「多くの人は、見たいと欲する現実しか見ていない」という所有車に対する特有の身贔屓を差し引いてもだ。
ところが、ホンダ エディックス 月間販売台数推移を見ると、エディックスの月間販売台数は順調に減少(!)しており、メーカの生産継続の意志を萎えさせるものとなっている。
年月 | エディックス販売台数 |
2008年合計 | 1,595 |
2009年1月 | 55 |
2月 | 45 |
3月 | 94 |
4月 | 78 |
5月 | 43 |
- 新車販売台数は減少している
- 町中で見かける頻度は上昇している
- 中古車市場に出回り始めている
- 中古車で購入する人が増えている
「見かける頻度が上昇している」は主観に過ぎないが、提示できるデータは無いのでご勘弁。
中古車が出回り始めた要因には新車で購入した人が飽きた、環境の変化で手放したが考えられる。
その出回り始めた中古車が売れていると仮定すると、中古車市場では、価格と機能面が評価されたり、購入の際に新車購入の人より思い切りがあると言えるのだろうか。
結局、車の善し悪しとは別にホンダはエディックスのイメージ作りで「これを買えば間違いない」とターゲット層に思わせることに失敗したのではないか。
また、2chのエディックススレでは、ファミリー世代がターゲット層であるこの車のメインドライバーは女性で、女性から見ると幅広の車は取り回しが大変という先入観が災いしたのではないか、という指摘もあった。実際はサイドミラー間で言えば通常の車と大差なく、ここにも書いたように車長が短く、前方の角がえぐられているのでフィット並みに取り回しはいいのだが。
画像はCarGurusの2009 Honda FR-V Picturesから。6人乗っても荷物もたくさん積めるよ、っと。
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