2008/08/25

Kid Pix Deluxe 3X (on Mac OS 10.4 Tiger) の個人輸入

画像はMacKievから。

こちらの方の記事が参考になると思う。
http://blog.alc.co.jp/blog/career/100136
http://blog.alc.co.jp/blog/career/102148

Kid Pixは子ども用のお絵かきソフトだが(お絵かきというには表現の幅が大きい)、大人も、その作り手達の発想を想像するだけでも楽しめる良質ソフト。
iMacに標準でついていたKid Pix(1.oJ, 日本語1.5J)がiBook時代もしぶとくクラッシク環境を利用してなんとか使っていたが、中古MacBookに買い換えたおかげでOSのバージョン(10.4.11)がクラッシク環境をサポートせず使えなくなっていた。
そこで、いろいろ調べてみると、アクトツーで販売していることを知るが、既に売り切れ、次回販売も予定が立たない。この種のソフトは言葉が分からなくても操作できなければ成り立たないのでその方面での心配はしないことにして、本家発売元で購入。
http://www.mackiev.com/kid_pix.html#

PayPalを経由した支払いとなる。金額は以下。
  • 本体 $39.95
  • 送料 $19.95
  • 合計 $59.90
合計約6,500円。USPSを使った送料がちょっと高いな。
MacKievの納品書には住所が正確に書かれていたにもかかわらず、USPSの送付状には住所の番地が間違っていたので(4->2)、たぶん手打ちで入力したと邪推。
アクトツーで5,800円で買えるならそちらがお勧め。
ちなみに、Appleの米国本国サイトにはクリエイティブ・ソフトウェアコーナーにKid Pix Deluxe 3X v1.1がリストアップされているが、米国外へは販売していないようだ。

購入したのは Kid Pix Deluxe 3X - Universal Version 1.2.3 ← 最新の模様。
QuickTimeのバージョンによっては不具合が生じるらしいのでその場合はUpdaterをインストールした方が良さそうだ。うちのQuickTimeは7.5で問題なく動作している。
サイトではMac OS X 10.5 Leopardしか対応していないような記述があるが、CD-ROMには10.4 Tiger対応と書いてあるし、実際うちのTigerで動作確認しているのでサイトの誤記述っぽい。以下はCD-ROMでの記述。
  • System
    • Mac OS X 10.5 or later, including 10.4 "Tiger"
  • Processor
    • G3-266 MHz or faster, including Intel-based Macs
  • Memory
    • 192MB RAM (256MB recommended)
  • Hard Disk
    • 170 MB hard disk space (フルインストールは300MB必要)
  • Display
    • 800 x 600 resolution, thousands of colors (1024 x 768 resolution and millions of colors are recommended)
  • Microphone (for Sound Art Tools and Recording only)
ユニバーサル版なのでテキストは日本語での入力が可能。

8/12に発注して、8/23に到着。

で、使い心地。
見た目は初期のシンプルさから打って変わってごちゃごちゃ感というかゴージャス感があるので、もしかして初代から悪い方に変わっているかも、という危惧もあったがあのスタンプ類は健在。スタンプ類の種類も増えたようだ。
動作はきびきび、さくさく動きクリックやボタン押下時のサウンドも適切で楽しい。OS Xがさくさく動くマシンではKid Pixもさくさく動くものと想像する。
ちょっと残念なのは画面クリアにあった爆弾やカウントダウン、隠し絵などが簡略化されていること。作った作品(?)を盛大に消す楽しみもあったのだが、教育上(政治的?)の配慮から変更されたようだ。
シンプルな方が分かりやすそうではあるけど、あちこちカラフル、かつ、曲線を多用した画面構成はアメリカ人の考える子ども向けテイストを感じさせる。
全体は、Backgrounds, Stickers, Animations, Soundsの4ステージに分かれ、以前よりスライドショーが作りやすくなっているようだ。
この辺に特徴が。
TidBITS 日本語版の「子供を職場に連れて行く日、Macworld Expo スタイル」には
Kid Pix - 今や universal binary である - は、マンガ本の様な、子供向けの MacDraw としてのルーツをはるかに通り越して成長したし、付箋符の様に働く "スタンプ" とか画に水をかけるホースのツールとか、そしてピクセルを混ぜ合わせてしまうエッグビーターツールなどの大声で笑ってしまう様な標準の機能も Tristan を喜ばせてくれたが、私はその他に、彼が Mac ユーザーとして彼の理解度では十分に理解出来そうにない機能の幾つかについて注意を払った - オンラインアルバムに色々な絵を保存するにはどうすればいいのか、アルバムはどうやってスライドショーになるのか、そしてどうしたらそのスライドショーを iPod で見るため或いは iMovie 上で更なる仕上げをするためエクスポートできるのか。Kid Pix はまた GarageBand, iTunes, そして iPhoto からインポートもできる。
の記述もある。また、Macアプリとの連携も十分なようだ。

とりあえず第2子(♀3才)も最初の名前登録だけ手伝って上げて(登録しなくてもいけそうだが)、ほとんど何も教えなくても遊んでいるようだし、未だにお勧めのソフトである。第1子(♂8才)も前バージョンからのファンであるが、PCの使用制限が課せられているにもかかわらず、妹を手伝う振りして今回も引き続き遊んでいるようだ。
小学生高学年まで問題なく対応するものと思う。というか大人も楽しいですよ。

ちなみにWindowsだと、バージョンは4になっていて、しかも安い。操作感はどうだろうか。
http://www.learningcompany.com/jump.jsp?&icmpid=TKPHR1_KidPix4&itemID=588&mainPID=588&itemType=PRODUCT
 

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