2014/12/15

スタンドライトの修理 (WD-40で復活)

ここ1、2年ほど、アーム型のスタンドライトがスイッチが引っかかりがちで、接触不良っぽく、点灯も不安定だった。

塗装が剥げかかっていることからわかるように年季が入っている。
進学のため東京で一人暮らしを始めた頃、となるともうすぐ30年になる。我が家の電気製品の中では最長である。

知り合ったばかりの同級生が「スタンド要る? 欲しいなら譲るからその代わり取りにこないか」と言うので、二つ返事で彼の家に行ってみたら、1,500円を請求され「譲るって言うのはタダのことじゃないのかよ!」と心の中で叫んだアホな思い出が蘇る。
私にとって学生の一人暮らしは金銭面での四苦八苦することと同義語だった。

傘の内側の製品シールには「(株)キャリア」「CA-380」という型番が見えた。
電気製品を制作しているような企業を検索してみると、これかな。

見た目だけでなく機能的にも限界なら、そろそろ買い替えころかな、次の候補を物色していた。


2枚目の画像はアーム型スタンドライトの頭頂部。
頭頂部のロータリースイッチを覆っていたプラスチックのつまみは数年前に破損したため今はもう無い。

ものは試しにと、ロータリースイッチを外して清掃しようと考えた。
ついでだから、もう壊れてもいいのでWD-40を吹きかけようとも考えた。
スイッチを外して、WD-40をスイッチに浸透させるように軽めに吹きかける。
ティッシュで余分な油を拭きとって、スイッチを元に戻して、スイッチをひねる。
スイッチはスムーズに動き、一発で点灯、その後も安定している!

明かりをつけるときは外観は目にはいらないので気にならないし、 機能的に復活したので、寿命が伸びた。
もう少し使わねば。
WD-40は父親が車のメンテで多用していあこともあり、親しみがある。
沖縄では潤滑油といえばこれだった。
KURE 5-56に似ているが、油成分がすぐに揮発したりプラスチックには使えない5-56よりは、万能選手のように思う。
沖縄ではDIYの店に行けば簡単に手に入るが、アマゾンでも売っているようだ。 

追記 (2014/12/18)
WD-40のテクニカルデータはエステートレーディングにある。
丁寧に書かれているので使いたい方は一読をお勧めする。
(画像はWikipediaから)

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