2011/07/18

網戸にセミ、そして猫

台風6号(201106号、MA-ON)の沖縄本島接近はなさそうなのでちょっと一息。

網戸にセミがとまったので、うちの猫(♀5才)をけしかけてみた。
ちょっと背伸ーびでチャレンジして、すぐあきらめた。
目測できないのか。
虫一匹捕まえたことのない箱入り娘(室内飼いで箱みたいな家に住んでいて♀だから妥当な表現)だから、しょうがないか。

この猫、これでも2度ほど家出をしたことがあって、2回目の家出を境に、今までは私にとてもとてもなついていたのが、私の素敵な奥様に鞍替された。暇があれば奥様のおみ足に体をスリスリして
「ご主人さまー、私はここにおりますよー、癒されたくありませんかー」
と主張しているみたいだ。

この猫、いちいち呼びかけると返事をしてくれるように、声によるコミュニケーション能力が高くて、ベランダに出たそうに網戸を一心不乱に見つめている時など、気配を察知して網戸を開けてあげると、「みゃー」と言ってくれる。「ありがとう」と言っているのかなと一瞬勘違いしそうになるが、そう考えるのは、世の中の垢にまみれていない心を持った人、性善説を信じる人、無償の行為には感謝すべきだと信じている人などかもしれないが、我が家の最近の研究によれば
「遅いんだよ、ボケ!」
と解釈するとお互い誤解が少ないように思える。

ということで、餌の世話をしている私には餌がなくなった時だけ主張してくるのだが、どうも鳴き声とか尻尾の振り方とか歩き方とか猫的ボディランゲージを総合的に考慮して日本語に変換してみると
「腹減ったんだよ、手抜きするな、早く御飯食べさせろ、水もねーよ、ボケ!」
と聞こえてしまう。私は食事係に成り下がったようだ。

家出中に大人の男にいじめられたのか。

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