もう少し順序立ててしかし思い切り簡略化して説明すると、
- その会社で儲からないと判断していたサービスを親会社が計画して(それが出来るのはおまえたちだけだ、だと)
- 親会社はそのサービスに必要な物品をその会社に発注してそれを購入し(その会社の売り上げになるので「支援する」ことになる)
- サービスをその会社で行わせて(これも「支援する」)
- 管理費や固定資産税を簿価に乗っけてその会社にリースする(必要な物品を貸しているので「支援する」)
- リース契約の交渉も親会社からの出向社員が行って(出向社員そのものも「支援する」の一部)
- 不利な契約条件となり
- その会社が自力でサービスを展開したときより高くつき
- メンテ費用もその会社持ち
- 営業費用もその会社持ち
- 宣伝広告費用もその会社持ち
- リース費用負担が重く売れば売るほど赤字
となる。
主力サービスで赤字分を補えると踏んでいたその会社の経営陣の判断が甘かったのだが、主力サービスも成長が鈍化し、結果、しっかりそのサービスの分だけ赤字が出てしまったようだ。これは心理的も経営的にも結構痛い。痛すぎる。
ところが、ちょっと前にその会社の経営陣も親会社からの出向社員も一新され、対策案を画策、一部実施の課程で下っ端にも上記の「支援する」の全貌が徐々に明らかになってきたようだ。
ようやく明るい兆しが見えてきたのかな。
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