2009/02/10

明け方の満月と1号の北海道旅行



今朝6時頃、新聞を取りに、まだ暗い外に出ると西の空に煌々と満月が輝いていた。

昨日、1号(♂9才)が母方の祖父母(つまり私の義父母)、いとこ連中(のうちの半数)と連れだって北海道へ旅立っていった。3泊4日で札幌から帯広までを縦断する強行ツアーだ。義父母には経済的な面だけではなく、1号他いとこ連中に経験を与えてくれたことに感謝。きっと後年まで記憶に残るし、家庭や学校では学べない何かを学ぶだろう。

旅行が決まってからこの日を迎えるために、普段は無精な、別の言い方をすれば短期的な合理性を重んじる1号は、長期的な戦略に目覚めたかのように、風邪をひかないよう、インフルエンザに罹らないよう、手洗いうがいを励行し、親の言いつけを比較的(!)よく守り、人混み出かけず、用心し、準備万端整え、そしてとうとう出発前日の夜を迎え、緊張しているのか何度も寝ては起き出し、寝ると咳き込み(鼻が悪いので)、結局ちゃんと寝たのは朝の5時過ぎで、そのせいか、9時半の集合時間に間に合うよう7時過ぎに起こすと微熱があるんでは?と思わせておいて、体温計も壊れていて正確な体温は測れないしで、行く意志は固いようだし、ともかく空港まで送り届けて様子見にすることとなったが、送り届けてきた私の素敵な奥様曰く、空港に着くと眠そうではあったがあっさり元気に乗っていった、との話を聞くと、実は単なる知恵熱だったのでは(前科がある)と、いろいろ振り回されたりで、まぁきっと後で面白かったと思える事ばかりである。
おかげで家は静か…、のはずが誰彼かまわず笑顔を振りまくニコニコ堂本舗と思われていた3号(♀0才)がここのところ、意にそぐわないことには、いきなりのけぞって後頭部を強打するなど体を張った抵抗を示し、大器の片鱗を見せ始めた。どうなることやら。しっかり者の2号(♀4才)は風邪っぴきで二日連続で幼稚園をお休み。

少しひんやりした空気に触れつつ、新聞を取りながら、1号のいる北海道でも同じ月を見られるのだろうか、と一瞬思ったが、しかしすぐに札幌と那覇では緯度が違うのでどうかな、と調べてみた。
国立天文台 > 暦計算室 > こよみの計算(CGI版)

札幌と那覇の夜明け/日の出/月の入り(2009/2/10)(JST)
場所夜明け日の出月の入り
札幌6:026:396:45
那覇6:397:097:19

6時の時点で札幌は、夜明け直前で、日の出前、月もまだ出ていたようなので、雲が無ければ何とか見られる状況にはあったかもしれない(もっともまだ寝ている時間のはずだが)。
札幌の気温は-2.4℃、那覇は17℃、月齢は14.5であった。

画像はWikimedia Commonsから、ケープタウンの夜景と満月。ウチのデジカメでは満月の写真が満足には撮れなかった。

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