2019/05/03

比地大滝でキャンプ

ゴールデンウィーク初日から2泊3日で比地(ひじ)大滝キャンプ場へ家族でキャンプに行ってきた。
比地大滝は国頭(くにがみ)村の比地川の奥にある沖縄本島内で一番高い滝であり、やんばる国立公園内にある。
比地川沿いにトレッキングコースが整備されており、キャンプしなくてもトレッキングだけに訪れる人も多い。
トレッキングにかかる時間は往復50分くらい。
天候が危ぶまれる中、最終日の撤収作業のときだけ強く降ってきたので逃げるようにして帰ってきたのが心残り。

今回の比地川は、水量も豊富。
遊泳は禁止だが、軽い川遊びは管理側から認められている。


到着早々、2号(♀14才)と3号(♀11才)は、比地川の流れを変え、人工的にダムを作ったりして自然と触れ合っておりました。
人間が自然と触れ合うと得てして人工的になってしまうという一例かな。

二日目の朝は一人早起きして、比地〜奥間〜辺土名(へんとな)を自転車でポタリング、15kmほど。
道がほぼ平坦なので、いつも首里の坂道を登ったり降りたりしている身にとっては全く苦にならない。
道もとても走りやすい。
途中で、すれ違ったオジーにあいさつなどをする。

二日目の朝ごはんは、骨付きウィナー(というかウィナーに豚の肋骨を刺したもの)にスーパーで仕入れたナン。
ウィンナーはウェバーのグリルに火を入れて、ジュウジュウ焼く。ナンもこのあとウェバーで温める。
夜ご飯はウェバーでBBQと決まっているのだが、その後も炭を追加したり枯れ枝を放り込んだりしながら、2、3時間は火を続ける。
火を囲んで家族で話し込めるし、何しろリラックスできる=焚き火効果が得られているので、ウェーバは重宝している。 

二日目の午前は比地大滝をトレッキング。
トレッキングコースは以前に訪れた5年前よりもさらに全般に整備が行き届いていており、手すりもあって、危険は感じない。
ただ、コース途中には手すりが落石により破損(支柱が折れ、手すりも変形)しているので「落石に注意」の看板に説得力が増している。 

比地大滝は、昔と違って、今は遊泳禁止なので、眺めるだけ。
救命ヘリも降りられるところがなさそうなので、確かに、ここで溺れたらそれこそ一大事に至りそう。

途中、望遠レンズを構えているおじさん一行がいたので、一人に声を掛けると、「ニーハオ」と返してきたので、台湾の人だろうか?
とりあえずカメラを指して
「Birds?」
と訊ねると
「Birds!」
と返ってきた。
撮ったばかりのホントウアカヒゲのきれいな写真を見せてもらった。

トレッキングコースは、途中からアップダウンが激しくなるが、幼稚園児も自分の足で歩いていたし、子どもを抱っこしたまま往復した親御さんもいたので、足腰が丈夫であれば、どの年代でもなんとかなるかもしれない。
二日目の午後は、美ら海水族館。
観光客が喜んでいるのを見て、こちらも嬉しくなる。みんな楽しんでね。

熱帯ドリームセンター、海洋文化館も見学して、二日目は終了。

iPhoneのヘルスケアによると、この日だけで12kmを歩き、56階分を登ったようだ。 

キャンプ場内のトイレの照明。
手前は照明を落とされた自動販売機。
上向きの矢印に見えたのが面白くて撮影したが、上をよく見ろ、明日の天候に気をつけろというメッセージだったのだろうか。


三日目は雨。
朝ご飯から撤収までの間、目の前で10分おきにころころ変わる雨の強さとiPhoneアプリの降雨予測とにらめっこしていたので、画像を撮る余裕もない。 

雨が断続的に降っているにもかかわらず、トレッキングに挑む人たちが絶えないので、計画を変えられないのかな?と訝しみながら撤収作業を進める。
ようやく濡れながら撤収を完了し、帰り道を車で行くと、地域によって降ったり振らなかったり。雨の中ずぶ濡れになりながらトレッキングに挑んだ人たちは、現地に着いてみて初めて、まさか降っているとは思わなかった、ここまで来たから行ってみよう、というところだったのでしょうか。

帰宅したこの日の午後から、無事に(?)トレッキング他もろもろによる筋肉痛に襲われました。

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