2008/09/02

北海道の家には庇(ひさし)がなかった (無難な1日目)

画像はWikimedia Commonsから札幌の気温と雨量。

出張で8月も後半に1泊2日の北海道は札幌へ出張に行ってきた。

1泊2日で日本縦断したことになるし、せっかくなので下手な行動記録型日記風に綴ってみることにする。

1日目(8/28木)。
朝6時半頃に家を出発、首里駅6:43発のモノレールに乗る。7:10には那覇空港駅に到着。始発の出発までにはまだ時間がある。飛行機の旅はいつ何時何があるかわからないので早めの行動を心がけている。今回はwebチェックインなので20分前にICカードをかざしてセキュリティを通過すればよいとのこと(あとで調べたら15分前でよかったようだ)。空港内の本屋でいろいろ物色したあげく塩野七生の「ルネッサンスとは何であったのか」を購入。セキュリティを無事通過。朝ご飯のおにぎりをほおばる。

地上係員のアナウンスに促されて那覇発東京羽田行きJALの8:00の便に乗り込む。機種はボーイング747-400D(744)。機種はこのポストのために初めて調べた。
今回は予約時点からクラスJだ。
隣席はかりゆしウェア姿の東京出張者の風体。こちらは札幌が暑いとも思えずスーツにネクタイ姿、ジャケットは手持ち。
クールビズが認知されたおかげで東京出張でかりゆしウェアは珍しいものでもなくなった。逆に東京からの出張者はノーネクタイに白系のボタンダウンのシャツにジャケットが多いというかそのワンパターン。沖縄出張の経験がある人はかりゆしウェアを出張元から着てくることもある。そういう人から話を聞くと沖縄出張当日の空港に向かう途中、会社によると遊びに行くのかと思われて顰蹙を買うようだ。週末に出張をスケジュールする人も多いのであながち間違ってもいない。

10:20頃には羽田8番ゲートに到着。時間に余裕もあり、地上係員ものんびりとは行かなくても鬼気迫るほどでもないので、係員には声をかけることもなく乗り継ぎの15番ゲートへ移動。これは後で誤った経験則となり2日目に後悔する。しかし、8番から15番は端から端へと遠い。
食事は新千歳に着いてから弁当でも買って電車の中で食べると決意(…決意ですか)。10年以上前に友人とスキーと雪祭りのために初めて札幌を訪れたとき、快速エアポートの中で食べたイクラ丼の一口含んで二人で顔を見合わせたほどのおいしさが忘れられず(それまではしょっぱいイクラしか知らなかった)、追体験を画策。

11:00発の札幌行きへ乗り込む。
新千歳行きのこの便もクラスJ。といっても廉価版ぽく一般席の肘掛けが両側についた程度。席のフォーメーションは沖縄-東京間747-400Dの2:2:2(窓:中:窓)と違い2:4:2。明らかにデグレード。機種はボーイング777-200(777)。
席を1列間違えて若干恥ずかしい思いをする(85D->84D)。男の人が先に座ったこちらと搭乗券を交互に見てアテンダントに声をかける。一旦席に着くと列番号がわからないし、なぜか間違っている予感がしたので、そそくさと私が間違っているようですと申請する。すいませんとアテンダントとお客にそれぞれ謝るが、お客の方はこちらの顔も見ない。ただ、このお客、降りる際には別席の他人の荷物を自ら進んで取って上げていたので親切な人であった。
隣席は中高年サラリーマン2名の挟撃体制。「ルネッサンスとは何であったのか」を読んで過ごす。ルネッサンスが中世キリスト教世界からの脱却を意図したものであることを初めて知る。いい本だ。

12:40には新千歳空港に到着ゲートを通過。
12:49発の快速エアポートのUシートという指定席チケットを買い、改札のキオスクで弁当を物色するも人の多さからのんびり食べる余裕はないと判断、イクラ丼をあきらめ結局カツサンドと北海道の水を使ったというお茶にする(茶葉は静岡産)。
改札を抜け、ホームに向かう頃には乗降客でごった返し、出発1分前に席に到着。
指定席に向かうと、隣席は20代のラフな感じの太めの女性。チケットを席前のチケット入れのようなものに入れているので軽く周囲を見回し真似をする。検札のときに便利なようにしているらしい。実際車掌も確認しに来ていた。
3駅ほど過ぎたところで我慢していたカツサンドを食す。車両内で食事は私だけだった。

13:25には札幌駅に到着。
仕事は14時集合、駅から歩いて10分のところなので、途中のLoftで時間をつぶす。
14時5分前に出張先に到着。全国から集まっている中、私が最後であった。
仕事は17時過ぎに無事終了。ホテルへ向かいチェックインした後、18時からの懇親会、そのあと2次会3次会へ流れて2時半解散、3時前就寝。

そして綱渡りの2日目に続く。

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