以前はマーティンローガンの静電型スピーカ"Aeirius i"(エリアスi)を使っていたが、3年ほどで埃が静電パネルに堆積して音量レベルが低くなってメンテの必要があった(まともに交換すると10万円近くかかる)。メンテ費用と新規購入を天秤にかけて、価格の割には繊細でサウンドステージを感じられそうなSymbolに変えたのが6年前(そんなになるのか…感嘆と溜息)。Aerius iの引き取りを条件に半額程度で新品を安売りしているのを購入した(B級品と言っていた)。私のような事情が多かったのかそのマーティンローガンも2005年以降日本へ輸入されていない(修理サポートはある)。
ところが6年もがんばってきたSymbol君、3ヶ月ほど前からスピーカの片CHのツィータから音が出ない。なんのかんので調査を先延ばしにしていたら3ヶ月も経ってしまった。
原因として考えられるのは
- ツィータ内部の断線
- スピーカの配線の断線(コネクタであれば外れ)
ダイニングセットの修理に合わせて部屋のレイアウトが変更になると部屋の反射が変わったせいか、音が良くなった気がしたので、ここぞとばかり思い立って、輸入代理店である大場商事の問い合わせフォームで問い合わせる。記入事項は住所・氏名・電話番号・メールアドレスの他に装置名、装置のシリアルナンバー(S/N)も必要だ。店名とS/Nは悪用される可能性があるので伏せた。
○○と申します。表面の突き板も剥離が激しさを増している。ツィータの断線も、突き板の剥離も、ウーファの底突きも湿気に関係がありそうである。ちなみにアバロンもマーティンローガンもアメリカ製である(両方とも湿気には弱いが音はいいよ)。
アバロンのSymbolをXXXよりB級品ということで2003年4月に購入したものです。貴社より発送していてだきました(引っ越しにより住所が変わっています)。
そのSymbolですが1ヶ月ほど前より片chのツィターが断線しているのか音が出ません。
SP自作の経験はあるので断線かどうか特定作業にかかろうかと思いましたが、まずは貴社でどのような修理対応が可能か確認したいと思い、問い合わせた次第です。
(正常なもう片chのS/Nはxxxxxxxでした)
あと、気になる点が2点ほど。
引っ越し前の部屋の環境のせいか、最近突き板の剥離が激しくなってきました。
ウーファの1本が低音の比較的大きめの入力時に底突き(ストロークを制御できていないような)でビビるような音を発生することがあります。
他所でも事例は発生しているでしょうか。
まずはツィータを直したいと考えております。
お忙しい所恐れ入りますが、ご連絡のほどお待ちしております。
フォームを送信するとその日の内に折り返し電話が来た。要約する(実際は丁寧な受け答え)。
- ツィータの修理はできずにユニット毎の交換となる。在庫はある。
- 費用は次の通り。ユニット:42千円、工賃:15千円、消費税:5%
- 沖縄から本体を送るのは送料がかかるので、自分で交換作業をするならユニット代のみで結構。ただし故障ユニットは返却すること。交換作業における破損については保証できない。
- ツィータ断線や突き板剥がれの事例はあるが少ない。ビビリ音は接着剤の剥がれによるものだろう。
画像はWikimedia Commonsから、Symbolを見ると思い出すオベリスク、ワシントン記念塔(Washington Monument)。ワシントンに行ったことはないが。
続く2(断線確定)。
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