2010/08/20

ライフハック - 困るのは誰だ

ラ イフハックシリーズ第14弾。

行動の核、みたいなもの。
ビジネスで他人や他の組織との間で誰が何をやるかあやふやなときは
  • (そうしないと)誰が困るか考えてみよう
で片がつく。一方、プライベートでは
  • (そうしたとき) 誰が喜ぶか考えてみよう(それが自分でもいい)
ビジネスが守りなら、プライベートは攻めである(普通の印象は逆かもしれない)。
ビジネスでは責任に所在が肝心である。「そうしないと困る」組織が主体的にかつ積極的に行動すればほとんどの物事は上手くいく。周りのサポートも受け易い。
逆に自分が困る立場と認識すれば、主体的に行動を取り、周りを巻き込んで「私の問題」から「我々の問題」に昇格させてしまえばいい。これは「ライト、ついてますか―問題発見の人間学」G.M.ワインバーグ著の受け売り。こちらにこの本のこともちょこっとだけ触れた。
気をつけないといけないのは、自分たちが困らないからといって、困る組織をサポートしなくてもよい、というわけではないこと。セクト主義的な部分最適は往々にして全体最適(全体主義ではないよ)から遠いところに着地する。その結果は常に自分達に跳ね返ってくる。自分たちに跳ね返ってこないような相手はそもそも関係を持つ必要がなかったのである。

一方、プライベートで「誰が困るか」を行動基準にすると、家族だと孤立化につながるし、地域や社会だと誰が困るかなんて大きすぎて分からないか、少なくとも自分ではない場合が多い。それでも「誰かが喜ぶのでは」と勝手に思えば、前へ進めて、結果はみんなが享受できる。
個人の行動が結果として家族、地域、社会への奉仕につながるべきである、とも考える。


画像はWikimedia Commonsから、サザナミフグ
フグの組織、というより集団、群れだろうけど、弱いから一緒にいるだけで、上記のようなことを考える余地も、そもそも発想すらないのだろうな。
フグって、泳ぎが下手なイメージがあるけど、人間よりは速いよ。昔10cm級の小さなハリセンボンに追いつけなかった。
初めて知ったけど、カワハギ、フグ、ハリセンボン、マンボウって同じフグ目(確かにおちょぼ口が似ている)。

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