勤続15年のリフレッシュ休暇で連続10日、土日を挟めば14日の休暇が取れることがわかって、どこか旅行に行こうと考え始めたのが、去年の12月頃か。
紆余曲折を経て、ロンドン、ウィーン、パリ、ブライトンにセブン・シスターズを訪れることができた。
ヴィクトリア&アルバート博物館で聖物棚も見れたし、パリも日帰りで行けた。
ウィーンは2泊で友人に会えたし、本拠地楽友協会でウィーンフィルを聞くことができた。
そしてセブン・シスターズの美しい景色も堪能できた。
出発前に不安はなかったか、と言えば嘘になるけど、なんとかなるとわかっていた。
なんとかなるの原動力は、自分の英語力が、20年前に香港に1年だけ滞在した頃より向上していることからもわかる。
BBCドラマを見続けているおかげでリスニングが特に向上していたし、歳のおかげか、この場面ではどのようなことを言うだろうという予測がつきやすくなったというのもある。
ほんとうに失敗したのはブライトンのスーパーでディール・ミールの購入に手間取ったことくらい。
それ以外はなんとかQ&A形式での受け答えはできた。
ただ、日常会話はまだまだ全然ダメ。
もっとも会話は日本語でも難しいけど。
最初のポストでも書いたが、今回の旅で心がけたのは次の2つ。
- 挨拶をする。注文時や支払い時、配膳時に顔を見て挨拶をする。ハーイ、サンキュー、パリではボン・ジュールなど、気軽にね。
- 胸を張って大股で歩く。向こうの人は歩くときにどう歩けばよいか共通理解があるようで、貧相に見えないように、前向きの安全対策でもある。
挨拶は「相手を人間扱いする」を意味すると思って心がけた。
よくできたのではないか。
「胸を張って大股で歩く」はできていたかどうかは自信がない。
帰国後は意識をするようになったのは確か。
大の大人がこの程度のことを…、と思う人もいるかも知れないが、私にとっては、これからの人生を有意義に過ごすヒントになると思っている。
休みとお金があればまた行ってみたいし、今度は奥様を連れて行かねば。
(完)
日程
- 9/17 沖縄出発
- 9/18 香港着
- 〃 空港でウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートのチケットを確保
- 〃 香港出発、ロンドン着
- 〃 V&A博物館、自然史博物館を見学
- 9/19 大英博物館を見学、BBCのドラマ「シャーロック」の撮影現場を見学
- 9/20 ユーロスターでパリ日帰り
- 〃 ルーブル美術館とオルセー美術館を見学
- 9/21 水上バスとグリニッジ天文台周辺を散策
- 9/22 ロンドン出発、ウィーン着
- 〃 友人と夕食
- 9/23 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサート、友人宅、ウィーン散策
- 9/24 ウィーン自然史博物館見学
- 〃 ウィーン出発、ロンドン着、ブライトンへ移動
- 9/25 セブン・シスターズをトレイル
- 9/26 ロンドン出発
- 9/27 香港着、香港出発、沖縄着
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