2015/03/07

テーブルの修理 (KVIST社のJIVE)

我が家のテーブルは結婚の記念に購入した "Kvist" というメーカーの "JIVE" というもの。
ボートのように両端が細くなった形をしている。
以前にちょこっと紹介したことがある(過去記事)。

このテーブルの上でノートPCを常用していたところ、集成材に隙間ができ始めて、その度に家具屋(ROBOTZ)さんに修理してもらっていた。
実は、今回が3回目の修理。
ROBOTZさんは、以前に2号(♀10才)の小学校就学祝いとして姿見を作ってもらったことがある(過去記事)。

1枚目、工房にて修理完了の様子。
蝶ちぎりが多数埋め込まれている。
でも表からは見えないように工夫してもらっている。
明るい色の蝶ちぎりが今回埋め込んでもらったところ。
一気に倍増、うーむ、満身創痍だなぁ。
前回の修理の時に両端に真っ直ぐな板も埋め込んでもらっている。これはよく効いているとのこと。
次に修理が必要になった暁には、より抜本的な外科手術を施すこととなった。


2枚目、工房の「木曜日」という名のワンコちゃん。
木曜日に木工所に現れたから名付けました、とのこと。
モクちゃんと呼ばれていて、人懐っこい。
子どもたちは、この犬に会いに一緒に来たようなもんだった。

3枚目、天板裏のシール。
"Kvist Mobler A/S - Siggardsvej 2" と読める。
"Kvist Mobler A/S" が会社名で、"Siggardsvej 2..." 以降は住所のようだ。
Kvist社は、今では業態を変えてしまって小売はしていないようだ(Kvist.com)。

ちなみに、デンマーク語で "kvist" は屋根裏部屋のことらしい。
4枚目、工房から引き取って、無事家に迎え入れ、子どもたちに脚を取付てもらっているところ。
木組みにこだわらずに、要所要所でボルトやナット、ネジも使っていて、こういう風に分解、組み立てができるので、大人の男性1人だけでも持ち運びができる。天板はさすがに重いけど。

この "JIVE" のオリジナルは、海外のオークションサイトにあった(こちら)。
ウチのは、オリジナルより幅、長さ、高さともに、一回りサイズを小さくして、足の位置も変えられている。日本用にアレンジしたのかな。


5枚目、無事帰宅の図。
2週間ぶり、やっとだぜ。
裏とはだいぶ板色の趣が違う天板表面は、オイル仕上げ。
我が家では、入手のし易さ、安全性、揮発性あり、ということで。ジョンソンのベビーオイルを常用していたのだけど、ロボッツさんではリボスのオイルで仕上げていて、仕上げの際に今まで見たことのない色が浮き上がってきて心配になったらしい。
ベビーオイルを使っていると話したら、種類の違うオイルの反応でしょうか、ということだった。


このテーブルに限らず、修理できるものは修理して長く使えるようにしたい。
もちろん、自分で修理できるものは自分でやりたいのだけど、手に負えないものは今回のようにプロの力を借りるのである。
メンテナンスしたり、修理したりっていうのは、文化の一部だし、趣味としてもいいものだと思うのだよね。

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画像はiPhone6で撮影。

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