2012/11/28

太陽光発電、日射量の平均

太陽光発電量は日射量に比例するというらしいので気象庁の統計サイトから月平均(過去30年)を引っ張ってきた。
場所は沖縄県那覇市を指定。

グラフ化すると左の画像の通り。
横軸が月、 左縦軸が過去30年の月平均14.3MJ/m^2を100%とした場合の比率、右軸が日射量。

11月〜3月はまさに太陽光発電にとって冬の季節となりそうだ。夏に稼いで冬をしのぐ季節労働。

2012/11/25

TW-741EX 給水弁交換!(とうとう→でも…→^^;)

我が家のドラム式洗濯乾燥機に頻繁にE51エラーがでたので、手配してあった給水弁をモジュールごと交換した。
以下は作業手順。

0. 準備
□ 電源コードを抜く (感電防止、誤操作防止)
□ 水道ホースを外す (水漏れ防止、作業2で邪魔)
□ 上フタを外す (4隅にネジがある)


 1. 給水弁の電源コネクタとホースを外す (1枚目の画像)
□ 電源コネクタを外す(大小4個) (図の赤い丸)
    (向きがあるので戻すときのために画像を撮るか印を付けましょう)
□ ホースの抜け止めのピンチ(洗濯バサミのようなもの、3箇所)をずらして、ホースを抜く (図の青い丸)


2. 給水部の白い凹パネルを外す準備 (2枚目の画像)
□ 水道ホースの接続部にはパッキンがあるのでこれも外す
    (画像はパッキンを既に外している)
 3. 給水部の白い凹パネルを外す (3枚目の画像)

□ 白い凹パネルは内側4箇所に爪がある
□ 洗濯機の内側から爪を押しこみ、パネルを外側へ外す
    (内側から見て左上(背面から見て右上)は外しにくい。道具を工夫して外しましょう)

4. 給水弁モジュールを外す (4枚目の画像)
□ 背面から見て右上と左下の対角線上2箇所のネジを外す
     (ネジを落とさないよう注意、私は戻すときに落としました…)

新旧比較(5枚目の画像)。

部品のサイズが異なっているたり、工夫がされていることが分かる(6枚目の画像)。
5. 元に戻す (7枚目の画像)
□ 4. 〜 1.を逆順に行なって、もとに戻す 












4.で落としたネジがどうしても見つからず、手持ちの中からなんとか間に合わせた。

(追記:2012/11/25)
本日E51連発。給水弁変えるではダメだった。なんだろう。

(追記:2012/11/27)
私の素敵な奥様がダメ元で水道栓を全開にしたら、E51が直りました。ウチは水圧が高いので抑え気味にしていたのが敗因。確かに給水エラー。もうなんというか先入観にとらわれていた自分が情けない。奥様に感謝。

2012/11/22

「Okinawa: The Last Battle of World War II」Robert Leckie著

沖縄戦について書かれた英語の本。
パレットくもじの県産本フェアで1850円のところが500円だったので思わず買った。

日本(菊水作戦いわゆる神風と地上の第32軍)、アメリカ(海兵隊、陸軍、海軍、空軍)の双方の作戦を交互にあくまで客観的に描きつつ、沖縄戦の位置づけを最後に検証する。
もちろんアメリカ人が書いているので、アメリカ寄りではあるが、日本側に向ける目も公平に感じる。
また、名誉勲章(Medal of Honor)を与えられた兵隊のことは書き漏らさない。例えば在沖の基地名の由来になっているキンザー、レスター、フォスター、コートニー、バックナー、マクトリアス、ゴンザルベス、ハンセン、シュワブ、バトラーなど。
著者は海兵隊員として太平洋方面の作戦に従事していたが沖縄戦の前に負傷して帰国しているようだ。沖縄戦を中から描いたものではないため、生々しさはあまり感じさせず、死傷者の数が提示される。

先に紹介したアメリカ人による沖縄戦の本でも日米軍の犠牲者よりさらに多い沖縄住民の犠牲者数についての言及はなく、あくまでアメリカ軍にしてみれば日本軍との闘いであり、掃討するための作戦遂行であったことが描かれており、住民はただただその巻き添えであった感が湧いてくる。
戦場となったことが沖縄の最大の不幸であることがよく分かる。

「ペリリュー・沖縄戦記」ユージン・b・スレッジ著

「沖縄 シュガーローフの戦い―米海兵隊地獄の7日間」ジェームス・H. ハラス著(猿渡青児訳)


神風といえば、Tomai Kaiという人物の特攻が、空母Enterpriseをあわや沈没の寸前まで追い込んだことが1頁に渡り描かれているが、ネットで調べるとTomai Kaiは富安俊助中尉であることがわかるが、Tomi-Zaiとい記述がWikipediaなどにある。TomiYasuがTomi-Zaiとなり、本書ではTomai Kaiになっているように見える。Tomiを発音でトゥマイ=Tomaiになったのかな。
こちらに富安中尉の特攻とその後の記述があるが
他の KAMIKAZEとは区別してDIVINEWIND,神聖な風と呼んだ。
ということは本書の記述にはなく、KamikazeとDivine Windは同じものとして同じ主語を繰り返さないことで単調さを防ぐために使われている。美化しているのではないか。また、Wikipediaのエンタープライズやリンク先には体当たりしか記載がないが、デッキへの体当たりの直前に50度の角度で500kg爆弾を昇降エレベータに投下していることも記載されている。そのエンタープライズに乗っていたタスクフォース58の司令官のミッチャー提督
"Tell my task group commanders that if the Japanese keep this up, they're going to grow hair on my head yet."(p.191) (日本がこれを続けられるのなら、この頭にもまた髪が生えてくるだろう)
と言っている。富安中尉の技術を称えると共にそれは無いだろうという。


画像はAmazon.comからであるが、手元にあるのと同じペーパーバックであるが表紙が違う。画像をクリックするとAmazon.comへ飛ぶ。

2012/11/21

教育のパラダイムシフト

TEDではITによる教育に関するトークも花盛りだ。
下記3つのTEDのトークを見て思うのは
  • オンライン教育で時間と距離のギャップが埋められている(どこでも、いつでも、だれでも)
  • 知識のフラット化が加速している
  • 一斉授業ではなく、再生可能なため個人の受け入れる能力に合わせた選択が可能である(発達障害などにも有効。モンテッソーリ的敏感期は大きくなってからもある)
  • 授業のパターン化できる部分をオンラインに任せることで、生身の教師は本当にわからない生徒やわかりにくい事の説明に注力できる
  • 英語が主流言語である
  • オンライン教育により世界中の教育の標準化が進む
  • 特に大学は世界に対して知をオープンにしないと(公開しないと)、いずれ見放される(公開している大学が覇権を取る)
  • 日本は既に遅れている
である。今北産業風にすると以下(同じか)。
「いつでもどこでもだれでも」の知識のフラット化が加速している
習熟度別に個々人に合わせた教育が可能
英語で読み書き聞きが出来ると有利
日本は、日教組が云々、ゆとり、愛国心、とか言っている場合ではありませんね。

1. カーンアカデミー

カーン・アカデミーについてはアメリカでは実際の学校に導入、授業は生徒が選択、分からないところを先生に聞くといったスタイルが取り入れられ始めている。どの子がどこまで進んでいるのか、どこでつまづいているのか、リアルタイムで把握できるので、教師は即座に適切に対応を取れる。自分でも何がわかっていないか説明出来ない場合が多いのでこれは物凄いアドバンテージ。
日本版もあるが、本家の充実度と知名度ではまだまだの感。視聴にはニコニコ動画での無料の登録が必要です」というところもハードル。

サルマン・カーン「ビデオによる教育の再発明」  20:27 Filmed Mar 2011 • Posted Mar 2011 • TED2011




2. スタンフォード大の公開講義

オンライン教育の最先端はスタンフォード大。革新的で前に向かうための努力をしている。
カーンアカデミーに刺激を受け、講義をオンラインで公開、 209カ国16万人が最初の講義に集まった。しかも無料だ。
1対1の講義が教室形式の講義より効果が高いこと(by ベンジャミン・ブルーム)を擬似的に再現できるとしている。
6分以内(平均2分)の講義と小テストから構成され、飽きさせない、成長を感じさせるよう工夫している。
と同時に多くの学生がデータの収集が可能となりより効果的な教育ができるという。
スタンフォードのオンライン講義のもう一人の首謀者Sebastian Thrunはスタンフォード大を辞職し、Udacity
という無料で大学レベルの教育を提供する企業を立ち上げたようだ。

ピーター・ノーヴィグ「10万人が学ぶ教室」 06:11 Filmed Feb 2012 • Posted Jun 2012 • TED2012

 

3. コルセーラ (Coursera)

190カ国64万人が受講。
こちらもスタンフォード大がベースであるが大学を枠を超えて、コースが設定されている。
世界中で教育の機会が開かれているわけではない、アメリカでさえ、教育費は高騰化し就職難で、費やした時間と費用に見合った効果が表れていないと言う。
コルセーラでは決まった時期にはじまり毎週ビデオを見て宿題の締め切りがあるという授業体験を受ける。最終的に修了すれば修了書が授与され、就職時に活用したり他の大学の単位として認められることもあるという。
「全体に一律同じ物を押しつける従来のモデルを打ち壊し個人個人にあったカリキュラムを組めるようになる」、つまり、練習問題を設定することで単に講義を受けることより3倍近くの試験結果がよいという。 一般的な講義では教師の質問に誰かが答えればそれでよしするが、その質問に取り組んでいるのはわずか5%(8割が質問を書き写している最中に賢い生徒が答えてしまう)だが、コルセーラではすべての生徒がその質問に取り組めるという。また、講義より習熟度別アプローチの講義、それより1対1の講義がより効果が高いという。
質問に取り組める、擬似的ではあるが1対1の講義が受けられることでよりよい効果が得られるという。

ダフニー・コラー 「オンライン教育が教えてくれること」 20:40 Filmed Jun 2012 • Posted Aug 2012 • TEDGlobal 2012

2012/11/12

朋来る

学生時代の友人が旅行がてら訪ねてきた。
昔話、業界、仕事、家族、環境が話題。
携帯メーカに勤めているのだが、長い間の海外勤務もあり、その経験を踏まえて現在の日本メーカの不振は、
外を見ず、日本は最高の品質を求める市場だから、世界で売れるはず
といった驕り、と述べる。冷蔵庫に鍵が必要な国もあるのに現地の要求を汲み取ろうという姿勢がなかった、とも。

画像は虫一匹捕まえられない箱入り娘。
君、外の世界も知るべきでは?

2012/11/05

ホテル・カルフォルニア@首里

ホテルカルフォルニアが首里にあったらこうなる。
あの頃のワインはもうない。
で、アルバムのジャケット写真を検索してみたらぜんぜん違う。げに人の記憶はあてにならない。

琉球王朝祭り首里(旧首里文化祭)

11/3(土・文化の日)に開催された琉球王朝祭り首里(旧首里文化祭)例年に習い、2号(♀8才)と3号(♀4才)が参加したのでメモ。
1枚目は首里城入口の待機場にある古い石垣。
例年の待機場所である首里高校は校舎建て替えに伴い運動場を掘り起こしていたら、遺跡が出てきたので校舎建て替え工事は中断。沖縄戦で消失していたらしい。調査には8年ほどかかるとのこと。この遺跡の上には不発弾が20発があったりして、なかなかすんなりとは建て替えできないですね。
しかし、たった35年で建て替えって何やねんと思う。

2枚目、石垣のアップ。
3枚目、地域の旗頭。重さ50kg。重心が高いので大変であるなぁと思うと同時に光ファイバーケーブルを切らないかまだハラハラする。もっとも倒したら一大事なのでそうはなかなかならない人選、サポート体制になっている。
4枚目、子どもたち。掛け声と太鼓を叩いてついていくだけなのだが、あとで聞いてみると楽しかったようだ。
5枚目、仮装その1。鬼か?
撮影は1号(♂12才)。
ビジュアル的には電柱と電線が邪魔。
来年度には無電柱化が完了しそうだ。
6枚目、仮装その2、カオナシ。
撮影は同じく1号。
他に、ゴリラ、モアイ像、コッシーがいた。
でも本当にコワイのは人の皮をかぶったバケモノですね。

TW-741EX 給水弁到着

この間のポストで東芝テクノネットワーク(沖縄SS)に発注していた給水弁が到着した。所要期間は1週間ほど。
商品コードは 420-42-562 のようだ。
給水弁の入手は以前にコメント欄で匿名さんが教示していた通りにした。
天板を開け、給水弁のバルブをチェックしたところ、ゴムがボロボロになっていました。
東芝テクノネットワークにバルブの有無を問い合わせた所、給水弁事体ならあるとの事で購入しに行きました。給水弁の価格は、3,255円でした。
値段はもう少し安かった(2,279円←忘れた←私の素敵な奥様に教えていただいた)ので、匿名さんの書き間違いかも知れないし、マージンが乗っていたかもしれない。

中身を見ると、やった、3つまとめて全交換だ。
これで次にE51が出たときは即交換となる予定。

(追記2012/11/25TW-741EX 給水弁交換!(とうとう))

2012/11/01

ThinkPad Edge E135を導入

去年の3月、「ThinkPad X100e 導入 (しかもWHITE!)」で導入したX100eを1号(♂12才)にお下がりすることにした。
なんでそうなったか?
X100e導入時に中古で入手したX31を1号に割り当てていたのだが、ある日、1号が何かを親に指摘されたことに対して、うっぷんを晴らすべく怒りに任せてX31のキーボードをバンバンバンと叩きつけたことで、起動がゆっくりとしかも延々と続く無限地獄に陥ってしまい使用不可になった(Hardware故障)。行為と結果と犠牲の大きさに親は涙目。
なんてことを書けるはずもなく、理由は伏せたままとする。
取り付く島もない親の心情を詠んで、一句。
行く秋や 島なし 親の目は泪 (inspired by 芭蕉)
1枚目の画像は乱暴な飼主へとドナドナされる白いX100e。 いつまで白いんだろうか。


で、ThinkPadマンセーな私が私の素敵な奥様のために見立てて、Lenovoの期限付きキャンペーンに釣られて新規導入したのは、ThinkPad EdgeシリーズのE135。あれ、Xがつかない。
WiFiも.11nだけでなく、.11a(5GHz)にも対応しているのがうれしい。これで電子レンジも怖くない。メモリも8GBに増設、CPUも含め機能は大幅アップで、しかもお値段はお安い。これではもう中古に手を出す必要がないほどではあるが、一応、1号が20才になった時に請求することになっている。Macでデュアルブートも考えたが、いかんせん高い。E135が2~5個ほど買えてしまう。
使い勝手で言えば、ファンクションキーが表と裏が入れ替わっているのが大きな特徴。例えば、通常のF1キーにはスピーカOFFが割り当てられていて、Fnキーを押さないと、F1が機能しない。
X100eに比べて奥行きが増え、電源アダプタが右側面に来たのが机上レイアウトでの違い。
また、X100eに比べ熱も持たないし、CPUはAthlon Neo MV-40 1.6GHz/シングルコアからE300 1.3GHz/デュアルコアとグレードアップしたのとメモリ増量(2GB->8GB)のせいか、処理速度も速い。

Windows 7の転送ツールを使うとデータのお引越しも簡単。ハブ経由かクロスのLANケーブルで直接続できると速い。
OSは64bit版。今のところ支障はない。
Brotherのプリンタが生産終了にもかかわらずWin7はおろか8にまで対応しているのに感動。奴隷になりそう。

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