2012/10/19

プリンスのパープルレイン

プリンスのパープルレイン。
3:50からのソロがなんというか、凄い。目が逝っちゃてる。
観客のコーラスとライブ会場の狭さが伏線というか撒き餌というか呼び水になっているのだろうけど、プリンスの精神が音と一体化しているというか、音の世界がプリンスの現実世界を包みこんでいるというか。これはある種の才能がないとそこまで入り込めない気がする。私が三線をやっている頃は酔わないと無理だった。酔ってもできるとは限らないというか、あまり無かった。
プリンスにとって音楽は天職というか天賦の才能というか天命。


ついでにピンクフロイドのデビッド・ギルモア(歌い手はトム・ジョーンズ)が同曲をカバーした動画もあったので比較。
トム・ジョーンズの真面目な歌の後、2:30からソロが始まる。
ギルモアの音は両足が地面についたまま曇り空の湿ってねっとりした空気の中を泳いでる感じ。
ピンクフロイドのまんま。


他のカバーした動画を見ていると、歌がメインだったり、歌なしギターだけとかいろいろ料理されている。つまりいい曲ということなのかなな。
例えば、ランディ・クロフォードのゆったりしたジャズテイスト。アドリブソロがサックスだ。
Dred Scottというホームレスはアコギ1本で演じている。歌もうまい。
パープルレインではないけど、シンディ・ローパーもカバーした同じプリンスのWhen you were mineのアコースティックソロ、Crooked Fingersも味があっていい。

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