シーリングファンは極力エアコンを使わない我が家では暑さ対策には必須の武器である。
そのうち、購入1年後くらいか、そのリモコンも効かなくなってしまった。オーデリックに相談すると、そういった事象は経験がないような応答で、とりあえず新しいリモコンを送ってみました、みたいな。リモコン2台体制である。ということで、1週間前、久々に時間がとれたし、梅雨も明けたので、原因究明に乗り出すことにした。
その新しいリモコンでも、やっぱり効かなくなるので新技を生み出した。リモコンには複数の本体をチャネル別に制御できるようにチャ ネル切替スイッチがついている。リモコンが効かなくなると、チャネル切替スイッチで一旦違うチャネルにして、また元に戻す。PCでいうと再起動をかけるイ メージ。それでもだめなら、一旦電池を抜いてまた戻す。PCでいうとシャットダウンして電源落として再立ち上げするイメージ。
しかし、である。この夏になって、その新技さえも効かなくなってしまった。リモコンのどのボタンを押 してもうんともすんとも言わない。「うん」も「すん」も言わずに、リモコン信号受信時に「ピッ」と音がしていたのが、その音も出ず、もう暑くて私仕事しま せん、と言われているような。
おかげで寝るとき、東風の時はエアコンを使うようになってしまった。しかも今年は東風が多い。南風はよく入る家なので、夏場でもエアコン不要のエコライフだったのだが、東風は隣家に遮られて入るに入らない。
さて、リモコンから信号が出ているのは、ケータイのカメラで確認済み。
ローゼットまでの通電も確認済み。
これは、本体のリモコン受信部がイカレテイルに違いない、と推測する。
なんとかせねば。
以前、オーデリックに相談したときは、リモコンが送られてくる程度で頼ることも出来なさそうだし、勝手な思い込みで原因は回路故障か何かで、風量調整の部分を飛ばしてしまおうか、さりとて回路に詳しいわけでもないので、まぁモノは見てやれとゆうことで、分解開始。
羽を外し、カバーを外していくと、CH1、CH2の切り替えスイッチ。スイッチの上には"1.5μF+1.0μF+1.8μF"のシールが見えるが、μFの単位からそれがコンデンサの容量で、足し算なので並列接続か? もしくは、風量調整に必要な値か、は分からず。
CH1、CH2の切り替えスイッチが切り替えて元に戻してみる。
回路を見るにはさらに、ほとんど全分解が必要になりそうで、一旦ここで、今の動作状況を確かめようと何故か思いつき、羽なし裸の状態でとりあえずつないでみることにした。ついでにリモコンの電池も容量切れのようなので交換した。
そしたら、なんと、動いた。ほぼ1年ぶり。
CH切り替えスイッチか、 リモコンか、電源切り離しで放電したか、単に時間が経過したからなのか、もう動作してしまっているので原因は不明である。
仕事ではないので、わざわざ再現させて原因を究明する動機もなく、とりあえず、結果オーライで満足することに。
代償に、運用には、いつ止まるかわからないので、触らぬ神に祟りなし方式を採用した(スイッチ、リモコンを極力触らない、24時間回りっぱなし)。
0 件のコメント:
コメントを投稿