇の小型機航空会社に整備士として就職、渡米、パイロットライセンスを取得、飛行機を譲り受け製作開始、整備士として就職、永住権を取得、整備の会社を立ち上げ、そのかたわら、エアロバティック(曲技)パイロットとして世界選手権出場、リノ・エアレース協会公認パイロンレーサーとなり、以後数々のレースに参加、18年目にして機体完成、その後もエア・レースに参加している。
北米毎日新聞のインタビューに答えて彼は言う。
「あこがれ。見てしまった以上はこの世界に入りたい思い。どうしてもそれを変えることはできなかった。あこがれを現実にしたいという気持ちが強かったんですね」
好きだけでなく、パイロットの才能もある。初の世界選手権では能力の低い機体にも関わらずそのテクニックに他パイロットから賞賛を受けたようだ。

飛行機でレースをするエア・レースなるものがあることも初めて知った。ア・メ・リ・カ・!という感じ。
ちなみに立ち上げた会社は"Higar Air Service"で、Higaはハイガーと呼ばれるのか、確かにそれはそうかも、と思った。

以下は彼の飛行中の動画(2008 Reno Air Races、Biplaneの部)。パイロンを周回するコースなので曲がるため機体を頻繁にほぼ90度に傾むけている。高所恐怖症の方はご注意。

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