2019/12/14

HORIZE 1年半経過でカスタムなどまとめ

自転車生活も1年半も経つと、カスタマイズやメンテの経験を積むことになる。実際に距離を乗ることも合わさって、専門用語や自転車の構造が理解ができるようになってきた。
そもそも、
  • サドル(saddle: 鞍)を乗せるパイプがサドルポストでなく、シートポストなのはなぜなのか? (英語では、seatpost, seatpin, saddlepole, saddle pillar, saddle pin というらしい)
  • アーレンキーとはなんなのか? (六角レンチのことだった)
というところから始まったので、成長したもんだ。
車道を走るのも怖かったけど、慣れたというか、自動車には遠慮がちに安全確保を第一に走っているので、今の所、自動車から嫌がらせを受けたりなどの嫌な思いをしたことはない(そこまで走り込んでいないだけかもね)。

ハンドルポジションチェンジャー
早々にカスタマイズしたのは、ハンドルポジション。
購入して3ヶ月後のことである。
ハンドルがクイックすぎて危険、と感じたので、ステムのようにハンドルポストからハンドル軸を離したいがためにハンドルポジションチェンジャー(または、可変ステム)を導入した。
ハンドルバーのクランプ径は25.4mm。
結果は、ハンドリングがやや穏やかになって、ついでに低くスポーティーなポジションになったので、これはあり。

ハンドルバーエンドグリップ
グリップはエルゴンのGP2へ交換。
これにより、ハンドルのクイックさがかなり緩和された。 ヒレの部分に手のひらを乗っけることで、つまり重心がハンドルバーからずれることで、クイックさが緩和されたのではないだろうか。 エルゴンでなくてもいいけど、エルゴノミクスタイプの導入はおすすめ。

ペダル
三ヶ島のFD-7に交換、クルクルよく回る。
HORIZEの太いタイヤが目を引くスタイルは、BMXやMTBに親和性が高いので、ビンディングペダルではなく、フラットペダルで行きたいし、ペダルを折り畳むこともなかったので、MTB向けペダルに変えるかもしれない。

タイヤ
オリジナルはKENDAのK-west。
アスファルトとの間でのノイズが大きい。
静かな道路だと前を行く歩行者が気付くほどだ。
見るからに平らにすり減ってきていた。
走行距離は2,500kmほどだが、小径なので回転数が多い。
一般的な700Cの28Cと比較すると35%増し、3,360kmに相当する。
  • 50-406 20x1.95 1565mm
  • 25-622 700x25C 2105mm
cateye社のタイヤ周長ガイドから引用した。
これまでに釘が刺さって2回パンクしている。
おかげでパンク修理を経験することができ、タイヤ交換も自分でできるようになった。
今は、Tioga社の PowerBlock の 20x1.95サイズに交換済みである。

ボトルとボトルケージ
ボトルはトピークのペットボトルが取り付け可能なケージを使っていたが、HORIZEの名が示すとおり、水平基調のフレームのデメリットで、下り坂の段差でボトルがロケットのように飛び出してしまう。
速度が出る坂を下りで、飛び出たボトルを戻す動作はちょっと危険だし、実際に飛び出して落下でもしたらもっと危険。
磁力の力でしっかりと固定できる Koala Bottle を見つけたので少し高いけど交換。
スペシャライズドのOEMなので(底面に書いてある)、スペシャライズドのボトルを流用することも可能。
KとBの間にコアラが見えますか?
これで、安心して坂道を下れるようになった。

サドル
サドルの沼に一足入れて、とどまった。
購入当初は、硬いなー、ということでクッションつきのサドルカバーでしのいでいた。
ペダリングしやすいようにサドル高を上げると、サドルの硬さも気にならなくなったし、サドルカバーがペダリングの邪魔をしていたのがわかったので、お蔵入り。
そのうち、オリジナルのサドルで10kmも乗ると股間への圧迫感が気になってきたが、半年は騙し騙し乗っていた(股間を騙してたの?)。

とはいえ、やっぱり痛いものは痛いので、世間の評判とかっこよさから Fabric の LINE SHALLOW SPORT を店頭で購入。
かなり期待していたけど、どうも股というか、 サドルのサイドが太ももに食い込んで痛いのである。太ももが生まれつき太いので、サドルのサイドが薄いと食い込むようである。
次に購入したのが、これも評判のいい、Dixna のアキレス。これも太ももに食い込む。

しばらくはオリジナルサドルに戻す。
3つ目が、奮発して Selle Italia の MAX FLITE Gel S.FLOW Ti316 である。
相当期待したよ。
しかし、太ももには食い込まないが、太ももが擦れて、太ももの内側付け根部分に湿疹ができてしまった。
合計100kmも走らないうちに諦めた。

最後に、革サドルの評判や形状から判断してこれだろうということで BROOKS England の Canbium C17 Carved All Weather に行き着いた。
少しでも安くするということで、Bikeinn という海外通販を利用したので、日本で購入する場合に比べ2/3くらいの負担で済んだ。
400gと重いけど、お尻、股、太ももに馴染む。
これでサドル沼に突っ込んだ足を引き抜くことに成功した。

リアライト
Xlite100という、減速Gをセンサーが感知すると、ブレーキランプのようにライトが点灯するというスグレモノ。
サドルに直接取り付けているが、シートポストにつけることもできる(購入時に選定する)。
自動モードだと、暗闇を感知すると自動で点滅を開始、停止してしばらくすると消灯する。
バッテリーの消耗を抑えたいので手動モードで使用しているが、トンネル通過が多ければ、自動モードが楽ちんのハズ。
欠点と言えば、手動モードと自動モードの切り替えには、一旦ライト部分を外さないといけないというものだったが、後継機種ではそれも解消されているようなので、これから購入する人はそちらをオススメ。もちろん、この機種のままでもいい。

チェーンとチェーンリング
以前に独立して書いた。(HORIZE ナローワイド化)
チェーンのクリーニングなんて、できればやりたくないねと思っていたが、オイルをいくつか試してその違いに一喜一憂したり、シフトチェンジやペダリングの重さなどの走りに影響が出るのを理解したので、今では乗車後、物置に仕舞う前にチェーンを拭いて汚れを落とすようにしている。
決断とタイミングが必要な大きいメンテをするよりも、毎回こまめにメンテするように習慣づける方が心理的コストが低いというのもある。

変速
1x8のオリジナルのママ(ALTUS / 11-32T)だが、距離を走ったあとに首里までの坂を登りきることを考えると、何かしら手当する必要がありそうだ。
那覇市民体育館から首里駅まで続く標高100m、距離2kmの坂に初めてチャレンジしてなんとか登りきれたけど、残っているギアはなく速度も10km/h程度とまったく余裕はなかったのでこの坂の完全攻略が目標になる。
できればフロントはシングルのままでいきたい。


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