2009/06/02

早過ぎる

朝の出社前、親友から、東京時代に知り合った友人・後輩とも言える人が亡くなったと電話があった。四十九日を過ぎるまでは口外しないようにとの伝えがあり今日知らせることになったようだ。
即座には何を言っているか理解できず、信じられなかったが、話しているうちにやっぱり彼なのかと軽い喪失感に襲われる。奥様も共通の友人である。

直接には二人とも何年も会っていなかったものの、風の便りに彼らも沖縄に帰り、子供が生まれて今はどこどこのなにがし住んでいるなどと聞いていた。モノレール通勤の際、混雑していると運転士が彼の名前が入った文言をアナウンスをする場合があり、脳内ギャグ変換(ダジャレの類)しては脳内苦笑していたので個人的には今でも身近な存在だった。

ナイスガイという言葉がぴったりの大きくて明るくて前向きな青年だった(もう30代後半のはずだが記憶の中ではまだ青年だ)。
出社に向かうため特に混雑のアナウンスもなかったモノレールを降りて駅の改札を通り過ぎる直前、妻子を残して逝った彼の無念さに思いが巡り来て、いたたまれない気持ちになった。
せめてその気持ちには向かい合おうと思う。

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