2008/08/05

夏休みの朝はラジオ体操で始まる

画像はwikimedia commonsから朝日を浴びるマングースのペア。

子供たちが夏休みに入ってから、毎朝近くの公民館まで子どもたちを連れてラジオ体操に出かける。
正確には第1子(♂8才)は着替えると同時に飛び出して、第2子(♀3才)はゆっくり歩いて要求に応じて時々抱っこしながら。
昨年より15分早くなって6:30頃から開始、ラジオではなくテープで行う。ラジオ体操第1と第2。土日雨天は休み。
呼び込みの音楽としてBEGINの「島人の宝」が6:25頃から流れる。
こども会の方の言うところによると昨年あたりは公民館の屋外放送を使ってしまって近隣から苦情もあったとか(110番通報でパトカー出動、少し静かにしてくださいね、と言われたらしがい。こんなんで出動させられるお巡りさんも大変だ)。
学年毎に列を作り、早い順に並んでいく。早い順の整列は後で意味を持つ。

うちの子どもたちは出席カードにスタンプをもらうのが楽しいのか、初日のご褒美(チュウチュウ)がうれしかったのか、子どもが大勢集まるのが楽しいのか(小学生で100名前後、多いね。ちなみに保護者はその1/10)、何がインセンティブとして働いているのかわからないが、朝6:15に起こすときに「ラジオ体操だよ!」と言うと第1子も第2子もガバッと起き出してくる。今まで起きなかったくせに(ということは今までも起こされている実感はあったのかな)。
寝る前に「明日もラジオ体操に行く?」と聞くと二人とも「行く!」と答えるのが効いているのかと思ったら(就寝直前の刷り込み)、この間言い忘れた翌日もガバッと起き出したので関係ないみたいだ。
夏休み後も言ってみようかな「ラジオ体操」、それとも明日にでも「テレビ体操」とか「ラジオ海草」って囁みると起きてくるだろうか。

早く起きてくれるおかげで早く寝てくれるのでその点は大変助かる。
体操は手段であり生活習慣の維持が目的。
ラジオ体操が生まれた背景には国威発揚とかあったらしいが、誰もそんなことは気にとめていない様子。実際私も気にしていないが、気になる人は気になるだろうし、木にならない人は木にならないだろう、この木、何の木、木になる人はいない(いたら進化上の大発見だ)。

ラジオ体操第2の振り付けは正直ついて行けない(重量挙げのような振りとか両手を上下にぶらんぶらんとか)。
いっそ新しい体操はできないものか(とは言うものの老若男女みんなが覚えてくれるとは思えない)。

ラジオ体操第2の最後の運動が終わるか終わらないかのうちに出席カードのスタンプを押してもらう順番取りがさーっと始まる。早い順で並んだ意味はここに現れる。
早いからといって特典はすぐにスタンプを押してもらえるかどうかだけで(その意味が大きいのか)、5分も違わないのだが大人と違って子ども時間では大きいのだろうか。とりあえずけんかも口論も今のところ起きていず、自発的ルールが守られている印象。

先週、父兄の方が英語版のCDを持ってきていたがあれはどうなったのだろう?マンネリ打破にはいいかと思ったがみんなは毎回同じがいいのかな。

そういえば私の夏休みはどこに落ちているのだろう。

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