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2019/08/29

運転免許取得まで20ヶ月

1号(♂19才)がやっと運転免許を取得した。
実に20ヶ月、期限まで残り8日というところだった。
昨年(2018)年の1月に教習所に通いだして、3月には引っ越し、現地の教習所にこれまでの実績を引き継いでもらい、同じ年の9月の今日落ちたら最後という日にやっと卒業検定に合格、それから本免学科試験の合格まで1年かかった。
実は、彼の、卒業検定には合格した、という言葉そのものを疑い始めていた頃に、画像のはがきが彼の通っていたはずの教習所から彼の本籍地である私の実家に届いた。 
よっぽど困ってたんですね、教習所の人たちは。
兎にも角にも、合格できたのだから、心配事が減ったし、本人にとっても国内最強の身分証明書と移動の自由を手に入れたので、めでたしめでたし。

しかし、卒検から本免まで1年もかかるとは何事だ?
とっとと行けばいいのに。

その「とっととXXXすればいいのに」に魅力も引力も感じないんだな、彼は。
彼は幼い頃にADHDの傾向があると診断されたことがあって、その問題の一つに遅延報酬系があると睨んでいる。
というか、私もその傾向があるので(だいぶ克服してきたが)、断言できる。

そもそも遅延報酬とはなにか?
「あとで太らせてから食べよう!」
が遅延報酬の代表的な例である。
逆に、遅延報酬に問題を抱えるとは
「小さいけど今すぐ食べてしまえ!」
となる。
現在の報酬を未来の報酬より過大に評価すること、または、未来の報酬を割り引いて考えることをいうらしい。
詳細は専門家にお譲りする。
人間以外の動物は大方、遅延報酬が働かない傾向があるけど、人間がこれでは、生活に、いや、もっと根源的に、生き延びるのに困る。

TEDにおりよく遅延報酬の講演が載っていた。
「先延ばし魔の頭の中はどうなっているか」ティム・アーバン

1号の、彼の頭の中にはきっと「今の瞬間だけに生きている」「ラクして楽しいことだけを気にかけている」ような「すぐにご褒美が欲しいおサル」が棲み着いているに違いない。

2016/12/31

マシュマロ・チャレンジ (3年ぶり2回目)

ロボット教室の合宿に参加したおり、要請があって今回で2回目のマシュマロ・チャレンジを行いました。

どのようにやったかが気になる方は前回の記事をご参照ください。

マシュマロチャレンジ(大人対子ども)

しかし、みんな18分間という時間を守らないのよね。
明らかに時間オーバーしたところは失格として新たなルールとしました。

1回目のあと、TEDのビデオを見せて、プロトタイプの重要性を強調して2回目に挑んでもらったら、どのチームも1回目よりは2回目の成績が良くなってました。
1位はママさんチームのうちの一つで記録は51.5cm。

終了後にパスタが細すぎるのではないか(1.4mm)、折れやすかった、との明るいクレームがありましたが、太さは前回と同じで前回は困っている様子もなかったので、ブランド(ママー)が悪かったのかもしれない。

今回2回目の人もいましたが、3年前なので忘れているようで、 アイスブレーキングとしては、やはり秀逸だったことを再確認した次第です。

2015/09/11

「風をつかまえた少年 - 14歳だったぼくはたったひとりで風力発電をつくった - 」ウィリアム カムクワンバ (著), ブライアン ミーラー (著), 田口 俊樹 (翻訳)

以前にTEDでのアフリカの少年の講演を紹介したことがある。

TED 2作 (少年たちのアイディアと実行力)

このうちの風力発電を作った少年の物語が文庫本になっているのを見つけたので、機内の暇つぶしに買って読んでみた。

いや、よかった。
アフリカの少年の成功物語かと思いきや、もっと厳しかった。

マラウイというアフリカ中部の聞いたこともないような小さな国の、アホな大統領の失策や雨が降らないという気候のイタズラが重なって、国中が大飢饉で死にかけるという過酷な環境下で、その飢饉を発端とした貧しさ故に中学校に行けなかったウィリアム少年が、向学心から図書館に通い続けた末に「物理学入門 - Explaining Physics」と「エネルギーの利用 - Using Energy」という本を手にした時から人生が変わって行く、という物語。
風車が、井戸の水を汲み上げれば飢饉に耐えられるし、電気を起こせば豊かになることを理解したウィリアム少年は、もう迷わない。

まぁね、やってることは簡単だ、という人もいるかもしれないが、風力発電が動くところを見たことも、中学レベルの教育を受けたこともない少年が、英語の本を読んで理解し、周囲の嘲りに負けずに屋根より高い風車を廃品利用のオンパレードで建てるなんて、簡単じゃないよ。
風車は写真から想像できたかもしれないが、電鈴の仕組みを利用してブレーカーを作るなんて、なんて、なんて凄いのだろう。

本から知識を吸収する。
推察する。仮説を立てる。
材料を集める。
道具を作る
加工する。
知識を形にする。
笑われても気にしない。

彼の凄いところは次の一文に言い表されていると思う。
「ここまで厳しい環境だとはね。僕の想像を超えていた」とライリーさんは言った。
ぼくとしてはただ苦笑するしかなかった。彼にはまだ飢饉の話もしていなかった。 (p.437)
この本を通して彼を見てると、出来ない言い訳、やらない言い訳なんて成立しないな、と思う。

彼の物語は、何か、物とは限らない何か - 例えばこのblogの記事 - を作ることに行き詰まった時の私の師匠になる。

William Kamkwamba Official Blog

2013/12/22

TED 2作 (少年たちのアイディアと実行力)

投稿に間が空いたので、TED Talksでも。
共通するのは、アフリカ、少年、廃品利用、好奇心、実行力、家族、役に立つモノ、教育、人生の転換。

飢饉をきっかけに家族と地域に電気と灌漑施設を作った少年。
「ウィリアム・カムクァンバ: 私がやって見せた風力発電」(5:59)


LED点滅発光でライオンを家畜に寄せ付けない工夫をした少年。
「リチャード・トゥレレ: ライオンとの平和を生んだ僕の発明」(7:20)

2013/11/11

TEDxRyukyu 2013 に参加

TEDxRyukyu 2013 に運良く参加しできたので備忘録。
プレゼンの様子などはそのうち動画がアップされるので、その時に書こうと思う。
で、実際どうだったかというと、9:30に会場について、18:30に会場を後にしたので9時間もいたことになるが、全然退屈しなかった、と言えばわかってくれるだろうか。

終わった直後のTweetがこれ。
「プレゼン技術ではなく、思いやパッションが大事」と最後に司会のディビッド・シェンさんが言っていたが、運営陣にパッションを感じることが出来たのだから、プレゼンも悪くなるわけがない。
洗練されていないプレゼンもあるにはあったが、かと言って中身が無いわけではなく、彼らの生き方がプレゼンに投影されているのは感じた。
代わりに私がその場に立ててるかというとそれは十分怪しいのだから、彼らは凄いのだし、実際凄いのだと感じた。

運営は、会場設営、プレゼンの構成、合間合間にいれたビデオのTED Talkの選び方、司会、進行、どれもよかった。北朝鮮からの脱出した少年のTalkにはしばし涙が止まらなかった。
音楽はYURAIというユニットで、ボーカルの上手さ、二胡の自然を模した響き、キーボードの支え、どの曲も素晴らしく、飽きることがなかった。
ランチ無料に、飲み物おやつ付きとは、これ如何に!

あえて言えば、
  • USTREAM中継があるとは直前まで知らなかったので知っていれば行けなかった人に教えることが出来たかな
  • 子ども同伴可能だったことを最初から知っていれば1号(♂13才)を連れて行けたのに
と思ったことくらいか。

====

ところで、職場でもTEDもどきの仕掛けを行っているのだが、食いついてくる人(スピーカーになる人)は限られていて、これはこれで悩ましい。

2013/08/20

マシュマロチャレンジ(大人対子ども)

1号(♂13才)が参加しているロボロボの会(blog, facebook)というロボット教室で初の合宿があったので、これを機会に2011年にTEDで見て以来やってみたかったマシュマロチャレンジの実施を提案、実行する運びとなった。
画像はロボロボの会代表世話人がfacebookへ公開投稿されたもの。
ちなみに1号は夏休みの宿題が終わらずこの合宿をドタキャンしたのだった。

事前準備
事前に準備するものがある。
何チームできるかわからなかったので10チーム2回分とした。

材料
  • パスタ:スパゲッティ(乾麺):1.4mm x 400本以上(@20本) (約1g/本であった)
  • マシュマロ:20個以上(@1個) (ロッキーマウンテン製(アメリカ)レギュラーサイズをサンエーで購入。日本製には小さいものがある。大きさというか重さが重要)
  • マスキングテープ:18m以上(@90cm) (色は青を選択: パスタの黄と対比)
  • 紐:18m以上(@90cm) (100均で購入)
道具
  • ハサミ:10本 (10本揃わず、3本をシェアしてもらった)
  • 紙:40枚 (設計用だが、各自で工夫してもらった)
  • ペンまたは鉛筆:20本 (設計用だが、各自で工夫してもらった)
  • ルールブック:10部 (これはパワポで代用した←この場合PCとプロジェクタが必要) 
  • 測定用のメジャー:1個

当日の開始前の状況
初日のロボット教室のカリキュラムを終え、夕食後の20時ごろ開始した。
大人男性陣は多少アルコールが入っているし、大人女性陣は、食事前のコーヒータイムで打ち解けている模様であったので、アイスブレーキングが不要な状態だった。
また、子どもたちは小4から中2までで、午後からのロボット教室でチーム分けされていたので、そのチームそのままとした。中学生は各チームに一人はいた。

チーム構成
ということで1チーム3~5人で以下のような7チームを構成した。
  • 子ども男子 3チーム (5名、5名、5名)
  • 大人男子  2チーム (3名、4名)
  • 大人女子  2チーム (4名、4名)

スケジュール
1時間の枠で以下のスケジュールを構成した。
  1. (1回目の材料の準備)
  2. マシュマロチャレンジの説明 ← BEGIN
  3. チーム名届出&1回目の材料配布
  4. 1回目のチャレンジ(18分) (時間経過のアナウンスを適宜)
  5. 1回目の測定&結果発表
  6. TEDのビデオ鑑賞 (並行して2回目の材料の準備) 
  7. TEDビデオのポイントの解説
  8. 2回目の材料配布
  9. 2回目のチャレンジ(18分) (時間経過のアナウンスを適宜)
  10. 2回目の測定&結果発表
  11. 上位チームに景品贈呈 (合宿首謀者のアイデア)
  12. まとめ ← END
下の資料にあるパワポを参照のこと。

資料
以下のパワポ資料を事前に作成し、 プロジェクタで投影することにより、スケジュールがスムーズに進むようにした。(このポストに載せるためにslideshareにパワポをアップしたのだが、半角全角混在した単語では全角文字が消えるようだ)

1回目のチャレンジ
MashmallowChallenge.comインストラクションに則り、BGMには"i am sam"を流す。
18分後、すべてのチームが
塔を作って、最後にマシュマロを乗せる
パターンで、マシュマロの意外な重さにパスタの塔が耐えきれず、成績は振るわず。
1回目の最高は44㎝、最低は0cmであった。
大人チームが期待以上に熱心で、時間切れでもチャレンジを続けようとするチームがいくつかあった。

TEDのビデオ
1回目のチャレンジの後、TEDのビデオを見せる。
ポイントは、
  • プロタイプの作成→修正の繰り返しが有効
  • チームで協力することが有効
とした。
インセンティブについては割愛。

2回目のチャレンジ
2回目は、材料の特性、つまり、スパゲティの弾性と剛性、マスキングテープの粘着力、マシュマロの重さなど、に慣れたのと、構造的な考察も加わり、1チームを除き、6チームはスキルの向上の結果、成績の向上が見られた。
2回目の最高は63cmで全体を通して最高であり、最低は26cmであった。
最低の26cmのチームは1回目と成績が変わらず、向上が見られなかった。
これは、実質上のリーダ(中2)が場を支配し(この子のアイディアと作業が中心になった)、名目上のリーダ(小4、自薦)が事実上リーダを放棄したので、中2の個人作業に陥り、また、アイディアの転換が図られなかったのが原因と思われる。

総括
  • 概して大人のチームが成績がよく、また、熱心であった。
  • 子どもチームは中心人物とその他に分かれる傾向があり、子どもによっては机から離れ、ぶらぶらする子もいた。
  • 大人と子供では、スキル、メンバーシップ、目的意識、コミュニケーション能力に差があったと思う。
  • 大人たちはチャレンジが終わった後でもとても盛り上がっていた(^^)
  • ただし、今回大人たちはアイスブレーキングが済んだ状態からのチャレンジしたのであり、よく知らない人同士でチームを組むとなると方針決定、役割分担、コミュニケーションなどに、より高いハードルが存在すると思われる。
  • 小中学生にはまだ難しいのかな、と感じたのは想定外であった。
  • 子どもたちの合宿に大人が一緒に取り組むプログラムがあったのはよかった、との声もあった。
  • スパゲッティとマシュマロというのは絶妙な材料の選択だな、と感心することしきり。

参考にしたサイト 
準備や資料作成のために参考にしたサイトは以下の通り。
どうもありがとうございました。

2013/04/25

TED:アンドレア・シュライヒャー 「データに基づく学校改革」

OECDが2000年から実施しているPISA(Programme for International Student Assessment:生徒の学習到達度調査)の効果を定量的に訴える。
勘や経験、記憶に頼った当てずっぽうの教育改革の話ではないのが、当たり前だがいい。
韓国の飛躍が随所に現れる。


PISAについてはリンクのWikipediaのページを足がかりとしてみてもらうとして、
OECD加盟国の多くで義務教育の終了段階にある15歳の生徒を対象に、読解力、数学知識、科学知識、問題解決を調査するもの。国際比較により教育方法を改善し標準化する観点から、生徒の成績を研究することを目的としている。
いくつか興味深い箇所を引用する。

教育によっては、グローバル社会で最大7学年の差が出る。
上海とチリの15才を比べるとおよそ3.5学年分の学力差があることがわかります。成績が最下位層の国を含めると差は7学年分に広がります。今日の経済社会へ乗り出す若者たちは既に準備の段階で 大きな格差があるのです。
機会の平等性を犠牲にする必要はなく、却って全生徒に機会を与えたほうが良い。
国際比較による 大きな発見の一つが優秀な成績を収めるために機会の平等を犠牲にする必要はないということです。こうした国々が目指してきたのは一部だけではなく 全生徒の能力を高めることです。重要な教訓です。学校で人を選別するという ―教育システムへの批判でもあります。
明日の教育を重んじることが成功の第一歩である。
私達がPISAから学んだことは優秀な教育システムでは国民が納得して今日の消費より明日の教育を重んじるように指導者が呼びかけていることです。信じられないかもしれませんが、皆が行きたがるのがショッピングセンターではなく学校だという国があるのです。本当の話です。
個の違いを認めた多様性に対応した教育が有効である。
かつては生徒が多様でもほぼ同じ方法で指導していました。PISAの成績が上位の国では生徒の違いを認め ― 個に応じた教育活動を行っています。そういった国ではどんな生徒にも優れた才能があると考えて個に応じた学習機会を用意しています。
教育システムも大事だがより大事なのは教師の質である。
これは一人あたりの教育のための支出を見ても明らかである。
どの国でも重要なのはシステムの質よりも教師の質です。成績上位の教育システムでは教員採用と研修に力を入れています。教員採用と研修に力を入れています。
教育の改革を自分自身で行うには困難が伴う。
PISAならばその手助けができる。
教育行政の変革を「墓場の引っ越し」にたとえる人がいます。中にいる人に手伝ってもらえない(笑)一方 PISAは教育の可能性を示し ―改善が可能だと気付く手助けをしています。

2012/11/21

教育のパラダイムシフト

TEDではITによる教育に関するトークも花盛りだ。
下記3つのTEDのトークを見て思うのは
  • オンライン教育で時間と距離のギャップが埋められている(どこでも、いつでも、だれでも)
  • 知識のフラット化が加速している
  • 一斉授業ではなく、再生可能なため個人の受け入れる能力に合わせた選択が可能である(発達障害などにも有効。モンテッソーリ的敏感期は大きくなってからもある)
  • 授業のパターン化できる部分をオンラインに任せることで、生身の教師は本当にわからない生徒やわかりにくい事の説明に注力できる
  • 英語が主流言語である
  • オンライン教育により世界中の教育の標準化が進む
  • 特に大学は世界に対して知をオープンにしないと(公開しないと)、いずれ見放される(公開している大学が覇権を取る)
  • 日本は既に遅れている
である。今北産業風にすると以下(同じか)。
「いつでもどこでもだれでも」の知識のフラット化が加速している
習熟度別に個々人に合わせた教育が可能
英語で読み書き聞きが出来ると有利
日本は、日教組が云々、ゆとり、愛国心、とか言っている場合ではありませんね。

1. カーンアカデミー

カーン・アカデミーについてはアメリカでは実際の学校に導入、授業は生徒が選択、分からないところを先生に聞くといったスタイルが取り入れられ始めている。どの子がどこまで進んでいるのか、どこでつまづいているのか、リアルタイムで把握できるので、教師は即座に適切に対応を取れる。自分でも何がわかっていないか説明出来ない場合が多いのでこれは物凄いアドバンテージ。
日本版もあるが、本家の充実度と知名度ではまだまだの感。視聴にはニコニコ動画での無料の登録が必要です」というところもハードル。

サルマン・カーン「ビデオによる教育の再発明」  20:27 Filmed Mar 2011 • Posted Mar 2011 • TED2011




2. スタンフォード大の公開講義

オンライン教育の最先端はスタンフォード大。革新的で前に向かうための努力をしている。
カーンアカデミーに刺激を受け、講義をオンラインで公開、 209カ国16万人が最初の講義に集まった。しかも無料だ。
1対1の講義が教室形式の講義より効果が高いこと(by ベンジャミン・ブルーム)を擬似的に再現できるとしている。
6分以内(平均2分)の講義と小テストから構成され、飽きさせない、成長を感じさせるよう工夫している。
と同時に多くの学生がデータの収集が可能となりより効果的な教育ができるという。
スタンフォードのオンライン講義のもう一人の首謀者Sebastian Thrunはスタンフォード大を辞職し、Udacity
という無料で大学レベルの教育を提供する企業を立ち上げたようだ。

ピーター・ノーヴィグ「10万人が学ぶ教室」 06:11 Filmed Feb 2012 • Posted Jun 2012 • TED2012

 

3. コルセーラ (Coursera)

190カ国64万人が受講。
こちらもスタンフォード大がベースであるが大学を枠を超えて、コースが設定されている。
世界中で教育の機会が開かれているわけではない、アメリカでさえ、教育費は高騰化し就職難で、費やした時間と費用に見合った効果が表れていないと言う。
コルセーラでは決まった時期にはじまり毎週ビデオを見て宿題の締め切りがあるという授業体験を受ける。最終的に修了すれば修了書が授与され、就職時に活用したり他の大学の単位として認められることもあるという。
「全体に一律同じ物を押しつける従来のモデルを打ち壊し個人個人にあったカリキュラムを組めるようになる」、つまり、練習問題を設定することで単に講義を受けることより3倍近くの試験結果がよいという。 一般的な講義では教師の質問に誰かが答えればそれでよしするが、その質問に取り組んでいるのはわずか5%(8割が質問を書き写している最中に賢い生徒が答えてしまう)だが、コルセーラではすべての生徒がその質問に取り組めるという。また、講義より習熟度別アプローチの講義、それより1対1の講義がより効果が高いという。
質問に取り組める、擬似的ではあるが1対1の講義が受けられることでよりよい効果が得られるという。

ダフニー・コラー 「オンライン教育が教えてくれること」 20:40 Filmed Jun 2012 • Posted Aug 2012 • TEDGlobal 2012

2012/09/28

"Before I die ..."

1. TED
TEDに「死ぬ前にしたいこと」(キャンディ・チャン)"Before I die I want to ...."(Candy Chang)というトークが上がっている。
説明は引用しよう。
TEDフェローでアーティストのキャンディ・チャンは、ニューオーリンズの自宅の近所にある見捨てられた家を大きな伝言板に改造し、穴埋め式の質問で人々 に問いかけました。「死ぬ前に私は___したい」。すると驚くような答や、感動的な答、あるいは滑稽な答が近所の人たちから寄せられて、そこはコミュニ ティを映す意外な鏡となったのです。(あなたなら何と答えますか?)


2. まーくさん
さとなおさんのblog経由で知っていたさん・だんぢめ Sand & Gemのまーくさん(外科医、病院長、ミュージシャン)が、55才の今、脳腫瘍で生存のチャンスが少ない事を知った。
死に面して失われゆく言葉を残そうということでTEDさながらに講演会を行ったとblogにある。
「縁」と「ごちそうさま」。

3. シンクロ
TEDとまーくさんがシンクロしたように思えたのでポストして記憶&記録した。

さて、一体全体僕は死ぬ前に何がしたいのだろう。

2012/01/30

TED

TEDという非営利団体の面白い活動がアメリカを中心にある。
中世ヨーロッパの貴族のサロンで行われた知的活動のようなものを今風に発展させたものと解釈している。

東京各地(Wikipedia)でも(自発的に)開催され、沖縄でもやったみたいだ。

日本語訳も賛同したボランティアが行なっている。

スピーカー達の人生が表出されるプレゼンのお手本みたいな。

印象的なトークはいくつもあるが、個人的なイチオシはこれ;

マーク・ベゾス:ボランティア消防士が語る人生の教え (日本語訳付)

マーク・ベゾスは、ボランティアの消防士としての活躍を導入の物語として(全体の2/3)、できることから始めませんかと問いかける。
まずは自分が百万ドル稼いでから誰かの人生を変えようなど待っていてはダメです
与えられるものがあるのならば、今それを与えてください
(略)
誰かの命を救う機会は毎日訪れるものではありませんが、誰かに影響を与える機会は毎日あります
彼はロビンフッドという、ニューヨークにある貧困と戦う非営利団体のメンバーである。
火事現場へ2番目に乗り込んで、家主の靴を持ってくるというようなちょっとカッコ悪い話で特別な人ではないことをユーモアを混ぜてアピールし、そこから本業への関心を呼び込む。
堂々とした態度やユニフォーム、つかみとオチの構成もドンピシャ、感動した。
Save the shoes!





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