2014/09/26

シーリングファンの電球を LED 化

以前、こちらの記事で紹介した子供部屋で使っているシーリングファン(1枚目の画像)のうちの1台の白熱電球が切れた。
このシーリングファンは、調光器付きリモコンで明るさとファンのスピードを制御する前提なので、蛍光灯はその原理から調光器の対応は難しく、今をときめくLED電球も多くは調光器非対応で、対応したとしても高価で長らく対象外であった。
最近、調光器対応のLED電球の値段もこなれてきたようなので、これを機に導入することに決めた。

候補は、パナソニックの LDA7LGK40DW と、東芝のLEL-AW7L/D である。
店舗で実機を比較して、スムーズに調光できたパナソニックを選択した。ちなみに東芝のはON/OFFがハッキリとしている感じであった。

購入はアマゾンの方が安かったので、そちらで購入。
実際届いてみると、導入前から危惧したとおり、LED球の高さがじゃまになってガラスのグローブに収まらない。
しかたがないのでグローブを外して取り付けた(2枚目の画像)。
シーリングファンのデザインの華であるグローブを外したことと、LED球が長いので見た目はどうしようもなくヘボくなったが、調光はスムーズで、明るさも40W級くらいに感じるので機能と性能には満足できる。
とは言っても、やはり、見た目は何とかしたい。
同じ機種のシーリングファンがもう一台あって、そこの白熱球が切れた時に、再度検討することになりそうだ。

しかし、購入前に各社のLED電球を片っ端から検討していて感じたけど、電球の型番って覚えにくいね。

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2枚目はiPhone5で撮影。

2014/09/21

流れる雲 (タイムラプス)

iPhone5 の OS を iOS8 に変えたら、動画にタイムラプス機能が付いていた。
台風201416号 (Fung-Wong) の影響で上空は風が強く、雲がよく流れる様を撮ってみたので、アップしてみる。


雲がダイナミックに形を変えていることがよく分かる。
一方、下の椰子の木は小刻みに震えているが実際の7,8倍速くらいだろうか。
これはなかなか面白い。

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iPhone5で撮影。

2014/09/19

続01) Arduino始めてみた

やばい。
夏休みの間に宿題を終わらせようと思っていたら、まだ夏休みを取っていなかったことに気づいた。
いやいや、そういう問題ではなく、子どもたちの夏休みの間に私も自分自身に宿題を課していたのに、どうもやる気が出ず遠くを見ていたら、彼らの夏休みがいつの間にか終わっていた。

その宿題というのは各種センサが搭載されたメカナムホイールのサッカーマシンの製作。(前回の記事へのリンクはこちら)
やる気がでなかったのは、ボードの穴あけに失敗したからで、慎重さが足りない自分に嫌気がさしたような、言い訳ができたような、うーんと唸っているうちに文字通り9月が苦月になっていた、そんな感じ。

現状が画像のとおりで、メカナムホイールをガンガン回すはずのモータがUSBのバスパワーでは1個しか回らないことまでわかった(モータは4個もある)。
まだセンサーの取り付けまで行ってない。
動いてなんぼなので、兎にも角にも次は外部電源(CPU用とモータ用の2種)にとりかかる。

11月には試合があるのでそれまでに何とかせねば。
その前に夏休みを取らなきゃ。

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画像は iPhone5 で撮影。
記事にすることで退路を塞ぐ作戦。
# どうやらやる気センサーはONを示しているようだ。

2014/09/09

初心者向け「アルゴリズム」の教え方

1号(♂14才)が参加しているロボット教室で、思いつきで「アルゴリズム」について教えてみよう、と思った。
アルゴリズムを工夫することによって、
  • 計算の精度を高める (有効数字など)
  • 計算量を削減できる (計算時間の短縮)
を知ってもらえればいいと思った。
対象は小3〜中3である。
こんなかんじで始めた。
アルゴリズムとはコンピューティングにおける計算の順序のことで、これを工夫することによっていろいろなメリットがあります。

「計算の精度を高める」の説明
計算の精度を高める例として、次の算数を解いてもらう。
1 ÷ 3 × 3 = ?

算数で解くと、答えは「1」。
しかし、安い電卓を各自に回して解いてもらうと答えは「1」にはならず、「0.999...」となる。はてな?
これは、電卓が最初の「1 ÷ 3」の結果を2進数で表せず、「0.333...」の結果のみを保持してしまい、続く 「× 3」で「0.999...」となってしまうためである。
では、計算の順番を入れ替えるとどうなるか?
1 × 3 ÷ 3 = ?

この場合は、算数上も電卓上でも「1」である。ひゃっほー!
この説明での注意点は(安い)電卓を使うことである。
PCや、スマホのような高級なOSを持つ計算機や関数電卓では、そのあたりは配慮されていて、ちゃんと答えが「1」となるように仕組まれている。
この例題で、計算の順序によって「計算の精度」に影響が出ることを知ってもらうことができた。


さて、次に「計算量の削減」だが、ネットでネタ探しをすると、ソート(並べ替え)の話がメインなので、「バブルソート」や「バケツソート」「クイックソート」の実例を出してみても、いまいち食いつきが悪い。
というか、勝手講師の私が2度も「クイックソート」の説明でつまづいたので、とても下手な説明になってしまったのも失敗の要因として大きい(個人的にはショックが大きい…)
もっとも、講師の下手さを差し引いても、まだ、小中学生の実生活でソーティングのお世話になるようなこともないので、興味を引かなかったようでもある。

「計算量を削減する」の説明
そこで、ソートではなく「絞り込みの順番」で考えてみるとした(バケツソートになっているけど)。
次の例題を考えた。
(目的) 男女同数24人づつ合計48人のクラスの中で、9月生まれの女子の人数を知りたい。
(前提条件) 質問は1人づつ1回に1種類しかできない。質問の結果によって次の質問の対象者を減らすことが出来る(絞込)。また、回答の際の声色で男女の区別は出来ないものとする(現実ではできちゃうので)。
(導きたい結果) 9月生まれは4人おり、そのうち女子は2人である。
必然的に以下の2種類の質問をすることになる。
A. あなたの性別は何ですか? (男子ですか? 女子ですか?)
B. あなたは何月生まれですか?
この「質問の順序次第で質問の回数が大幅に変わること」を知ってもらうことが狙いである。

(A先B後の場合)
Aを最初に質問し、Bを続いて質問する場合は次の質問回数が期待値となる。
  1. あなたの性別は何ですか?  → 48回の質問
  2. 女子24人に絞られる
  3. (女子24人に対し) あなたは何月生まれですか? → 24回の質問
  4. 女子で9月生まれの2人に絞り込まれた!
この場合、48回+24回=72回の質問が必要になる。

(B先A後の場合)
Bを先に質問し、Aを後にした場合は次のとおりとなる。
  1. あなたは何月生まれですか?  → 48回の質問
  2. 9月生まれ4人に絞られる
  3. (9月生まれ4人に対し) あなたの性別は何ですか?  → 4回の質問
  4. 女子で9月生まれの2人に絞り込まれた!
この場合、48回+4回=52回の質問で済む。

質問の順序を工夫することで(=アルゴリズムを工夫することで)、20回も削減できた(28%OFF)。
最初の48回の質問回数は必須とすると、2番目の質問では24回から4回に減ったので、部分的に83%OFFと考えることもできる。ひゃっほー!
もっとも、期待値が推定出来る場合でないと有効ではないので、その点は注意が必要ではある。


次回のロボット教室でのチャンスに「計算量…」の説明で、子どもたちの合点が行くかどうか試してみる所存である。
その流れで、ロボット教室なのでセンサーの効率的なチェックの仕方や、合理的なif文の構造にまで踏み込めればいいかなと思う。

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画像はiPhone5で撮影。
雨上がり、水たまりのアスファルトに溶け込んでいる朝の空。
そいういえば、今日、iPhone6が発表だな。NFC搭載だと嬉しいかも(買い換えないけど)。

2014/09/05

白檀のガルーダ

画像は白檀 (びゃくだん) で出来たガルーダ (インドネシア神話の鳥の神様)。
PCの置いてある机の上で睨みを効かせてもらっている。

学生時代の留学生にインドネシアのジャカルタから来てた人がいて、お互い卒業して私は就職、彼は、国に帰って元々の国家公務員に戻ったわけだけど、給料生活にが入ったので、入社して初めての夏に初めての海外旅行として彼の家を尋ねたことがある。このガルーダはその時に購入したもの。

それ以来彼と会ったことは無いのだけど、最近 facebook でつながったので懐かしく思った次第。
画像で見る限り、本人が相変わらずのハッピースマイルでナイスガイで嬉しいことこのうえない。ところが、あんなに華奢だった奥様が、いつ何時飢餓に遭遇しても耐えらるんじゃないかという…(以下自粛)。

白檀はいい香りがするのだけど、もう20年くらい経つのでさすがに香りが抜けてきた。
削れば昔のあの香りが出ると思うけど、facebook ってそういうところがある。

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