縁あってガールスカウトキャンプ場の雑草刈りのお手伝いに本部町具志堅まで、私の素敵な奥様と行ってきた。
少ない男性陣ということで、草刈機(正しくは刈払機:かりはらいき)を割り当てられたが、使ってみるのは今回が生まれて初めてである。
草木をあっという間に切断していくのは、ものすごく効率が良く作業も捗るのだけど(1台の能力が大人5~10人分くらいの労力に相当と推測)、 草木の立場に立つと、ものすごい暴力でもって切り倒されていくので、たまったもんではないだろうなとも思う。
刈る方向は右から左、顔を覆う防護カバー必須、周囲5m以内に人がいないことを確認、刈るとき以外はエンジン停止、などに注意して作業した。
刈払機を仕事として使用するには刈払機取扱作業者の資格取得が必須で、個人用途でも取得が望ましいとのこと。
1枚目の画像は、Wikimediaから刈払機。
エンジン、エンジンスターター(ひも付きのリコイルスターター)、回転スピード調整用レバー、エンジン停止ボタンの位置を見ると、まさにこのタイプを使用したことが分かった。
エンジンは小さくても元気がありパワーもある。
燃料を燃やして力を得るその作戦は時代遅れになりつつあり、そのうちパワーや持続時間の面でまだ見劣りするが伸長著しいモーターにとってかわられる日が来るかもしれないと思う。
-----
2枚目の画像(iPhone5で撮影)は、草刈り場近くにあるフプガー(大川)。
2時間の草刈作業の終了後、家路につくドライブの前に休憩を兼ねて訪れてみた。
沖縄の湧泉(カー)は各地にいろいろあれど、山が無くなったり、アスファルトが敷かれたり、今となっては枯れたもしくは水の循環が遅くなったカーも多い。しかし、ここフプガーは、湧水が1m以上の深さでプールしていて、右の木の下あたり数か所から今でもぷくぷくと水が湧き出している(実際、ぷくぷくは水ではなく気泡だけど)。
左上の男性が見えるあたりは囲いの隙間になっていて、プールから溢れた水が勢いよく流れ出ている。囲いにはその他に水抜き穴がいくつかあり、そこから放物線を描いて落ちてくる水を目の前にするとその水量にも驚かされるが、さらに両手を突っ込んでみると、夏だというのにとても冷たい。
冷たいので長くも手を突っ込んでいられず、水から手を抜いてみる。ふと見上げると、カーには山が迫っている。
今年は、梅雨時期にたくさんの雨が降ったが7月8月はほとんど降っていない。
頼みの台風も2個も来たがどれも風が強いばかりで期待外れの雨量であった。
何か月も前にこの地に降った雨を山がスポンジとなって蓄え、元は雨だった水が徐々に滲みでているところがフプガーだ。
この水は山の恵みだと思った。
0 件のコメント:
コメントを投稿