パン切り用まな板を例によってROBOTZさんに作ってもらった。
依頼したのが昨年の12月、出来上がったのが今年の7月。
超大作の映画みたいだ。
材を乾燥させたり、構想を練ったりで半年かかったらしい。
実際メールのやり取りも何度もやってる。
ROBOTZさんから後から伺ったところのよると、作ろうかな、と思っていたところに私から制作の依頼があったとのことで、シンクロニシティですね、これは。
ROBOTZさんのブログでも記事になっています。
ロボッツNOTE - パン切りまな板
よければ御覧ください。
uyabinの作業台。思いつきとやっつけ。
万が一役に立ちそうだと思えた時は…、疲れていませんか?
旧題は "uyabin's workbench: 思いつきとやっつけ"
2016/08/13
2016/08/12
「ラッキー」
就いたばかりの職場に奥様から犬を子犬を助けたいので家に連れて帰ってもいいか、というようなメッセージをメールか何かでもらった。
借家だけどなぁ、と思ったが、どうも真剣そうなのでいいよと返した。
拾われてきたのは白いメスの子犬。
私の実家のある市役所に用のあった奥様が市のトラックの荷台に載せられていたこの子犬を見かけた。子犬が保健所に連れられていくところだと知り、数日後に訪れるであろう彼女の運命にまで思いを馳せた奥様は持ち前の義勇心を発揮したのだった。
そんな理由により、名前は総数2名の満場一致で「ラッキー」と名付けられた。
1枚目の画像は我が家にやってきて1年目ぐらい。
笑っているように見える。
性格は穏やかで、犬らしく鼻筋の通った美人さんでしたよ。
今の家を建てる前から、ラッキーの扱いをどうするか奥様とともに考えていたのだけれど、2号(♀11才)も生まれたばかりで犬にまで手はかけらると思えず、またその家は狭く犬を飼うにはかなりの工夫が必要だったことから、奥様が義父母に話をつけた。
2005年、彼女は奥様の実家の番犬という住み込みの職業に就くことになる。
実家から逃げ出してのはいいものの、すぐに車に撥ねられ後ろ足の大腿骨を骨折する大怪我をしたり、ダニに血を吸われまくってまるまる太ったダニを観察させてくれたり、東京の友人が訪ねてきた際には散歩がてら駅まで一緒にお迎えに行くと、友人の前でウンチを始めて友人に強烈な印象を与えたり、犬のしつけ学校に入れてみると、この種の犬は期待できないようなことを言われたり、ラッキーに関するエピソードは事欠かない。
2枚目は1号(♂16才当時1才)とラッキー。この時はまだ拾われて半年くらいか。
しつけ学校では見放された彼女だが、奥様の実家では見知らぬ人が来たときだけ吠えるという番犬としての役割を期待以上に果たしたようで、義母からよく褒められていた。
今年に入って、白内障で目が見えなくなり、後ろ足の筋力も落ちて自力で起き上がれなくなったりで、もう長くはないなと覚悟していたが、2016年7月2日、とうとう旅立ってしまった。15才だった。長生きした方でしょう。
彼女の生前の貢献に敬意を表して義母が祭壇をこしらえてくれた(3枚目)。
最近はペットの葬儀屋さんもあって、人間同様に火葬し、お骨にしたうえできれいな覆袋に包まれた骨壷を渡すまでを葬儀屋さんで行ってくれる。
70代も中盤に入った義父母はラッキーを褒めつつも、もう犬は飼わないと言った。
お骨化したラッキーは今我が家の飾り棚の骨壷の中にいる。
2016/08/09
家庭における10の未解決問題 検討編 (7〜9)
最後に、家庭における10の未解決問題から問題7〜問題9について、我が家での検討状況を報告してみましょう。
問題7. 昔はテレビを当たり前のように見ることができたが、今となっては見る時間を作れそうもないのはなぜか
テレビのような受動的時間消費活動が無ければ、人間にはやることはたくさんある、ということに気づくことができます。
我家の場合、ネット、読書、工作活動などに費やしているようです。
問題8. 住処は購入と賃貸はどっちが得か
これは考え方の差によりますので甲乙つけがたいでしょう。
一定額の支出をずっと続ける賃貸派と初期投資が大きく支払いの済んだ後はメンテナンス代のみを心配すればいい購入派とでは経営手法が違うと言ってもいいでしょう。
我家の場合は、私が建築好きなこともあって賃貸派ではありません。
余談ですが、「家を購入」というには違和感があって、「家を建てる」と言いたいところですね。
問題9. 問題が9個しかないのに10の未解決問題と呼んだのはなぜか
そもそも問題が9個ではなく8個しかないのにお気づきでしたか?
問題7. 昔はテレビを当たり前のように見ることができたが、今となっては見る時間を作れそうもないのはなぜか
テレビのような受動的時間消費活動が無ければ、人間にはやることはたくさんある、ということに気づくことができます。
我家の場合、ネット、読書、工作活動などに費やしているようです。
問題8. 住処は購入と賃貸はどっちが得か
これは考え方の差によりますので甲乙つけがたいでしょう。
一定額の支出をずっと続ける賃貸派と初期投資が大きく支払いの済んだ後はメンテナンス代のみを心配すればいい購入派とでは経営手法が違うと言ってもいいでしょう。
我家の場合は、私が建築好きなこともあって賃貸派ではありません。
余談ですが、「家を購入」というには違和感があって、「家を建てる」と言いたいところですね。
問題9. 問題が9個しかないのに10の未解決問題と呼んだのはなぜか
そもそも問題が9個ではなく8個しかないのにお気づきでしたか?
2016/08/08
家庭における10の未解決問題 検討編 (4〜6)
昼間の仕事で結構疲弊して開始以来初めてblogを放置してしまった。blogの提供元によってはトップ画面に広告が出てしまうところである。
再開する。
=====
続いて、家庭における10の未解決問題の問題4から問題6について、我が家での検討状況を報告してみましょう。
問題4. 夏は外気を入れずエアコンをフル稼働させるべきか
エアコンのフル稼働とのトレードオフは、電気代の高騰とさわやかな風が汗の水分を奪い取っていく際の心地良い感じの喪失、となりますが、 ここでは電気代に絞って検討しましょう。
電気代を最小に抑えるにはエアコンを稼働させないのがよいでしょう。
次に、どうしても暑さに負けてエアコンを付けざるを得ないと判断した時はどうでしょう。
電気代をより少なくすることを考えてみます。
エアコンは起動から目的の温度に下げるまでの間に多くの電力を消費します。
インバーター制御のエアコンなら、目的の温度に達した後はほんの少しの電力しか消費しかしません。
起動と停止を頻繁に繰り返すよりは、つけっぱなしのほうが却って電気代が少なくて済む場合があります。
暑い室内の温度を急激に下げて、止めて温まっての繰り返しよりは、人間的な感じの良さも常時つけっぱなしのほうがよいでしょう。
このインバーター制御のエアコンを使うのが条件の一つになります。
また、新規に購入するなら、省エネ性能のラベリングを活用して、星の多い機種を選ぶとよいでしょう。
さて、運よく宝くじが当たったとして(宝くじ買うの?)、省エネ性能の高いエアコンを設置できた場合、24時間稼働の敵は何でしょうか?
冷やしても冷やしても断熱効果のない家(部屋)で、すぐに冷やした熱が逃げていってしまいます(沖縄風に言うとクーラーが逃げる)。野原の真ん中でエアコンを稼働させているようなものです。
それを防ぐためには、断熱効果を少しでも上げなければいけません。とは言っても断熱効果を高めるための工事への投資は安いものではありません。
そこで、スパイのように外部に熱を漏らしてしまう部分にターゲットを絞って集中的に対策します。
つまり、家の中で断熱の脆弱部分である「窓」を攻めるのです。窓のガラスを断熱ガラスに交換できれば確実ですが、手っ取り早く効果を揚げるためにはカーテンを締め切ることです。
個人的には、夜間の気温が28℃を上回る熱帯夜の日が続くならエアコンを常時稼働させたほうが精神的にも健康にもいいのではないかと思っています。
画像は、我が家にある3台のエアコンが稼働した時の電力消費を太陽光発電の電力モニタで観察したところです。
エアコンを使っていない時間帯からの増加分で消費電力をあたってみると、3Fにある2台のエアコンで500Wh、リビングにある1台のエアコンで500Whを消費しています。
リビングの形状が吹き抜けになっており、4枚の掃出窓もあり、エアコンの設置場所の問題もあって(部屋の隅)、あまり結果はよくありません。
3Fのエアコンもドアを締め切ってない状態だったので こちらも良くありませんが、ドアを締め切るようにしたら200Wh程度となりました。
問題5. 掃除機を掃除する掃除機がないのはなぜか
需要がないからでしょうけど。
掃除機を掃除する掃除機を掃除する掃除機も必要になるかもしれませんが、掃除機が2台あれば事足りるような気がしてきました。
問題6. エネループによる乾電池の再利用用が進まず、買い足すばかりなのはなぜか
電池を使うものは増えますが、使わないからといってすぐに捨てられず休眠中となるものが多いからかなと想像しますが、回収率を高めるために休眠中のモノに仕組まれたエネループにRFIDを貼り付けることで捜索出来ないかしらと考えているところです。
2016/06/28
家庭における10の未解決問題 検討編 (1〜3)
まず、家庭における10の未解決問題の問題1から問題3について、我が家での検討状況を報告してみましょう。
問題1. 靴下の外側と内側のどちらを表にして洗うべきか
靴下の外側の汚れは、靴の中敷きや靴を脱いだ後の床などから外部のゴミが主要因です。
一方、内側は体に接する部分なので汗や、足の肌の古い角質が主要因となります。
洗濯機では、洗剤の混ざった水分が中の汚れを押し出してきれいにするとゆうことなので、内側の汚れは靴下の外に押し出されてしまいます。表が外側でも内側でも変わりません。となると、外部ゴミを水に流すように外側を表にしたほうが良さそうでです。
また、洗濯が終わった後、洗濯物を干すとき、または、たたむ時、外側を表にしとかないと履くときに不便ですね。
どうも外側を表にして洗濯したほうが良さそうでです。
脱ぎっぱなしで、あり得ないありのままの姿で靴下を洗濯に出してしまう我が家の子どもたちに伝えるべき結果だと思います。
ちなみに、この問題は、10年以上前にネットにどなたかが疑問を提示していたことからインスパイアされたものです。敬意を評して1番目に記載しました。
問題2. お風呂場のドアを使用後に開け放しにすべきか
目的は、お風呂場の中を早く乾燥させることでカビの繁殖を抑えるためです。
方法は2つ。
となると、外気の温度と湿度、風の有無あたりを考慮すればいいでしょうか。
問題1. 靴下の外側と内側のどちらを表にして洗うべきか
靴下の外側の汚れは、靴の中敷きや靴を脱いだ後の床などから外部のゴミが主要因です。
一方、内側は体に接する部分なので汗や、足の肌の古い角質が主要因となります。
洗濯機では、洗剤の混ざった水分が中の汚れを押し出してきれいにするとゆうことなので、内側の汚れは靴下の外に押し出されてしまいます。表が外側でも内側でも変わりません。となると、外部ゴミを水に流すように外側を表にしたほうが良さそうでです。
また、洗濯が終わった後、洗濯物を干すとき、または、たたむ時、外側を表にしとかないと履くときに不便ですね。
どうも外側を表にして洗濯したほうが良さそうでです。
脱ぎっぱなしで、あり得ないありのままの姿で靴下を洗濯に出してしまう我が家の子どもたちに伝えるべき結果だと思います。
ちなみに、この問題は、10年以上前にネットにどなたかが疑問を提示していたことからインスパイアされたものです。敬意を評して1番目に記載しました。
問題2. お風呂場のドアを使用後に開け放しにすべきか
目的は、お風呂場の中を早く乾燥させることでカビの繁殖を抑えるためです。
方法は2つ。
- お風呂場のドアや窓を閉めきって(外気の侵入を極力減らして)換気扇のみで乾燥させる (ドア閉め換気扇乾燥)
- お風呂場のドアや窓を開け広げて自然に乾燥させる (ドア開け自然乾燥)
となると、外気の温度と湿度、風の有無あたりを考慮すればいいでしょうか。
温度が高いと乾燥しやすく、逆に湿度は低いと乾燥しやすいですし、また、風があれば乾燥しやすいといった自然の摂理を考慮してするのです。
お風呂場の外の湿度が高いと乾燥させてもさせても湿度が供給され続けます。この場合、乾燥させる範囲を限定できるドア閉め換気扇乾燥が適しているように思います。
風がドアや窓からお風呂場の中を通って、温度も高いなら、ドア開け自然乾燥が換気扇より空気の動く量も大きくてより早く乾燥が進むのでよさそうです。
お風呂場の中を風が通るかどうかは家や部屋の配置に大きく依存するので、ケース・バイ・ケースとなるでしょう。
もっとも、第3の選択肢として、お風呂場乾燥機なるものがあるのは知っていますが、これをお持ちのお宅はこの問題について特に考える必要はなく、家族のお風呂場スケッジューリングとの兼ね合いを考慮に入れ、いつ、どののタイミングでスイッチを押すかを検討したほうが良いでしょう。
我が家の場合は、お風呂場の中を風は通るので、夏はドア開け自然乾燥、冬はドア閉め換気扇乾燥でした。
しかし、最近、我家の猫が風呂場で嘔吐するようになったので、人間以外立ち入り禁止の常時ドア閉め換気扇乾燥となっています。
問題3. トイレのファンを24時間稼働にすべきか
「使った時だけでいいではないですか、最近のトイレはウォシュレットに脱臭機能がついているし」と思うので、24時間稼働させる必要はないと思います。
しかし、なぜか我が家は24時間稼働中。
猫のトイレがあるのですよ。
猫は、トイレで用は足しますが、換気扇のスイッチは押してくれないので。
(これ、未解決問題か……)
(続く)
お風呂場の外の湿度が高いと乾燥させてもさせても湿度が供給され続けます。この場合、乾燥させる範囲を限定できるドア閉め換気扇乾燥が適しているように思います。
風がドアや窓からお風呂場の中を通って、温度も高いなら、ドア開け自然乾燥が換気扇より空気の動く量も大きくてより早く乾燥が進むのでよさそうです。
お風呂場の中を風が通るかどうかは家や部屋の配置に大きく依存するので、ケース・バイ・ケースとなるでしょう。
もっとも、第3の選択肢として、お風呂場乾燥機なるものがあるのは知っていますが、これをお持ちのお宅はこの問題について特に考える必要はなく、家族のお風呂場スケッジューリングとの兼ね合いを考慮に入れ、いつ、どののタイミングでスイッチを押すかを検討したほうが良いでしょう。
我が家の場合は、お風呂場の中を風は通るので、夏はドア開け自然乾燥、冬はドア閉め換気扇乾燥でした。
しかし、最近、我家の猫が風呂場で嘔吐するようになったので、人間以外立ち入り禁止の常時ドア閉め換気扇乾燥となっています。
問題3. トイレのファンを24時間稼働にすべきか
「使った時だけでいいではないですか、最近のトイレはウォシュレットに脱臭機能がついているし」と思うので、24時間稼働させる必要はないと思います。
しかし、なぜか我が家は24時間稼働中。
猫のトイレがあるのですよ。
猫は、トイレで用は足しますが、換気扇のスイッチは押してくれないので。
(これ、未解決問題か……)
(続く)
2016/06/24
家庭における10の未解決問題
- 靴下の外側と内側のどちらを表にして洗うべきか
- お風呂場のドアを使用後に開け放しにすべきか
- トイレのファンを24時間稼働にすべきか
- 夏は外気を入れずエアコンをフル稼働させるべきか
- 掃除機を掃除する掃除機がないのはなぜか
- エネループによる乾電池の再利用が進まず、買い足すばかりなのはなぜか
- 昔はテレビを当たり前のように見ることができたが、今となっては見る時間を作れそうもないのはなぜか
- 住処は購入と賃貸はどっちが得か
- 問題が9個しかないのに10の未解決問題と呼んだのはなぜか
記事は完全に男子目線。
ウチでの方針は別記事で。
----
画像は「何アホなこと考えてるの? それより餌!」とでも言いそうな猫。
久々にLX-5で撮影、トリミングしているが、それ以外の色合い等はオリジナルのママ、ルイジアナのパパ。
やっぱりまだコンデジのほうがスマホより魅せる気がするのはきっと猫の目よりも大きなレンズのおかげだろうか。
2016/06/23
「奴隷のしつけ方」(マルクス・シドニウス・ファル著、ジェリー・トナー解説、橘明美訳)
これもジュンク堂で見かけて購入。
さて、この本を読むにつれて、私はこう考えた。もし、私がローマ時代に生まれていたら、ローマ帝国に侵略された国の民で奴隷であったのではないか。単に出自という観点から見ても、沖縄は日本のマイノリティ、日本というのは世界のマイノリティである。主人側であるという立場が想像できないのね。
なので、奴隷アリの目線でこの本を読んだ。負け犬根性ならぬ奴隷アリ根性である。
奴隷アリというのは、サムライアリ(Wikipedia)に狩られるアリの仲間のことである。
サムライアリと奴隷アリの場合、主従の関係が入れ替わることはないが、人間の場合は違う。
本書にもあるが、ギリシア時代の「ギリシア人(=自由人)以外はほぼ奴隷」という考え方を持っていたらしく、時代が下がってローマ時代の主役であるローマ人はギリシア時代のローマ人も奴隷だったことは理解していたらしい。
サムライアリとは違い、人間社会における奴隷は相対的なものという当たり前のことを考えたわけである。
解説というかリアルな著者によると、ローマ時代の記録が残っているのは特別なことだから記録されたのであって、そこに書かれていないことこそがその当時の一般的なことである、という視点から当時の生活や奴隷への接し方考え方を推測している。
犬が人を噛んでもニュースにならないが、人が犬を噛んだらニュースになる。
なぜ、ニュースになるかというと、それが普通では無いから、逆に普通とは書かれていないこと。
この見方は、ニュースを読む際にも適用すると参考になりますね。
この時期にこの記事が出るのはなぜか、なぜ今なのか。
とは言え、裏読みし過ぎると却って本質を見誤ることがあるので可能性を捨てない程度に止めておいたほうがいいかもしれません。
総じて、この本のコンセプトが勝利したのは、文献の読み込みに裏打ちされた信頼性があるからこそだと思いました。
(今気づいたけど、社畜というのは奴隷以下家畜並みということだな。 )
====
今月はこの記事を書くのに時間がかかった。
中身にあまり変更はないのでがしっくりこなかったので。
そういえば、今日は慰霊の日であった。
職場では12時から1分間黙祷することになった。
奴隷は、単なる道具、あるいは資産の一部である。富裕層と貧困層、経営者と労働者の関係など、ローマ人を引き合いにしつつ現代の格差社会を皮肉ったものかなと思ったら、ローマ時代に関する文献をベースとして奴隷のしつけ方を時空を超えて架空の著者に語らせた割と真面目な本だった。
働いたら負け、それは奴隷にやらせておけ。
さて、この本を読むにつれて、私はこう考えた。もし、私がローマ時代に生まれていたら、ローマ帝国に侵略された国の民で奴隷であったのではないか。単に出自という観点から見ても、沖縄は日本のマイノリティ、日本というのは世界のマイノリティである。主人側であるという立場が想像できないのね。
なので、奴隷アリの目線でこの本を読んだ。負け犬根性ならぬ奴隷アリ根性である。
奴隷アリというのは、サムライアリ(Wikipedia)に狩られるアリの仲間のことである。
サムライアリと奴隷アリの場合、主従の関係が入れ替わることはないが、人間の場合は違う。
本書にもあるが、ギリシア時代の「ギリシア人(=自由人)以外はほぼ奴隷」という考え方を持っていたらしく、時代が下がってローマ時代の主役であるローマ人はギリシア時代のローマ人も奴隷だったことは理解していたらしい。
サムライアリとは違い、人間社会における奴隷は相対的なものという当たり前のことを考えたわけである。
解説というかリアルな著者によると、ローマ時代の記録が残っているのは特別なことだから記録されたのであって、そこに書かれていないことこそがその当時の一般的なことである、という視点から当時の生活や奴隷への接し方考え方を推測している。
犬が人を噛んでもニュースにならないが、人が犬を噛んだらニュースになる。
なぜ、ニュースになるかというと、それが普通では無いから、逆に普通とは書かれていないこと。
この見方は、ニュースを読む際にも適用すると参考になりますね。
この時期にこの記事が出るのはなぜか、なぜ今なのか。
とは言え、裏読みし過ぎると却って本質を見誤ることがあるので可能性を捨てない程度に止めておいたほうがいいかもしれません。
総じて、この本のコンセプトが勝利したのは、文献の読み込みに裏打ちされた信頼性があるからこそだと思いました。
(今気づいたけど、社畜というのは奴隷以下家畜並みということだな。 )
====
今月はこの記事を書くのに時間がかかった。
中身にあまり変更はないのでがしっくりこなかったので。
そういえば、今日は慰霊の日であった。
職場では12時から1分間黙祷することになった。
登録:
投稿 (Atom)







