2013/07/22

2013参院選比例区の個人名(候補者)記入と党名記入の割合

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参院選比例区の
 最少得票当選: 26,044(新妻秀規 /公明党)、
 最大得票落選:176,970(三宅洋平/緑の党)、
 その差:151,926。
仕組み上仕方ないとはいえ直観に反するな。
書いた
ドント方式なので、各党の総得票数を1で割り、2で割り、…、を定数(今回は48)まで割っていき、答えの大きい順に並べ、定数の順位までで各党の獲得議席数が確定する。党内では個人名での得票が多い順に順位が決まる。割り当てられた人数分の順位の人が当選となる。
なので、個人での得票が少ない(多いに)かかわらず、党名での得票が多い(少ない)と、上位に残れない場合がある。
党への投票では知名度のある党に有利ではある。

せっかくなので、各政党別の個人票(候補者の得票数)、 党名票(党の得票数)の分布を調べてみた。
ついでに、(日本のマスコミってグラフ化に熱心ではないので)グラフにしてみた。
x軸に党名での得票数、y軸に個人名での得票数、バブルの面積を総得票数とするバブルチャートが以下の図である(クリックで拡大)。
全得票数において、党名での得票数を1としたときの個人名での得票数の割合が0.363であったので、これを平均とし、直線を引っ張った。
この直線を境に、グラフの右下が党名の割合が多く、左上が個人名での割合が多い、という分布になる。

以下はいずれも数学的ではなく感覚的な感想である。
このグラフを眺めてみると、一目、公明党が個人名での得票が多いことがわかる(個人名/党名=1.271、以下同じ)。
グラフから読み取ることが難しいが、緑の党(0.888)が最も公明党に近い。
民主党(0.478)も全体の中では公明党と同じ傾向がある言えそうだ。
公明党と民主党は、支持母体の組織(創価学会、労組)が選挙運動をするにあたって、比例区では候補者名での記入を強く推薦していることを反映しているを思われる。
緑の党は、一人だけ(三宅洋平)に得票がダントツで集まっているので組織的展開があったと思われる。
共産党(0.109)、みんなの党(0.126)は似たような分布で、党の公約に共感したのだろうか。
自民党(0.311)については得票数が全得票数の34.8%で影響力が大きい。試しに自民党を除いた党名と個人名の割合は0.392となり、平均の直線は若干左上に振れる。
維新の会(0.224)は自民党と以下の3党の中間に位置する。
残り4党の社民党(0.338)、生活の党(0.304)、大地の党(0.312)、みどりの風(0.347)はほとんど同じ。
いずれにせよ、個人名も党名もダントツの自民党の圧勝であることが分かる。

参院選比例区はまず、個人(候補者)に投票するか、党に投票するかを選択し、ついで、個人名を記入ないし党名を記入する。個人名ではなく党名を書いたということは、投票したい候補者はいないが、党には期待しているとの表れということでよいだろうか。


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