2013/12/31

Q2-Lite + マイクスタンドの水平化

Q2-Liteが水平にならない(三脚用取り付けネジ穴使用の場合)と書いたが、LEDプロジェクターをマイクスタンドで という記事で導入したマイクスタンドには傾きを調整する機構がない(普通はないので当然)。ちょっと思案して、ハクバ製のBH-1という安価な自由雲台を入手して対策をした。

ということで、現在の構成は上から順に以下のようになっている。
  • LEDプロジェクタ : VIVITEK製、QUMI Q2-Lite
  • 自由雲台 : ハクバ製、BH-1
  • 変換ネジ : TOMOCA製、AKG-CAMERA、3/8スタンド-1/4カメラホルダー
  • マイクスタンド : K&M製、26045
BH-1はこの程度の重量物であれば特に支障はなさそうである。
ようやく安心してプロジェクタを使うことが出来そうだ。

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今年の更新はこれで終了。1ヶ月6本年間72本の投稿を目標に設定していて、今年は79本となった。TwitterやFacebookに時間を取られがちだったことに加え、思いつきとやっつけで書いている割には数としてはよく出来たもんだ。中身は薄いけど。
では、皆さん、良いお年を。

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画像はiPhone5で撮影。

2013/12/30

Union Station (Train Station at Christmas), Norman Rockwell

浦添市牧港のブルーシール牧港店に家族でアイスクリームを食べに行った。
トイレ(男子用)に寄ると、壁にノーマンロックウェルのポスターが飾ってあって、そのタイトルに目を引かれた。
こんな感じ。
Union Train Station, Chicago, Christmas, 1944, Norman Rockwell.
For the December 23rd issue of The Saturday Evening Post.
1944年のシカゴはユニオン駅のクリスマスの喧騒を描いたもの。
1944年は第2次世界対戦真っ最中。
その当時の様子を描いたものかどうかは分からないが、POST誌の表紙を飾ったことは事実である。
物資不足と飢餓に苦しむ日本との彼我の差の大きいかったことよ。

ところで、ノーマンロックウェルに関しては絵は特徴的でよく見るものだったので特に興味もなかったが、ノーマンロックウェル美術館サイトを見て驚いた。
彼は、モデルを一人ひとり写真に撮り、 それを描いていたのだった。
例えば、絵の右下の男性が2枚目の画像。
構図と登場人物が頭にあって、モデルを雇って、イメージ通りに写真を撮って、絵を描く。
物凄い。

2013/12/25

富士通テン ECLIPSE TD510ZMK2 デビュー (I-am-there)

スピーカを入れ替えた。

今までのスピーカの不満といえば、小口径ウーファー2発で、十分早い低域のはずだけど、たしかに他のスピーカに比べれば早いけど、私の感覚ではまだ遅いことであった。
それに加え、我が家で鳴らしていると、やや響きが強すぎて、大きな音を出せないし、長時間聴くのもイマイチ乗らない、というのも同じくらいの大きさで不満があった。
そんなこともあって、改善しようといろいろ画策してチャレンジしてきたが、もう私の腕がないのか、家の音響との相性なのか、その両方かとあきらめ気味でややオーディオから離れつつあった。

しかし、そんなある日、職場で(!)、TDシリーズの下位クラスを聴く機会があり、仕事そっちのけで、音に注目、音離れの良さ、フルレンジのまとまりの良さ、アナウンサーの声の立体感を再認識してしまった。
つまりは、これまで私が制作または購入で所有してきたスピーカは7つほどで、いずれもフルレンジか多くても2ウェイであり、振動板も静電型(マーティンローガン)を使ったこともあるくらいなので、結局、反応の早いまとまりのある音が好きなのである(もっとも、マーティンローガンの低音は遅れてたけどまとめ方が上手かった)。
この経験が記憶の片隅に植え付けられた。

ネットをうろちょろと徘徊していると、中古市場でまさかの我が家にぴったりな白いTD510ZMK2を発見してしまった。当然、いろいろ逡巡し、販売店に状態を質問などしたりして、時間をかけても熱は冷めなかったので、資金を調達できる目処を立ててしまったことだし、これも何かのご縁と思い(こんで)、思い切って買ってみた。

重大決心の割にはあっさりとネットでポチッとオーダーした数日後、彼らは、純正のでっかい段ボール箱4箱に分割されて送られてきた。
スピーカ本体は、予想外に重く、バッフルはコツコツとして響かない。
スタンドは、送られてきた箱も重量もスピーカ本体より大きく重く、まさにこのスピーカのためにあることがよく分かり、スタンド込みで購入して正解だと思った。あとからこのレベルに何とかするのはたいそう難儀なことであるのは容易に想像できる。
意匠デザインも近代的であり、総じて工業製品として理想(至高の音)と現実(コスト)の妥協点としてはよくできているなぁ、というのが第1印象であった。
私の素敵な奥様も
「モダンなデザインだから、スピーカの間にある古いミシンが合わないわ、どうしましょ」
(音声を変えてお届けしております)
とのたまわっていた。

で、肝心の音の方はというと、まだセッティング途上であり、深く聴きこんでいるわけではないから後日訂正するかもしれないと前置きして述べてみる。
まず、解像度が高いことにびっくり。フルレンジなので、全然期待していなかったから、ここまでとは思わなかった。 スピーカユニットがバッフルから浮いていること、卵状のエンクロージャーで通常のボックス型スピーカにおけるバッフル部分やエッジ部分での音の反射がないことなどが理由かな、と想像する。
次に、うるさくない。情報量が少ないわけではなく、逆に十分あるのに音が鳴っている時でも会話ができる。壁がコンクリート製で響きやすい我が家ではこれは大いなるメリットである。夕食の最中のBGMとして使える(今まではできなかった)。
そして、低音は早く軽い。ドラムやベースの低音群が遅れずにいっせいに迫ってくるので、一体感がとてもいい。量感はソース次第かな、といいつつ楽しく音楽を聞いている限りは私には十分である。
 いずれも、ユニットの反応を早く、余計なものを響かせない、 というタイムドメインの思想に裏付けされているのだなぁと感心する。

ただし、デメリットもあって、フルレンジの宿命か、隣の人と会話ができないくらいの大音量では音が破綻する感じがある。とは言いつつ、セッテイングの責任であることも否定出来ないので、これは保留にする。もっとも、試しに大きな音を出してみただけであって、私の好みの音量を超えているので、我が家に限って言えばこの点は実は問題にならない。

ところで、前面のネットは、家が狭いのと子どもがいるので普段はつけることにしているが、音のヌケにはかなり影響があるので、シビアに聞きたい場合は外すべきである。

さて、音、というか スピーカの音を表す言葉で、
  • They-are-here (彼らがここにいる)
  • I-am-there (私がそこにいる)
という分類ができるらしい。前者は「演奏家が部屋にいる」という、まるで目の前に現れた感じを表しているが、このスピーカは紛れも無く後者で、スタジオかライブ会場に「私がいる」感じがするのである。

音なんて、好みや環境に左右されるのでどなたにでもおすすめすることは出来ないが、いまのところ、私の耳とこの家にはこれ以上のものはいらないな、というのが偽らざる本心であり、個人的には大満足である。

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デジカメの設定をいじられたのに気づかず撮影したので、画質が悪い…。いつか画像を入れ替える。

(追記)
お披露目の模様はこちら

2013/12/24

Q2-Liteが水平にならない(三脚用取り付けネジ穴使用の場合)

「プロジェクタ(Q2-Lite)導入」で導入したQUMI製Q2-Liteだが、どうも三脚用取り付けネジ穴を使うと水平にならない。
右下がりのおさるのジョージって感じだ。
LEDプロジェクターをマイクスタンドで」で導入したマイクスタンドだと、高さ方向しか調整が効かないので、スタンドの足の部分に何かをかませて、傾きを是正することにより、水平を維持していた。
いちいち使う度に調整するのはやってられないので、またカメラ用三脚に戻した。
うーむ。

(2013/12/31追記)
自由雲台で対策しました。

2013/12/22

TED 2作 (少年たちのアイディアと実行力)

投稿に間が空いたので、TED Talksでも。
共通するのは、アフリカ、少年、廃品利用、好奇心、実行力、家族、役に立つモノ、教育、人生の転換。

飢饉をきっかけに家族と地域に電気と灌漑施設を作った少年。
「ウィリアム・カムクァンバ: 私がやって見せた風力発電」(5:59)


LED点滅発光でライオンを家畜に寄せ付けない工夫をした少年。
「リチャード・トゥレレ: ライオンとの平和を生んだ僕の発明」(7:20)

2013/12/10

クリスマスにはポインセチア(ただし、3m級)

12月に入り、師走というか、年の瀬というか、クリスマスである。
クリスマスと言えば、赤い葉が花びらのように見えるポインセチアが定番の観葉植物。
沖縄では、ポインセチアを地植えにすると、にょきにょきと天高く伸びて行き、画像にあるように近所にあるのは3mほどになっている。
もう1軒、近所にあるのも3m級である。
 一応有毒なので食べてはいけない。

見上げるポインセチアも悪くないものである。

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iPhone5で撮影。

2013/12/03

「代替医療解剖」サイモン・シン、エツァート・エルンスト著 (青木薫訳)

文庫本を購入。

「代替医療」とは、筆者の言葉を借りれば、次のようになる。
興味深いのは、安全で有効であることが証明できる代替医療はなんであれ、実は代替医療ではなく、通常医療になるということだ。つまり、代替医療とは、検証を受けていないか、効果が証明されていないか、効果のないことが証明されているか、安全でないか、プラセボ効果だけに頼っているか、微々たる効果しかない治療法だということになりそうなのである。 (p. 479)
別の言葉で言うと、EBM (Evidence-based Medicine: 科学的根拠に基づく医療) のカウンターパートとして存在する「医療」のことである。
自分の身の回りや世間を見回してみると、民間療法から本書にも出てくるような商売として成り立っている、鍼、ホメオパシー、カイロプラクティク、ハーブ療法を始め「痩せるXX」「これを飲んでがんが消えた」「XXに効くお茶」 などなど驚くほどたくさんあることに気づかせられる。
「いたいのいたいのとんでけー」だって実は代替医療である。

本書は共著になっている。
一方の著者サイモン・シンは、これまで、数学、宇宙、暗号といった、人間の英知の結晶とも言える「科学」に対する厚い信頼をベースに人間の知性の素晴らしさを訴えてきたが、本書では、人間の科学的でない態度、科学に対峙し、あるいは科学に目を向けない一面に、本気で怒りをぶつけているように思えた。
特に、代替医療を推進するチャールズ皇太子に対しては、「捧ぐ」と献辞までつけている(皮肉であり訴えでもある)。 その代償なのか、これまでの著書にあったワクワク感はない。
他方、エツァート・エルンストは医師であり、代替医療研究の専門家でもあり、本書が代替医療の驚くほどの多様性を網羅し、科学的検証を拾い上げている点に貢献しているようだ。

原題は "Trick or Treatment?" で、ハロウィンの "Trick or Treat" をもじったものであるが、'trick' の意味が「イタズラ」「たくらみ」「ごまかし」「奇術」「幻覚」であり、'treatment' が「治療」であるから、なかなかのダブルミーニングになっている。
日本語版単行本の時のタイトルは「代替医療のトリック」であった。しかし、文庫本化にあたっては「代替医療解剖」に変更されているのだが、「トリック」では表現が直截過ぎたのだろうか。
ちなみに、その文庫本では「文庫版訳者あとがき」が追加されている。
つまりは、サイモン・シンが代替医療業界が訴えられたこと、 一連の訴訟騒ぎを受けてイギリスの法律が変更になったこと、プラセボ効果(プラシーボ効果)に科学のメスが入ったこと、などが付け加えられ、本文の一章をなす程の重要性があるのは特筆に値する。

本書を読み終わると同時に、代替医療業界の行く末を案じたのは言うまでもない。
もっとも、プラセボ効果もバカにできないので「いたいのいたいのとんでけー」が無くなることもないと思う。

2013/11/11

TEDxRyukyu 2013 に参加

TEDxRyukyu 2013 に運良く参加しできたので備忘録。
プレゼンの様子などはそのうち動画がアップされるので、その時に書こうと思う。
で、実際どうだったかというと、9:30に会場について、18:30に会場を後にしたので9時間もいたことになるが、全然退屈しなかった、と言えばわかってくれるだろうか。

終わった直後のTweetがこれ。
「プレゼン技術ではなく、思いやパッションが大事」と最後に司会のディビッド・シェンさんが言っていたが、運営陣にパッションを感じることが出来たのだから、プレゼンも悪くなるわけがない。
洗練されていないプレゼンもあるにはあったが、かと言って中身が無いわけではなく、彼らの生き方がプレゼンに投影されているのは感じた。
代わりに私がその場に立ててるかというとそれは十分怪しいのだから、彼らは凄いのだし、実際凄いのだと感じた。

運営は、会場設営、プレゼンの構成、合間合間にいれたビデオのTED Talkの選び方、司会、進行、どれもよかった。北朝鮮からの脱出した少年のTalkにはしばし涙が止まらなかった。
音楽はYURAIというユニットで、ボーカルの上手さ、二胡の自然を模した響き、キーボードの支え、どの曲も素晴らしく、飽きることがなかった。
ランチ無料に、飲み物おやつ付きとは、これ如何に!

あえて言えば、
  • USTREAM中継があるとは直前まで知らなかったので知っていれば行けなかった人に教えることが出来たかな
  • 子ども同伴可能だったことを最初から知っていれば1号(♂13才)を連れて行けたのに
と思ったことくらいか。

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ところで、職場でもTEDもどきの仕掛けを行っているのだが、食いついてくる人(スピーカーになる人)は限られていて、これはこれで悩ましい。

2013/11/06

AirMac Express導入

MacBook Proを買うついでに、無線LANルーターを802.11nもしくは802.11ac対応と、iPhoneから印刷出来るようにAirPrint対応を狙ってみた(前庭神経炎から復活して物欲ハイになっていたと思われる)。

ウチのプリンタはブラザーのDCP-750CNであり、LAN接続で使用している。AirPrint未対応であることは知っていた。
右の画像の謳い文句を読むと、AirMac Expressから印刷できそうではありませんか?
AirMac Expressの背面にはプリンタ用のUSBポートが用意されています。このポートにプリンタをつなぐだけで、すぐにすべての部屋にプリンタがあるような 感覚になるでしょう。AirMac ExpressはMacとWindowsパソコンの両方に対応しているので、家中みんなで1台のプリンタを共有できま す。もちろん、すべてがワイヤレスです*
で、AirMac Express(MC414J/A)を購入した。高いけど。
しかし、である。
LANでもAirMac ExpressにUSB接続しても、どうやってもプリンタがiPhoneから見えない。
そうです。私は見逃していたのである。謳い文句にある文末の "*" マークを。
"*" の先を探すとHPの下にはこう書いてあった。
* USB経由のワイヤレス印刷には、対応するプリンタとOS X v10.2.7以降、Windows XP(SP3)、Windows Vista(SP2)、Windows 7(SP1)、Windows 8のいずれかが必要です。
ワイヤレスインターネットアクセスには、ワイヤレス対応コンピュータまたはデバイス、ベースステーションなどのアクセスポイント、インターネットアクセスが必要です(使用料がかかる場合があります)。
「対応するプリンタ」で無ければ、印刷できないことを理解した。
AirPrintに対応していることが必須条件であったのだ(本文に "AirPrint" って書いてよね!)。
AirPrintは機能だと思っていたのだが、プロトコルそのものだったのね。
まぁいいや。

結局、handyprintというAirPrint非対応のプリンタのためのソフトをMacBook Proにインストールして、MacBook Proをプリンタサーバーとすることで、iPhone/iPadから印刷することが出来た。

ということで、我が家の無線LAN環境はMacAir Expressで802.11gから802.11n対応になった。

AirMac Express導入前後でiPhone5のトラフィック速度を測定してみると5倍以上速くなっていることがわかった(ダウンロードで8.17Mbpsから49.08Mbpsへ向上)。

購入にあたっては事前の調査不足であったが、AirMac Express自身はコンパクトで美しいので、これはこれでいいと思うことにした。高いけど。

2013/11/05

MacBook Pro(13インチ Retinaディスプレイモデル整備済製品)

2008年7月に中古で購入して6年目に突入した我が母艦MacBook (Early 2006, MacBook 1,1, Core Duo) が最近どうも遅く感じられ、ファンも回りっぱなしうるさくて、作業をする気がしない(これホント)。
発売は2006年なので、前の使用者から数えて8年目で、法定耐用年数(4年!)を2倍も過ぎているので、引退の時期を迎えたと考えてもよさそうだ(えっ? 自分が買いたいだけでは?)。

10月に新しいMacBook Proが発表になったタイミングで旧製品が安くなるだろうとの見込みと支払いが12月のボーナスになることを当て込んで、Retinaディスプレイモデルに決め打ちして、整備済製品を購入した。Retinaディスプレイを使うともう元には戻れない(PCにはこれ以上の性能向上は望まない)。
Appleの整備済製品を購入するのは2度目で、1号(♂13才)の日々の学習用を主目的として、7月にiPad(第4世代、Retinaディスプレイ、32GB)を購入したことがある。
今回は箱が正規品とは異なっていたが、iPad含めて製品自体には特に問題はない。

価格は税込みで110,100円也。
我が家での最高額の家電製品となった(ドラム式洗濯乾燥機より高いぞ)。

MacBook Proのスペックは次のとおり。
  • 整備済製品
  • 13インチMacBook Pro (MacBookPro10,2)
  • 2.5GHzデュアルコアIntel i5
  • Retinaディスプレイモデル
  • 2013年10月発売モデル
  • 13.3インチ(対角)Retinaディスプレイ、解像度2560 X 1600(227 dpi)
  • 8GB 1600MHz DDR3L SDRAM
  • 128GBのフラッシュストレージ
  • 720p FaceTime HDカメラ
  • Intel HD Graphics 4000
  • OS X 10.8 Moutain Lion (→ 導入後すぐに OS X 10.9 Mavericks へアップグレード)
Retinaディスプレイには満足。我が家のディスプレイがついているApple製品はiPhoneを含めすべてRetinaディスプレイ対応となった。

トラックパッドは感触がチョー気持ち良い。まだ慣れないし、仕事ではThinkPadのトラックポイントを好んで使っているが、このトラックパッドは癖になりそう。

逆にキーボードはキーの材質がペナペナしていてあまり好みではないが、タッチはまぁまぁ合格点。

フレッシュストレージの容量が128GBと小さいのが気になったが、MacBookの2倍はあるし、画像・動画は外付けHDDで管理しているので、特に問題はないと判断した。

ちなみに、MacBookのUSBにはHDDが2台、iPhoneが充電のために2台つながっていて、移行作業時にそれを外すとファンは静かになる ことに気づいた。USBで高負荷をかけていたことがわかって、やはり交換して正解かな、とも思った(後ろめたさゼロの自己肯定感!)。

購入したのはこれだけではなかったのだ(物欲だ…)。

2013/11/04

ヤンバルクイナの動画(ヤンバルクイナ生態展示学習施設にて、2013-10-16)

1号(♂13才)から、先月のキャンプの際立ち寄ったヤンバルクイナ生態展示学習施設で、1号が撮ったヤンバルクイナが疾走する様をぜひYouTubeにアップしろ、とせがまれたので、以下にアップした。
33秒後に餌を見つけて疾走する様子を撮っている。



オリジナルの動画はもっとブレが激しかったが(shaky!)、YouTubeにアップした際、 YouTubeで補正をしてくれた。

2013/11/03

「子どものうそ、大人の皮肉」松井智子著

何かで推薦されていたので購入。
その「何か」がなんだったのかは忘れてしまった(恩知らず)。
発達障害と言葉や会話がキーワードだったかな。

本書は「そうだったんだ!日本語」シリーズのひとつではあるが、日本語にこだわっているわけではなく、会話によるコミュニケーションについて洞察した本(画像をクリックするとアマゾンの該当ページへ)。

「おお、これは!」と面白かったのは、聞き手には
  1. 解釈の仮説をたてる際、認知的な労力がかからないものから順に試すようにせよ。
  2. 期待した価値のある解釈が得られたら、そこで解釈を追える終えるようにせよ。 (p. 137)
というロジックが働くということ。つまり、聞き手は「聞く労力を節約しようとする」し、「最初の解釈にたどり着くとそれ以上の解釈の追求を中止する」ことになる。
これは、会話だけではなく、人の思考そのものにも当てはまるのではないか。例えば、歳を重ねるにつれて持論、ものの見方が一方的になりやすいものだが、これは
  1. 思考を節約しようとする
  2. 最初の解釈にたどり着くとそれ以上の追求を中止する
ということそのものではないか。

一方、話し手はというと、話し手は自分を過大評価しがちで、親しい人が聞き手だと理解度が高いと思いがちだが、案外そうでもないという。
また、聞き手としてより、話し手としての能力は個人差が大きく、学習・訓練の甲斐があるとも。

この本をベースにもっと会話における話し手と聞き手の勘違いを強調したアイキャッチーな本を作れるのではないか、随所に出てくる3才の息子さんの成長に合わせた続編を書いてくれるのではないか、と思った次第。
ちなみに、本書に引用例としてでてくるピーター・セラーズ主演の映画「チャンス(Being There)」を借りてみたのは言うまでもない。

2013/11/02

太陽光発電実績(1年目)

太陽光発電を設置して1年が経過した。
1年の発電量と収支を振り返って、今後の投資回収予測を立てみよう。
期間は 2012/10 〜 2013/9。

発電量 (青の面グラフ)
  • 最大: 440 kWh (2013/7)
  • 最小: 184 kWh (2012/12)
  • 平均: 305.5 kWh
  • 年間: 3,666 kWh
年間発電総量(累積)は、購入前シミュレーションの推測値 2,551 kWh をかなり上回った(+43%)。
消費量 (赤○の折れ線グラフ)
消費量は、
  • 最大: 527 kWh (2013/7)
  • 最小: 478 kWh (2012/11)
  • 平均: 498.5 kWh
  • 年間: 5,982 kWh
であった。
年間を通じて±5%程度の変動で、案外季節要因が少ない。
他所と比べても電気を使っている方だな、これは。
ちなみに2年前の月平均は 559 kWh だったので、その時よりも1割減となっている。理由はよくわからない。

自家消費量(緑○)、買電量(橙▽)、売電量(黄○)
年間の消費量を100%としたとき、自家消費量、買電量、売電量、発電量(それぞれ年間)には以下の関係が成り立つ。
  • 消費量(100%) = 自家消費量(27%) + 買電量(73%)
  • 発電量(61%) = 自家消費量(27%) + 売電量(34%)
全日射量と発電量
気象庁の過去の気象データ検索から毎月の全日射量(MJ/m^2)と発電量の相関係数を求めると 0.979 と非常に高い値が得られた。

収支
これ以降は、実際に沖縄電力からの請求額(買電額)および入金額(売電額)から、収支を求めてみる。
沖縄電力の電力量の検針は毎月20日前後で、上記の発電量とは10日ほどずれている。
2013/10は参考値。
また、実績値から単価の平均を求めると 26.8円/kWh となった。

買電額、売電額、実支払額
  • 買電額 = 115,724 円/年 (@26.8円/kWh)
  • 売電額 = 85,680 円/年 (@42円/kWh)
  • 実支払額 = 30,044 円/年
みなしの電気料金(売電額)
年間の総消費量が 5,982 kWh であることから、太陽光発電を導入しなかった場合のみなしの電気料金は
  • 5,982 kWh/年 x 26.8 円/kWh = 160,283 円/年
となった。

みなしの削減額
実支払額が30,044円であったことから、みなしの削減額はみなしの電気料金から実支払額を引いたものになる。
  • 160,282円/年 ー 30,044円/年 = 130,239円/年
回収推定
設備投資額は150万円である。
みなしの削減額で割ると、回収期間が求められる。
  • 1,500,000円 ÷ 130,239円/年 = 11.5年
とでた。

想定していた10年弱より長くなった。
別途、考察する。

年間の消費量が1割ほど減ったおかげで、却って、お得感が減になったようだ。
試しに買電額を1割増のさらに売電量の割合(74%)の7.4%増とすると、みなしの削減額が増えるので、8.4年での回収期間となった。
払ったお金が増えるほど、お得感が増すのも変な話ではあるが。(→ 追記参照)

結局のところ、お天道さま次第であるので、8年から12年の期間で回収するくらいの気持ちでいいのかもしれない。

(2013/11/16 追記)

消費すればお得になるのはおかしいのでは、というご指摘があり、それもその通りなので一部訂正。
想定時とずれを見ると、消費量が減って、電力からの買電額は実績額であり固定なので、計算式(節約額 = みなしの電気料金 ー 実支払額)だけを見て、差分が大きなるためには、みなしの電気料金=消費量を大きくすればいいので、そう書いてしまった。
しかし、よく考えれば、消費量が増えると電力からの買電額と自家消費量も増えるので、結局は節約額に変わりはなさそうである。

お得になるためには、一にも二にも消費量を減らすこと。
そうすれば電力への支払額の削減と自家消費量の削減が見込め、併せて売電額の増加が見込めるので、回収期間も短くなるだろう。

2013/10/26

前庭神経炎、2度目(実は3度目か)

2010年(たぶん!)と昨年の7月に患わった前庭神経炎に再度罹患したので、備忘録として記す。

発症(2013/10/23水)
15時頃、出張者との会議中に壁を見ていると揺れる感じがする。
また来たかな、と思いつつもやり過ごす。
会議終了後、オフィスに戻ってみてもPCを直視するのがややつらい。
気を紛らわすためと時間稼ぎのために飲み物を買いに行く。
この飲み物も胃が受け付けず、退社までに飲みきれず。
実はこの晩は、その出張者との懇親会が組まれていて、遠慮するべきだったかもしれないが、他の担当者が台風27号の対策に駆り出されたため、ちょっと無理を通してしまった。
同僚たちと酒場に向かいながら、なんとなくめまいな感じはあるが、何とかなりそうで、実際お酒が入ると完全に治ったかのようだったが、後で考えると酔いとめまいの区別がついていないだけだった。

2日目(2013/10/24木)
朝からめまいがと吐き気が襲ってくる。
二日酔いかと思っって、無理すれば行けそうな気もしたが、私の素敵な奥様の忠告と、やっぱり行けない気持ちが勝って、職場に休暇の連絡を入れる。
めまいは続く。
その後、嘔吐したので休んで正解であった。
前回行った耳鼻科が休診日ということで、この日はおとなしくベッドで横になる。
その後数回の嘔吐を繰り返す。
スマホでさえ見るのが辛い状態。
アクエリアスを100mLほど飲んだくらいで1日完全絶食。

3日目(2013/10/25金)
この日もお仕事はお休みの連絡を入れる。
朝一で奥様に耳鼻咽喉科を予約してもらう。
診察を待っている間にトイレで嘔吐。
体温は35.8℃で低め、血圧は90-140と普段(80-120)より高め。
今回の診断には前回と違い、アイマスクのようなものを被せられ、先生の側からは赤外線で目の動きがモニターできるような新兵器が導入されていた。
先生曰く、前回は大きな振動が見られたが、今回はそれほどでもない。ただし、若干の振動は見受けられた、とのこと。
前庭神経炎でしょうから早く治しましょう、ということで、病院で点滴を受け、ステロイド系の薬とめまい止めの薬を処方してもらい帰宅する。
ちなみに点滴を受けている間もトイレに移動して嘔吐した。
家に帰り早速薬を飲み、この日もベッドで横になる。
アクエリアスを300mLほどを適宜、夜にプリンを1個食す。
ちなみに体重はこの2日間で2kg減った。
夜中にイヤーな感じの汗で目覚める。
その後は胸焼けが続いてその度に寝る体制を変えたりして睡眠が浅いまま次の日の朝を迎える。

4日目(2013/10/26土)  ←  今日ここ!
吐き気はなくなる。
朝ごはんにおかゆを作ってもらう。
何とか食べられる。
朝の薬を飲む。
家族は出かけてしまったので、一人で横になる。
なんとなくお腹が空いている気がしたので、家族の残したエッグマフィンを食す。
お昼には貰い物の即席ラーメンを食す。
あとで気づいたがこの時薬をのむことを完全に忘れていた。
午後からは、皿洗い、洗濯物を畳んだりと家の軽い仕事はできるほどに回復した。
夕飯は手打ちパスタを作れるほどに。
もちろん薬も飲んだ。ステロイド系の薬は徐々に減らしていくもので急に止めては行けないらしく、あと5日は服用することになる。

ところで、このblogを書いているほど回復しているのだが、ここまで書くとめまいが復活しそうな気配なので離脱する。
しばらくは疲れるとダメなのかもしれん。

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画像は2日目にお見舞いに来てくれた猫(iPhone5で撮影)。
カメラに対峙すると愛想が消える。
画面左上の黄色い容器はウィダーインゼリーで、これには結局手を付けることはなかった。

2013/10/18

秋休み、国頭村森林公園に2泊3日

那覇市内の小中学校は2学期制のため、秋休みがある。
この時期は気温、湿度共に低く過ごしやすく、旅行でどこへ行くにも持ってこいである。
ということで、仕事も4連休を取って、今年は、ヤンバルは国頭村の国頭村森林公園バンガローに2泊してきた。

バンガローは、ロフト付きの山小屋といった出で立ちで、ユニットバス形式のシャワーとトイレがあるのみ。
炊事は原則外で行うことになる(BBQか炊事場を利用)。
自炊するなら火を自分で確保しないといけないので、木炭とチャッカマンも持参した。
寝具もないのでウチはタオルケットを持参したが、結構な荷物になるので寝袋がいいかもしれない。

受付は公園内入口の交流促進センターで行うのだが、着いた当初、係の人がいなかったので今回は自前の携帯電話で呼び出した。ウチはauで3Gの電波が入ったが、先客はSoftbankだったようでつながらなーいとのことだった。

ところで、この交流促進センターは建て替え工事の真っ最中で、「森のおもちゃ美術館」の看板がかかっていた。10/18(金)にオープンとのこと(今日だ!)。 → 工事終了が10/18(金)でオープンは11/2(土)とのこと(参照)。
この森のおもちゃ美術館は、リンク先を見ていただければわかるが、東京おもちゃ美術館の館長がREADY FOR?というクラウドファンディングで資金を調達している。募集日数が残り10日と迫っているが、目標額600万円に対し、あと25万3千円というところまで来ている。この記事を書いたあとで協力しようかな。

1枚目の画像は、初日の周辺散策。
(この投稿の画像はすべてiPhone5から)
左上から運悪く見つかって捕獲されたキノボリトカゲ(ピンぼけ)、左下のヒカゲヤゴの新芽、右の「ハブに注意!」の看板。 キノボリトカゲは1時間の観察の後、元の場所で解放する。
この日はまだ台風26号(WHIPA)の影響は風が少し強くなってきて、雨が多少ばらつく程度であったが夜には風がとても強くなってきた。
夕食はBBQとした。


2枚目の画像は2日目の様子。
1号(♂13才)が朝から熱を出したようなので、私の素敵な奥様を付き添いに残し、2号(♀9才)と3号(♀5才)を連れて、ヤンバルのドライブに出かける。台風26号の影響で風が大変強い。

画像下が、沖縄本島最北端の辺戸岬からみた本島東海岸側。岬の先まで行ったらしいアメリカ人はずぶ濡れであった。

画像上2枚が、 1ヶ月前ほどにオープンしたヤンバルクイナ生態展示学習施設でのヤンバルクイナ。
今人間の保護下にあるヤンバルクイナは70羽ほどで、このヤンバルクイナ(♀2.5才)のように人前に出てくることに物おじしない好奇心の強いものは3羽くらいだそうだ。たった1羽だが、結構役者で見ていて飽きない。この日行けなかった奥様と熱の下がった1号に見せてあげたいので結局3日目にも訪問してしまった。
夕食はカレーライス。
3枚目の画像は3日目のハイライト。

この日はトレッキングで比地大滝に。
画像左上が、比地大滝への途中路にあった、auは使えるよ、のお知らせ。

画像右がちょうど中間地点にある吊り橋。 高さもあって揺れるし、いかにも吊り橋らしい。
ただし肝心の比地大滝は崖崩れのせいか、川に降りられず、水遊びが出来なかったのが残念。昼ごはんも含めて往復100分を3号も頑張って完歩した。
このあと、ヤンバルクイナ生態展示学習施設を再訪、1時間ほど過ごす。 また来てもいいな。

画像左下がヤンバルクイナの後に訪れた安波(あは)のタナガーグムイの滝。比地大滝より自然が残っていて好ましかった。
そのタナガーグムイを後にしてすぐ、前方左の道路脇ににカラスのような影が写っているのを見ながら車をすすめると、その影が歩きながら森へ逃げこんでいく。これはさっき見たヤンバルクイナではないか! 運転中で撮影できなかったが、目にしっかり焼き付けておいた。

その後は本島北部の東海岸を雨のシャワーと逆光が織りなす影の美しさに気分を良くして帰途についた。
画像下は高速道路上りの伊芸PAから見えた夕陽。

バンガローも台風の荒波も雨も風も太陽もそしてヤンバルクイナも十分に楽しんだ3日間であった。

心地よい疲労とともに家に帰り、玄関のドアを開けるとと、そこには…
留守番をしていた猫が文句を言っているのかニャーニャーと鳴いていたらしい(最初にドアを開けた1号談)。

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(備忘録)過去の家族旅行はこちら。

2013/09/24

「本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」」前泊博盛(編著)

仕事柄、米軍関連のお客様とも付き合いがあるので、過去に
という記事を書いた。
米軍基地内の法律の適用は、デフォルトでは日本の領土内であるので日本の法律が適用されるが、日米地位協定によって適用除外になる場合が結構あって、ほとんど法律的には国外扱いと考えるのがよい、というのがそれまでの私のもやもやとした結論であった。

そんなある日、時間つぶしに本屋によると、まさに日米地位協定の入門書があった。これで「もやもや」が解消されるのではないかと思い、手に入れてみた。

著者の一人である前泊博盛氏は元琉球新報の記者であり、執筆者は他に末浪靖司氏、新原昭治氏、石山永一郎氏などがいる。
高校生でも読めるように、というシリーズの意図があるので、そこそこ読みやすいが、やや扇動的なところもあってそこは注意が必要である。

本書の言いたいところは、実は本書のタイトルの主語が隠されているところにあって、主語をXXで補ってみると以下のようになる(ついでに「入門」も省いた)。
XXにとって、本当は憲法より大切な「日米地位協定」
となる。
このXXに「誰」「どこ」が当てはまるか考えるといろいろ見えてくるものがあると思う。
この本を読んで考え付くのは、外務省、政府、米国政府、米軍などなどである。
おお、国民不在ではないか。

以下、本書を読み終えての感想。
まず、日米地位協定はありていに言えば、不平等条約である。
沖縄は米軍基地が密集しているため、米軍基地や米軍人に物理的に近く、事件や事故等が頻発してきたので、人権に関わる不平等、たとえば、自動車事故を起こしても基地に逃げ込めば知らん顔、復帰前はあきらかな殺人でも逮捕できないなどがあり、命や生活に深くかかわるので、日米地位協定についてシツコク追求しているが、沖縄だけでなく、日本全体にこの協定がかかっていることを理解している人は少ないのではないか。
また、憲法というのは、改憲の是非はともかく、国の根底をなす法律なのに、最高裁判所が日米地位協定に関わるものについては是非の判断を放棄するというのは、司法として、また、国として終わっているのではないかとの印象を抱かせる(砂山事件での統治行為論)。
横道にそれると、環境基本法の第十三条では放射性物質が適用除外になっていたことを本書で初めて知った(Wikipediaの同項目は未だ修正されていない)。つまり、原子力関連は逃げ道を用意していたのですね。
もっとも、本書の発刊直前に改正(平成二三年一二月一四日法律第一二二号)になっている。

本を読み終わって、上手く扇動に乗せられた気がしたので、バランスを取るために、アマゾン(画像をクリックでも遷移)のレビューで厳しい意見にはどういうものがあるのかと思って星1つ星2つのレビューを読んでみると、「地位協定が沖縄のものとして語っている」(本書での指摘は、沖縄以外にも適用されているのだよ、としか読めなかったのだが)とか「中国脅威論」とか「3人の名前が出ていなくで視野が狭い」とかで、日本が法治国家であることを理解していない方のレビューのように思えてしまい、ちょっと拍子抜けであったことを告白する。
日米地位協定擁護論というものがどこかにあるのかしら?

国の統治は法律が基本なんですよね。
法律があって初めて機能する。
外国との付き合いが重要という政策ならば、それで全然かまわない。
その憲法に代表される法律より、外国との協定を優先するというのは理解ができない。

日米地位協定に関しては、国民が知らなさすぎるのか、うまく隠ぺいされているのか、両方だと考えるのが妥当なのか。
あの「もやもや」は解消されたが、別の「もやもや」と入れ替わった。
そんなことを考えさせられた1冊。

2013/09/09

夜更かしするのは音楽成分が不足しているから、という理屈は成り立つか?

最近、たま~に週末に夜更かしをする。
3時とか4時ごろまで起きているのですね。
もっとも、いつ夜更かししてもいいわけではなく、翌日に大した予定がないことを確認したあとである。
今この瞬間この時ばかりでなく、明日のことをも考えているとは、類人猿らしいし、さすが大人である、という風にほめられてもいいものだが、こんなことでほめられるのもどうかとは思う自分がいる一方、誰もほめるが人いないなら、いっそのこと自分で自分自身をほめてあげればいいではないか、というのが私の座右の銘の候補にノミネートされている。
世間の誰一人として認めてくれなくても誰もほめてくれなくても、自分で自分を認めてほめてあげれば、世知辛い世の中でも何とかやっていけるのではないか、という気がする。

で、夜更かし中に何をやっているかというと、TV(無い)やゲーム(学生時代に卒業)などではなく、YouTubeで初めて聞くバンドや、懐かしのロックなどを漁っている。Jazzやクラシックは大きなスピーカで聞きたいし、スマホで聞いてもどうにもつまらないので、夜更かしはロック専門である(人と違うかな)。
つまりは、YouTubeから流れる音楽に没頭しているのである。

YouTubeでは、音を聴くだけでなく映像も同時に見られるので、たとえば、元曲に合わせてドラムのパートだけ演奏してくれている映像などがあったりする。手足4本をバラバラに動かせて一体全体この人たちは私と同じ地球の人?などとため息をつき、私が時々外れるリズム感もばっちりで羨ましいと天を仰ぎ、同じ曲同じリズムでも叩く人によってはキレが全然違うわー上手下手はやっぱりあるのね、などと改めて思ったりするのである。
とにかく、この場を借りて、映像をアップしてくれた見ず知らずの他人の皆様とYouTubeに感謝申し上げたい。

音楽に没頭すると先に書いたが、没頭感のいいところは、そこにあるのは「自分だけ」であって、しがらみ、関係性、義務、責任、強迫観念などから自由に、あるいは、逃げられる、というところかなと思う。
同じスマホでも、ネットサーフィン(←死語の世界からの甦り)は、いい時間つぶしで、たとえば、いくつかのニュースサイトやTwitterなどから、知識を得ては賢くなった気になり、考えるべきことは増して思考力が上がった気になり、新しい見方を得ることで世界観を拡大した気になっても、なぜか、そこには夜更かしするほどまでの没頭感はない。

YouTubeを見て夜更かしまでするような没頭感が、私の現実世界には、直接的にいい影響を与えているとは思えず、翌日はやや寝不足で頭脳パフォーマンスの低下という悪影響を与えているのは事実で、それでも「ついつい見て聴いてしまう」のは、私に「音楽成分」が不足しているため体が無意識に欲しているからだと思われる。

しかし、音楽は時間芸術なので、それを鑑賞するには時間を消費する。音楽は演奏している時間と同じ時間の分を聴かねばならず、その時間の分だけ確実に消費していく。時間はすべての人に等しく同じ長さを与えられていて、与えられた時間をやりくりするのは、人それぞれの工夫次第である。

こうして、働き盛り、子育て真っ盛りのある年代は、葛藤に葛藤を重ね、なんとかやりくりした結果、再び自分の時間を取り戻すまでは、音楽やオーディオから離れていくのだと思う。

足りないミネラル成分を補給してくれるお手軽サプリメントが巷にはあるが、時間を消費しないような音楽成分を補給してくれるサプリメントがあればいいのに、と思うお年頃に自分もとうとうなってしまったのか、と思う今日この頃。

2013/09/02

草刈機(正しくは刈払機)と本部町具志堅のフプガー(大川)

縁あってガールスカウトキャンプ場の雑草刈りのお手伝いに本部町具志堅まで、私の素敵な奥様と行ってきた。
少ない男性陣ということで、草刈機(正しくは刈払機:かりはらいき)を割り当てられたが、使ってみるのは今回が生まれて初めてである。

草木をあっという間に切断していくのは、ものすごく効率が良く作業も捗るのだけど(1台の能力が大人5~10人分くらいの労力に相当と推測)、 草木の立場に立つと、ものすごい暴力でもって切り倒されていくので、たまったもんではないだろうなとも思う。
刈る方向は右から左、顔を覆う防護カバー必須、周囲5m以内に人がいないことを確認、刈るとき以外はエンジン停止、などに注意して作業した。
刈払機を仕事として使用するには刈払機取扱作業者の資格取得が必須で、個人用途でも取得が望ましいとのこと。

1枚目の画像は、Wikimediaから刈払機。
エンジン、エンジンスターター(ひも付きのリコイルスターター)、回転スピード調整用レバー、エンジン停止ボタンの位置を見ると、まさにこのタイプを使用したことが分かった。
エンジンは小さくても元気がありパワーもある。
燃料を燃やして力を得るその作戦は時代遅れになりつつあり、そのうちパワーや持続時間の面でまだ見劣りするが伸長著しいモーターにとってかわられる日が来るかもしれないと思う。

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2枚目の画像(iPhone5で撮影)は、草刈り場近くにあるフプガー(大川)
2時間の草刈作業の終了後、家路につくドライブの前に休憩を兼ねて訪れてみた。

沖縄の湧泉(カー)は各地にいろいろあれど、山が無くなったり、アスファルトが敷かれたり、今となっては枯れたもしくは水の循環が遅くなったカーも多い。しかし、ここフプガーは、湧水が1m以上の深さでプールしていて、右の木の下あたり数か所から今でもぷくぷくと水が湧き出している(実際、ぷくぷくは水ではなく気泡だけど)。

左上の男性が見えるあたりは囲いの隙間になっていて、プールから溢れた水が勢いよく流れ出ている。囲いにはその他に水抜き穴がいくつかあり、そこから放物線を描いて落ちてくる水を目の前にするとその水量にも驚かされるが、さらに両手を突っ込んでみると、夏だというのにとても冷たい。
冷たいので長くも手を突っ込んでいられず、水から手を抜いてみる。ふと見上げると、カーには山が迫っている。

今年は、梅雨時期にたくさんの雨が降ったが7月8月はほとんど降っていない。
頼みの台風も2個も来たがどれも風が強いばかりで期待外れの雨量であった。
何か月も前にこの地に降った雨を山がスポンジとなって蓄え、元は雨だった水が徐々に滲みでているところがフプガーだ。
この水は山の恵みだと思った。

2013/08/27

台風201315号(KONG-REY)がやって来そうだ


台風201315号(KONG-REY)が先島諸島を抜けて東シナ海を北上しそうだ。
そのあと、気象庁は中国沿岸をかすめるように北上、JTWCは九州南端をかすめるように北東へ進む予報となっている。

沖縄本島は台風の東側に位置することになるので、これは風が強くなる。

沖縄本島への最接近が週末っぽいんだよな…。
下手したら仕事ではないか。


ただし、沖縄周辺海域の海面水温(気象庁)は例年通りのようだ。
3枚目のグラフが2013/8/26の海水温、4枚目が平年との差。
ちなみにグラフの"SST"は"Sea Surface Temperature"の略のようだ。

2013/08/23

めでたい豚の置物

「判決が出ましたー、赤でーす」

3㎝高の5匹の豚が持っているのは鯛、パイナップル、爆竹、赤い巻物、琵琶(かな)。
このめでたい置物は、私の素敵な奥様が17年前つまり1996年に香港で購入したもの。
日本円換算で千円位したと聞いている。
それぞれ性別、服装、ポーズの違う豚に赤、青、金、緑、ピンク、黄、茶、黒と人手をかけて着色されているので、手間の割に安い。

放っておくと埃で黒ずんでくるので、時々水を張った洗面台でじゃぶじゃぶと洗ってあげている。

2013/08/20

マシュマロチャレンジ(大人対子ども)

1号(♂13才)が参加しているロボロボの会(blog, facebook)というロボット教室で初の合宿があったので、これを機会に2011年にTEDで見て以来やってみたかったマシュマロチャレンジの実施を提案、実行する運びとなった。
画像はロボロボの会代表世話人がfacebookへ公開投稿されたもの。
ちなみに1号は夏休みの宿題が終わらずこの合宿をドタキャンしたのだった。

事前準備
事前に準備するものがある。
何チームできるかわからなかったので10チーム2回分とした。

材料
  • パスタ:スパゲッティ(乾麺):1.4mm x 400本以上(@20本) (約1g/本であった)
  • マシュマロ:20個以上(@1個) (ロッキーマウンテン製(アメリカ)レギュラーサイズをサンエーで購入。日本製には小さいものがある。大きさというか重さが重要)
  • マスキングテープ:18m以上(@90cm) (色は青を選択: パスタの黄と対比)
  • 紐:18m以上(@90cm) (100均で購入)
道具
  • ハサミ:10本 (10本揃わず、3本をシェアしてもらった)
  • 紙:40枚 (設計用だが、各自で工夫してもらった)
  • ペンまたは鉛筆:20本 (設計用だが、各自で工夫してもらった)
  • ルールブック:10部 (これはパワポで代用した←この場合PCとプロジェクタが必要) 
  • 測定用のメジャー:1個

当日の開始前の状況
初日のロボット教室のカリキュラムを終え、夕食後の20時ごろ開始した。
大人男性陣は多少アルコールが入っているし、大人女性陣は、食事前のコーヒータイムで打ち解けている模様であったので、アイスブレーキングが不要な状態だった。
また、子どもたちは小4から中2までで、午後からのロボット教室でチーム分けされていたので、そのチームそのままとした。中学生は各チームに一人はいた。

チーム構成
ということで1チーム3~5人で以下のような7チームを構成した。
  • 子ども男子 3チーム (5名、5名、5名)
  • 大人男子  2チーム (3名、4名)
  • 大人女子  2チーム (4名、4名)

スケジュール
1時間の枠で以下のスケジュールを構成した。
  1. (1回目の材料の準備)
  2. マシュマロチャレンジの説明 ← BEGIN
  3. チーム名届出&1回目の材料配布
  4. 1回目のチャレンジ(18分) (時間経過のアナウンスを適宜)
  5. 1回目の測定&結果発表
  6. TEDのビデオ鑑賞 (並行して2回目の材料の準備) 
  7. TEDビデオのポイントの解説
  8. 2回目の材料配布
  9. 2回目のチャレンジ(18分) (時間経過のアナウンスを適宜)
  10. 2回目の測定&結果発表
  11. 上位チームに景品贈呈 (合宿首謀者のアイデア)
  12. まとめ ← END
下の資料にあるパワポを参照のこと。

資料
以下のパワポ資料を事前に作成し、 プロジェクタで投影することにより、スケジュールがスムーズに進むようにした。(このポストに載せるためにslideshareにパワポをアップしたのだが、半角全角混在した単語では全角文字が消えるようだ)

1回目のチャレンジ
MashmallowChallenge.comインストラクションに則り、BGMには"i am sam"を流す。
18分後、すべてのチームが
塔を作って、最後にマシュマロを乗せる
パターンで、マシュマロの意外な重さにパスタの塔が耐えきれず、成績は振るわず。
1回目の最高は44㎝、最低は0cmであった。
大人チームが期待以上に熱心で、時間切れでもチャレンジを続けようとするチームがいくつかあった。

TEDのビデオ
1回目のチャレンジの後、TEDのビデオを見せる。
ポイントは、
  • プロタイプの作成→修正の繰り返しが有効
  • チームで協力することが有効
とした。
インセンティブについては割愛。

2回目のチャレンジ
2回目は、材料の特性、つまり、スパゲティの弾性と剛性、マスキングテープの粘着力、マシュマロの重さなど、に慣れたのと、構造的な考察も加わり、1チームを除き、6チームはスキルの向上の結果、成績の向上が見られた。
2回目の最高は63cmで全体を通して最高であり、最低は26cmであった。
最低の26cmのチームは1回目と成績が変わらず、向上が見られなかった。
これは、実質上のリーダ(中2)が場を支配し(この子のアイディアと作業が中心になった)、名目上のリーダ(小4、自薦)が事実上リーダを放棄したので、中2の個人作業に陥り、また、アイディアの転換が図られなかったのが原因と思われる。

総括
  • 概して大人のチームが成績がよく、また、熱心であった。
  • 子どもチームは中心人物とその他に分かれる傾向があり、子どもによっては机から離れ、ぶらぶらする子もいた。
  • 大人と子供では、スキル、メンバーシップ、目的意識、コミュニケーション能力に差があったと思う。
  • 大人たちはチャレンジが終わった後でもとても盛り上がっていた(^^)
  • ただし、今回大人たちはアイスブレーキングが済んだ状態からのチャレンジしたのであり、よく知らない人同士でチームを組むとなると方針決定、役割分担、コミュニケーションなどに、より高いハードルが存在すると思われる。
  • 小中学生にはまだ難しいのかな、と感じたのは想定外であった。
  • 子どもたちの合宿に大人が一緒に取り組むプログラムがあったのはよかった、との声もあった。
  • スパゲッティとマシュマロというのは絶妙な材料の選択だな、と感心することしきり。

参考にしたサイト 
準備や資料作成のために参考にしたサイトは以下の通り。
どうもありがとうございました。

2013/08/14

MacBookのACアダプタ(A1184)を不良により交換

ウチのMacBook(Early 2006, CoreDuo)の電源が入らなくなった。
具体的には
  1. (3か月前ほど) 電源供給が途絶える。ACアダプタ(A1184)のコンセント接続部を動かしてみると電源供給開始するポイントがあるのでそこで固定する
  2. (1週間前) そのうち、どううごかしても、コネクタ部分のグリーンのLED点灯後オレンジのLEDに点灯移行し直後に消灯する、つまり、電源供給ができていない
となった。
故障個所切り分けとして、
  • コンセント接続部分を切り離して、接続部にテスターを当てると100VACあるのでこれはOK
  • ACアダプタを接続したまま本体のバッテリを外してみても電源供給できないので、バッテリの問題ではなさそうだ (バッテリに問題があるとバッテリを外せばOKな場合がある)
を行ったので、故障箇所は
  • ACアダプタのAC/DC変換部の故障
か、もしくは
  • 本体の電源部の故障
とに絞られたと思われる。
まずは、本体での電源故障即本体交換で出費が痛いので、安価に済むACアダプタ(A1184)をアマゾンで購入することにする。

レビューを読むと互換品は問題が多そうなので、純正品のバルク品を選択することなった(画像をクリックするとアマゾンでの購入先に飛びます)。
で、新規購入品が到着した(8/11注文確定、8/13到着)。
比べてみると、今まで使っていた方はケーブルと本体部分の白色が少しくすんでいたけど、日焼けする場所でもないので、これは経年劣化と思われる。
さっそく交換すると、ドンピシャ、正常に電源供給されました。へへ。

しかし、このMacBook、2007年7月に中古で購入、なので購入から6年、発売から7年経過しており、2011年12月にはFANも交換している。そのうえ、去年はiPhoneを2台(私と私の素敵な奥様)とThinkPad Edge E135を導入、最近iPad(4)を手に入れたので、心理的財政的にIT投資にちょっとブレーキ中でもある。
しかし、法定耐用年数(4年)はとっくに経過し、性能面(主に速度)および機能面(iPhoneとの連携)で不足しているので、そろそろ更新の時期に来ているのは確かだ。
年末から来年には、少し考えてみよう。

2013/08/12

残暑お見舞い申し上げます。

立秋を過ぎると残暑と言うらしいですが、皆様におかれてはいかがお過ごしでしょうか。ちなみに立秋は「暑さの頂点」の意で、今年は8/8だったようです。(ここまででですます調終わり:でが多い)

今年の沖縄は、梅雨明け以降ほとんど雨も降らず、台風201307号(SOULIK)もいわゆる風台風で雨は降らず、離島では水不足が深刻になってきている。
久高島や宮古島では雨乞いの儀式も行ったみたいだ。科学的でもなんでもないのだが、他に人間にできることないしねぇ。
私の住む沖縄本島は梅雨時期に降った雨をダム周辺の森林が貯金してくれていることと目を見張るほどのダムの充実で、まだ深刻な状況には今のところ陥っていない(沖縄県企業局ダム貯水率:84.7%)
台風だけが頼みの綱なのだが、どうも南西諸島に強く張り出した高気圧のせいか、フィリピンから西へ行ってしまう。

ところで、我が家には太陽光発電を昨年設置したが、沖縄の住宅にはほぼ8割は設置されている水タンクを、断水(給水制限)の実績(沖縄県県企業局:連続給水記録7103日)を考慮して設置していない(というか水タンク不要論の設計士に同意した)。
雨と太陽光発電と水不足の関係を見ると
  • 雨が降らない → 太陽出る → 太陽光発電絶好調 → 水不足心配
  • 雨が降る → 水不足問題なし → 太陽出ない → 太陽光発電しょぼーん
ということになる。
リスクヘッジをしているというか、いつもリスクを抱えているというか、ただでは起きないというか、その前に転んだらダメじゃんというか、七転び八起きって学習能力ないのかというか、二度あることは三度あるというのは数学的帰納法というか、「数学的帰納法による証明は、帰納でなく演繹である」というのには辟易させらるというか、というか暑いですね。

ということで、太陽光発電は絶好調である。さ来月には設置1年経過の実績報告を掲載できると思う。

一方で、あまりに暑いので、我が家では「あまりエアコンを使わない」ポリシーの解釈を緩くして、寝室のエアコンを稼働させている。
熱中症になるのは、何も昼間の太陽の下だけではないだから。

(2013/08/13追記:画像を夏らしいものに変えました:シマウマも 行き倒れの 暑さかな)

2013/08/05

3人組と1匹の4日間(鬼の居ぬ間に洗濯ではないよ)

第16回日本ジャンボリー(16NJ)に出発した1号(♂13才)に続き、私の素敵な奥様もガールスカウトの引率で4日間家を空けたので、私と2号(♀8才)、3号(♀5才)、それに猫のミャウ(♀7才)が残された。

さて、この4日間何をするべと思い、2号がご所望のレンタル自転車とレジャープールに沖縄市にある沖縄県総合運動公園、定番の美ら海水族館、私のわがままで映画「風立ちぬ」で4日間を過ごす。

タイトルの「鬼の居ぬ間に洗濯」は、比喩としてはそうではないと言いつつ、現実はその通りで、洗濯しまくった。洗濯したり、洗濯ものを干したりするのは苦にならない。
外出ばかりして時間が足りなくなったので取り込んだ服を畳むのは放棄して、家族各々の洗濯カゴに放り込む。


1枚目2枚目は沖縄県総合運動公園の管理棟。
2日に分けて訪れたのだが、両日ともに暑かったし、続く2日間も暑かった。7月から続く好天気で、雨が降らなくて街の木々は枯れ始めているものもある(ダムは梅雨時期の貯金がきいてまだまだ大丈夫)。

ちなみに(全然ちなんでいないが)、このポストの画像はすべてiPhone5による。


3枚目は海洋博記念公園のイルカ学習会。
バンドウイルカの空気穴(鼻孔、噴気孔)が開いているのが見える。
2号、3号は係の人に言いたい放題言っている(いや3号だけだったかも)。

4枚目は美ら海水族館のジンベイザメへの給餌タイムの様子。
給餌の様子をプール上からの画像をリアルタイムで表示するという趣向を凝らしていた。

5枚目は惰眠をむさぼると見せかけて立派に留守番を果たしたミャウ。
どの世界でも凄腕は一見そうとはわからないもの。
それが証拠に我が家にネズミが侵入したことは、これまで一度もない。(ただし、ネズミが隠れる屋根裏や床下というものもないからネズミなんて来るはずないし、この猫が虫一匹も捕まえきれないことを知ってるし、本心から彼女の功績なんて思っているわけがあるわけないでsy、うゎ何をするあsだj…)

能ある鷹は爪を隠し、能ある人は言を慎み、能ある猫は惰眠をむさぼる。

2013/08/01

猫の誕生日(今日でも今月でもないのですが)

先月は飼い猫ミャウの誕生月であった。
最初の5枚の画像は飼い始め前後のトータル1週間の記録。

2006年11月16日(木)の夕方、私の素敵な奥様とその時まだ2才だった2号(♀8才)が家への帰り道を歩いていると、数件先の近所の家から付いてくる子猫がいた。
(今でも同じ模様の野良猫が近所にいるので血がつながっていると思われる。ただし彼らは野良猫らしく目付きが鋭い)

お腹も空かせているようなので3日ほど玄関先でエサだけ与えていたが、近所の犬(イエイ!新しいおもちゃだ)と野良猫ズ(ココはウチらのシマだ、そこのエサ黙ってよこせ)に威嚇を受けてしまったので、4日目にはベランダへ避難させる。
つぶらな瞳で我が家の女子に訴えたのかは定かではないが、ま、そのまま飼うことになった。

翌週の月曜日に奥様が獣医に見せると生後4か月だというので、逆算して7月頃誕生、覚えやすいように7月7日を誕生日とした。
7才の♀ということになる。

性質はいたって穏やかで、
才気溢れる感じは微塵も見せず(考えるのってチョー苦手)、
人間の呼びかけには返事はするし(自分を人間だと思って入り節があ る)、
嫌だという姿勢を示しつつ家族にすぐ捕まっておもちゃにされるし(嫌々ながら遊ばれてあげている)、
ドアは開けても閉めないし(冬は寒いのだから閉めてよ)、
エサはまだまだ残っているのに少しでもエサ皿の底が見えるとエサがないと主張するし(主に私に対して)、
家とベランダが行動範囲の箱入り娘でもあり(最近ウチの家と隣家の屋上も追加、ウチの屋上から降りられなくなること数回、情けない)、
飼うことが決まって初めて家に入れた時に奥様が風呂に入れて以来(本気で嫌がったらしい)風呂いらずの節水猫でもあ る。

最後の2枚の画像は2号が急遽作った7才の誕生プレゼント(ネズミのおもちゃ)。
当初、2号のプレゼントを見て関心を示したかと思われた。
えー、初めて見るー、何それー、おいしいのー? くんくん
って感じ。

しかし、3秒後(2枚目)、
おめでとうじゃないよ、食えね~じゃんか…
ってか。

ミャウちゃん、あの時の君のつぶらな瞳はどこに行ったの?
(ペットは飼い主に似るんだよ、っていうのは余計なお世話だ、とあなたの目を見ずに穏やかに主張したい)

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画像は上5枚がIXY60、した2枚がLX5。

2013/07/31

i am sam (サントラ盤)

映画"i am sam"のサントラ盤。2002年発売。

DVDで映画を見て、音楽がよかったのでCDを手に入れた。
国内盤はボーナストラックがついてそのボーナストラックもいいとのレビューもあったが、すでに廃盤なのか値段が高いので、輸入盤を購入。画像をクリックするとアマゾン(jp)の輸入盤のサイトへ飛ぶ。

いろんなミュージシャンが演奏するビートルズのカバー集だが、どれもアコースティックな曲風をベースに音楽的にも音質的にも音色のトーンが揃えられていて曲による違和感は少ない(12. "Julia"だけは別かな)。中で頑張っている人がいる。

どの曲もとてもいいし、アマゾンのレビューでも好きな曲が皆テンでバラバラなのが、このアルバムの良さを表しているかもしれない。
私が特に好きなのは1曲目の"Two Of Us"と最後の"Let It Be"。

エイミー・マン&マイケル・ペンの歌う"Two Of Us"は、オリジナルにない丁寧さ、音の強弱、特に無音部分を上手に使って、歌詞にピッタリなアレンジで、楽曲の魅力を引き出している。これは、2曲目のサラ・マクラクランが歌う"Blackbird"も同様な丁寧さ。
ちなみにマイケル・ペンは、主役のショーン・ペンの兄である。
そして、ニック・ケイブの歌う"Let It Be"は、この名曲をこういう風に歌うのか!とびっくりさせられる。歌を自分のものにしていてうらやましい。

とにかく、ミュージシャンたちがビートルズに敬意を表しつつ、オリジナルの魅力を引き出すようにさらに現代的に研ぎ澄ませているかのようだ。
このCDを聞くとビートルズの演奏は古く荒っぽいと感じるが、逆に、カバーによって原曲の魅力は輝きを増し、これだけの曲を作り、アレンジのアイディアを出していた彼らはすごいのだと再認識した。

"Two Of Us"も"Let It Be"もどちらもCDと一緒にそらで歌えるまでちょっと頑張ってみる。

2013/07/30

1号、明日、ジャンボリーに出発

画像は1号(♂15才13才)が通う中学校の運動会のお昼休みの余興("の"が多い)。
地域の旗頭が応援に来てくれたらしい中学校の有志による旗頭が演舞された。
中学校の運動会なので、観客もまったり。
(気づいたらミニチュア風モードにセットされていた)
実は、この運動会が開催されたのは、ちょうど1か月前。
今頃アップしているのは、スマホに慣れて、デジカメからPCへのアップ作業が億劫になり、おろそかになったため。これはいけない。

さて、その1号も明日から10日間のボーイスカウトのキャンプ、通称、日本ジャンボリーで山口県のきらら浜へ行く。
1万4千人が参加するらしい。9日間も!(残りの1日は観光)。
ここのところの豪雨で地元は大変ではないかと遠いところで心配。
1号は、物の管理がイマイチできないなので、現地でいろいろ無くしてこないか、私は不安である(本人は楽しいだろうけどね)。

(2013/7/31 いくつか訂正)

2013/07/29

大角座の斜塔@首里赤田町

首里赤田町にある五差路の赤田交差点、またの名を大角座(うふかくじゃ)交差点に面して三角の形をした建物がある。
右の画像中央右の黒っぽいコンクリート打ち放しの建物がそれである。
数年前までは、1Fがバーだったり整体院だったり、2Fから4Fにも人が住んでいた様子があったのだが、今はもぬけの殻である。
なぜか。
見てわかるかな、この建物は左側に傾いている。

分かりやすいように基準線を入れてみた。
そのうち左側の住宅にもたれかかるのではないかと、しなくてもよい想像をしてしまう。


大きな地図で見る

2013/07/26

ミッションビーチ

3週間ほど前になるが、3号(♀5才)の通う幼稚園の海水浴に家族そろって行ってきた。1号(♂13才)、2号(♀8才)も通っていたので足かけ9回目だが、3号が今年度で卒園予定なので、これが最後かな。
以前に海! という記事も書いた。

場所は恩納村にあるミッションビーチ
カトリック教会の黙想の家に隣接している。
キャンプもできるらしい。
ビーチは天然。砂の大きさで層が分かれているので天然ということがよくわかる。人工ビーチでは砂の粒度がどこでも一律である。
海の中には一応魚もいる。
遊泳区域が制限されている(あまり面白くないですね)以外は、適度な囲まれ感もあり、静かだし、砂浜と陸の間の斜面の芝生が寝転がって遠くを見るのに適しているし、まぁ、いいビーチ。
午後には雲が出てきた。
遠くにスコールが見える。

その日、ヘリが南側の万座ビーチ方面(画像の左側)を何度か旋回していたが、後でおぼれた人がいたことがニュースになっていた。


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