2018/10/31

リフレッシュ休暇でロンドンへ: DAY-4 パリ編

セント・パンクラス駅
セント・パンクラス駅に6時前に着くには、アールズ・コート駅の始発に乗らなければならないし、乗り換えもある。路線を間違うとかは許されない。
ホテルの朝食も抜きだ。
朝は4時に目が覚めた。
5時にホテルを出ようとすると、建物のドアに鍵がかかっている。横を振り向くとフロントにはオッサンが眠っている。
「エクスキューズミー、サー」を何度か繰り返して起きてもらう。
ドアの鍵を開けてもらって、外に出る。
まだ暗く、寒い。
無事始発に乗り、乗り換えも問題なくいった。
Citymapperは使いやすく正確で優秀。


5時40分頃にセント・パンクラス駅に到着。
集合場所と指定されている「靴屋Duneの前」には誰もいない。
不安になる。
そうこうしているうちに人が集まってきた。
輪の中のひとりの横について、"Evan Evans?"と聞いて、そうだと言うので安心して輪に入る。
エージェントの人が英語で説明する。
当然、全身全霊を傾けて聞く。
どうも、僕一人チケットの種類が違うらしい。
説明を聞いていると他の人は「Hop-On-Hop-Off Bus」というチケット込だという。
僕はメトロ1日乗り放題(Paris Visit)である。
「Hop-On-Hop-Off Bus」に関する質疑応答はそれなりにあったが、僕からのメトロ一日乗り放題の質問は当然ながらなし。
隣に立ってた女性が、席が隣ね?とユーロスターのチケットを見せながら言うので、ですね、と答える。
説明が終わったので、エージェントの人の役目はこれで終わり。

イミグレを通過したら自力でパリから戻ってこなくては。
イギリス側とフランス側のイミグレをセントパンクラス駅の一箇所で行っている。
時間になったら、ユーロスターに乗り込む手順だ。

イギリス、フランスの2つのイミグレも無事通過。
ホテルで食べそびれた朝飯を調達したいが、"PRET"の前には長蛇の列である。
パリ行きの乗客は案外多い。
ロンドンとパリのビジネスや観光なんて、そりゃ多いよね。
列に並びながら水とカウンターで大きめのチョコクッキーを頼む。
というか複雑な注文は難しいので消去法で注文したようなもの。
時間になったら乗客がぞろぞろ移動するので、付いていく。

ちなみに、このEvan Evansのメトロ一日券付きユーロスターの料金は、175ポンド(2万7千円)もしたが、ユーロスターのチケットを乗車直前に買うと軽く倍はするのでそこそこお得。

ユーロスター
説明の輪で隣だった女性はやっぱり隣の席に。
彼女越しに車窓を眺める。
スマホで「Hop-On-Hop-Off Bus」はいつでも乗っていつでも降りていいガイド付き観光バスということを調べた上で、思い切って隣の女性に「Hop-On-Hop-Off Bus」って何?と尋ねる。
ガイド付き観光バスって頻繁に来るの?っと聞いて、親切に説明してくれるが、こちらの英語力がイマイチなので、意思疎通に苦労する。
最低でも15分おきにくるようだ。
しかもパリだけではなく世界各都市で事業を展開しているらしい。
確かにその後のウィーンでも見た。
実際のところ、ルーブル美術館に行ったので「Hop-On-Hop-Off Bus」では回りきれなかったな。
おばさま、つたない英語に付き合ってくれてどうもありがとう。
ロンドンとパリでは1時間の時差があるのでスマホの時計を1時間進める。
2時間15分でパリ北駅(Gare du Nord)に到着。
新幹線で行く東京〜京都間と変わらない。
ユーロスターは座席も十分広く揺れも少ないし快適である。
 
ルーブル美術館
パリ北駅ではユーロスターを降りると特に改札もないのでスタスタと他のみんなとはお別れし、一人だけメトロに乗り換え。
Citymapperはパリでも使える。助かる。
ルーブル美術館までのルートを確定させ、メトロは乗り換え1回でルーブル美術館が目の前の駅、パレ・ロワイヤル/ミュゼ・デュ・ルーヴル駅(Palais-Royal/Musée du Louvre)に到着。
ロンドンの地下鉄に慣れたせいか、地下鉄の駅の造りや地下鉄そのものにやや違和感と好奇心が同時に沸く。

大きな建物の門をくぐるとガラスのピラミッドが見えてきた。
ああ、ルーブルだ。
しばらくあたりを見回して、まずは手荷物検査の列に並ぶ。
無事通過し、建物の中に入る。ガラスのピラミッドの真下だ。

チケットは人が売っているものだと思い込みがあって、しばらく迷う。
迷いながら観察していると世界中から人が来ているのがよく分かる。
ピラミッドの下周辺をぐるりと回ってチケット売り場を発見。
自動券売機だ。
ユーロは持っていないがここもカードで行ける。無事購入。
美術館入り口でチケットを堂々とかざして(バーコード式)入場。



モナ・リザはあっち、という壁の案内に従って館内を歩く。
モナ・リザに出会う前にドラクロワの「民衆を導く自由の女神」にいきなり遭遇。
もう、満足。

モナリザは遠すぎてよくわからない。









いろいろ見て回る。

お腹も空いてきたのでランチはルーブルの館内でいただく。
カフェの入り口に立っているとウエイトレスが、にこやかにやってくるので、ここぞとばかりに「ボン・ジュール」とボンの方にアクセントをつけて挨拶をする。
同時に人差し指を立てて一人だと伝える。
「わかった」という感じでにこやかに席に案内される。
渡されたメニューをガン見して当たり障りもなさそうなクラブサンドイッチと炭酸水、チョコケーキを頼む。
ケーキをちゃんとサンドイッチを食べたあとを見計らって持ってきたのはさすがだ(当たり前だ)。
合計で30ユーロほどかかった(4千円弱)。
もちろんカードで支払う。

ルーブル美術館はどちらかというと大英博物館に絵画の所蔵を増やしたイメージで、お互いに覇権を争っているかのよう。
ランチの1時間を加えて4時間半はいた。



オルセー美術館
ルーブル美術館を出て、セーヌ川を挟んで斜め向かいにオルセー美術館があることはわかっていたので、オルセーに向かってガシガシ歩く。
途中電動キックボードが乗り捨てられている。
オルセーに向かう途中で電動キックボードのシェアリングサービスであることがわかった。
流行り始めているらしい。
と考えているうちにオルセーの入り口につく。

ちょっと列ができているが15分も並べば入れそうだ。
手荷物検査、チケット購入は窓口で「ボン・ジュール」で始まり、その後はまずクロークで荷物を預け、バーコード式のチケットをかざして中に入る。

















オルセーでは、ゴッホの絵画「星降る夜」の荒々しいタッチとルノワールやルソーなどの有名所の絵画全般、フランソワ・ポンポンの彫刻「白熊」のバランスが印象に残った。
ゴッホの「星降る夜」の本物は家に飾ってもいいな。

しかしですね、それよりもなによりも、中世の戦争や戦闘シーンを題材に残酷なシーンを切り取った絵画が結構ありました。
記録として残すべきだという画家たちの意思を感じるし、絵画を見に来た人に歴史を教えることにもつながっているんだと気づいた。
すごいね(表現力)。

オルセーには2時間いた。
もう17時半である。
オルセーの向かい、セーヌ川のほとりでしばらく足を休める。
そろそろパリ北駅に戻らなければ。

パリ北駅でユーロスターに乗り遅れる
メトロの2階建て列車に乗って乗り換えて無事パリ北駅に到着。
ユーロスターってどこだろうと探すも表示がないのね。10分間迷いました、焦りました。




無事、午前に着いたコンコースを発見。

出発は20:13だからあと2時間弱はある。
 どこで時間を潰そうかとうろつくが、夕食になるものを探そうといくつかあるパーラーのようなところでサンドイッチと天然果汁の炭酸をいただく。


掲示板を何度も確認するが30分前になっても、乗るはずのユーロスターのプラットホームが確定しない。
10分前。
あ、思い出した!

乗り口は2階から、となにかに書いてあった。あの階段を登るのだ!
と慌ててコンコース入り口まで戻って階段を登り、ふう、間に合ったかなと思いつつ、改札にチケットをかざすとエラーとなる。
目の前にいた係の人がすぐにやってきて、「お客さんこのチケットはもう乗れません、向こうの窓口に行って」「なんで?」「時間が過ぎてる」だって。
なんだって?
慌てて改札の窓口に行くと、やはり、「時間が過ぎてる、向こうのオフィスに言って後の便のチケットに変更してもらって」と言う。
さっきの階段近くのオフィスに行って、このチケットでは乗れないと言われた、と伝えると、すぐに察してくれて、次の列車でいいか?有料だけどいいね?と言うので二つ返事でOKする。
とりあえず助かった。
列車の変更に49ユーロ(6千3百円)もかかったが、致し方ない。
カードで支払う。
オリジナルチケットも必ず持っているように、改札は人のいるところ、と念を押される。
新しいチケットを手に、なんとか乗れそうだという安心から満面の笑みを浮かべてさっきの改札の窓口へチケットを確認してもらう。
改札の中に入ると時間制限がある理由がやっとわかった。
イギリス側のイミグレがパリ北駅にあったのだ。
セント・パンクラス駅ではイギリス、フランス両方のイミグレがあったのでパリからの帰りもセント・パンクラス駅でイミグレをすると勘違いしてしていたのだ。
冷静に考えれば、セント・パンクラス駅に到着したあとにイミグレで弾かれると、弾かれた人の行き場がないですね。


パリ北駅のイミグレでも、何日ロンドンに居るの?目的は何?長いね?などと聞かれる。
帰りのチケットも持っていて余裕綽々自信満々に回答して、無事通過する。
待合室で、
・朝6時に一緒だった人たちがきっと同じ列車で帰るはずだったあのアジア人はどうしたんだろうと不思議がってるんではないか
・パリ側のイギリスのイミグレ職員はきっと転勤でパリ市内に住んでいるよね
・人気のある転勤先だろうね、いいよね
などと妄想する。

1時間遅れでユーロスターに無事に乗る。

先に席についていたご婦人に、奥の席ですが、いいですかと尋ね、席を立ってもらう。
立ってもらったのでサンキューと言うと、あたり前のことだからサンキューと言う必要はない、などと言われる。
こっちはピンチから脱したばっかりで気分がいいのだ、などと英語でどう言えばいいのだろうと悩んでいる間にユーロスターは出発。
ふむ、頑固そうな方だ。
イギリス的なんだろうか。
お互い疲れているのでだまったままである。
車掌のアナウンスはフランス語ベースで、英語はフランス訛りだ。

スマホの時計を1時間戻す。

2時間かけて無事ロンドンに着く。

セント・パンクラス駅から移動してアールズコート駅には23時半ごろに到着。
1軒目のパブは開いているが、2軒目のパブが良さそうだ。
2軒目のパブに入ると女性店員がダメーとサインするので、閉店だなと出ていくと、追いかけてきて、向こうのパブなら開いているよ、中身は一緒、などと教えてくれるが、知ってる知ってる、でも帰る、と断ってホテルに向かって帰る。
親切な申し出だったのに断り方もなってなくて悪いことしたかな。

ホテル・オリバーに到着して、本日はアルコール抜きで就寝。

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