階段を見上げよう階段を見上げると上の階へ上るには1ステップずつ上るしかないことがイヤでも分かる。でも一歩踏み出せば、足や体に重力を感じつつ、着実に上の階へ近づいていることを体感できるだろう。
物事を達成するには同じように少々のストレスと引き替えは避けられない。
ただし、立ち止まったり降りたりするのは自由だし、降りるのは上るより簡単に思える。滑ったり転げ落ちたら早く降りられるが、怪我をしないように降りるのは慎重を要する。
画像はWikimedia Commonsから、ミャンマーのポパ山。
uyabinの作業台。思いつきとやっつけ。
万が一役に立ちそうだと思えた時は…、疲れていませんか?
旧題は "uyabin's workbench: 思いつきとやっつけ"
階段を見上げよう階段を見上げると上の階へ上るには1ステップずつ上るしかないことがイヤでも分かる。でも一歩踏み出せば、足や体に重力を感じつつ、着実に上の階へ近づいていることを体感できるだろう。
第二次大戦が終わった翌年、私は占領軍の一員として沖縄にいた。という文から始まる「縞の万年筆」という稿にぶち当たった。
「いつまでたっても私たちは外から与えられた基地という環境の中で、イデオロギーがどうのこうのと県民同士が闘い合って、自身で切り開くことができず巨大な権力の前で右往左往しながらやっている。県民どうしがけんかさせられている状況を早く脱したい」基地は奪われた土地の上のものであって、与えられたものではないと思うし、建設反対派への批判も込められているが、「けんかさせられている状況を早く脱」すべきだとは思う。
総務省は、平成19年内に各自治体に対しガイドラインを示し、経営指標に関する数値目標を設定した改革プランを策定するよう促す。2. ガイドライン策定 総務省の公立病院改革ガイドライン
「公立病院改革ガイドライン」(平成19年12月24日付総務省自治財政局長通知)を策定し、病院事業を設置する地方公共団体に対して平成20年度内に改革プランを策定し、経営改革に取り組むよう要請しました。3. 沖縄県が県立病院を対象にあり方を検討
□経営悪化と危機的な資金繰りの状況画像は、総務省主催の公立病院改革懇談会の第1回会合(平成19年7月23日開催)配付資料 (pdf)より。
□病院事業に対する繰入金の増加
□県内民間医療機関の充実
□公立病院改革ガイドライン(総務省)
大森弁護士の予測通り、その晩から西村氏は攻勢に出てきた。情報分析官としての面目躍如であり、この場面だけではなく、外部からの情報が少ない独房にいながら、数少ないニュースや弁護士との接見を通して感情に押し流されそうな場面でもそれを抑え冷静な態度で情報を分析、判断していく様が伺える。と同時に、自己保身に走らず、この「国策捜査」を歴史に残すんだという強い信念、それを遂行する行動力に驚かされる。クリスチャンであるというキリスト教のバックボーンも大きいのだろう。
(中略)
部屋の電気が消えていて、机の上のノート型パソコンの灯りしかない。嫌な感じだ。西村氏が強圧的に怒鳴り上げる。
(中略)
「この話はこっち(検察庁)が汚くしているわけじゃないんだぜ。勝手に汚くなっているんだぜ。あーぁ、汚くなってきた。あんたも胸張れるような話じゃなくなってくるからな。揺さぶれば何でも出てくるぞ」
「あっ、そう」
西村氏が調室の電気をつけ、今度はにこやかに、「今日はこれくらいにしましょう。よく考えておいてください。それではまた明日」と猫撫で声で取り調べを終えた。
実に不愉快だ。私は独房に戻ってから憤慨した。こういうことならば、黙秘よりも戦術をエスカレートさせて、独房に籠もって取り調べ自体を拒否するという手もある。裸になって全身に糞を塗りたくってもよい。しかし、西村氏が大声を出すというのは、決して検察の強さではない。とにかくゆっくり寝ることにした。そして検察が私についてどの程度データを摑んでいるのか、これまでの検察官からの質問を反芻して分析してみた。