2024/11/06

エディックス、バッテリーを自力で交換

ディーラーからは点検のたびに、バッテリーはそろそろ交換ですよと言われて、はや1年半。バッテリー液の結晶化、サルフェーションを解消するツールを使って電圧は正常値に持って行けたので、まだまだ大丈夫と思っていました。しかし、流石にバッテリーの充電機能がもうダメっぽい。測定データを見せつけられました。
でもまだ、3年しか経ってないんじゃない? 調べてみれば、前回のエディックスのバッテリー交換は2019年。3年は間違い、思い込み。もう5年も経過していました。流石に寿命でもおかしくないです。

 

モノは前回と同じcaosに決めます。前回、このバッテリーに変えてからというものの、エンジンのピックアップがよくなって思い通りに速度を乗せられて運転のストレスがなくなったのが決め手です。人間も内臓でも筋肉でも交換できて、ついでに性能もアップしたらよいのに。

エデイックスのバッテリーの標準規格は46B19Lです。caosに同じ規格のものはなく、容量的に該当するのは前回は65B19L、今回は80B19Lとかなり容量がアップしています。

さて、前回交換を依頼したイエローハットに出向いて値札を見ると約3万円! 即断は避けます。3万円の出費を覚悟するか、その場しのぎの安バッテリーにするか逡巡しつつ、一旦は店を離れ家に帰り、冷静にネットで調べてみるとAmazonでその半額で手に入ることがわかりました。
自力でやるしかないか。やったことないけど。
バッテリーの処分方法が課題ですけど、バッテリーを交換してくれるガソリンスタンドや近所のタイヤ屋さんがあるのでなんとかなるでしょ。
Amazonの販売で、神奈川県から発送、そのまま本州を横断、吸収を縦断し鹿児島から船便で天地を保ったまま到着しました。 神奈川から沖縄までバッテリーが水平のまま移動したと考えるとなかなかシュールに思います。
 
バッテリー交換で気をつけるべきは、単純にバッテリーを取り外すと、車の時計やラジオの選局設定が飛んでしまうこと。バッテリを外している間のバッテリー機能を維持するための補助バッテリーを用意するのが一般的です。しかーし、買うとなると数千円もするのです。
で、どうしたかというと、バッテリの端子を外している間だけエンジンをかけるのです。もちろん、ケーブルの端子には絶縁できるなにかを巻き付けて短絡事故が起こらない工夫は必須です。そうすると補助バッテリは不要です。
一応、バッテリー交換の際は事故防止のため、エンジンを切るのが鉄則です。いわば反則技。良い子は真似してはいけません。
  

バッテリーの処分をどうするか?
浦添市は勢理客(ジッチャクと読む)に三和金属という金属リサイクル屋さんがあります。そこでは寿命を迎えたバッテリーでも買い取りしてくれるらしいので、経験を兼ねて、私の素敵な奥様といっしょに乗り込みます。
バッテリー買い取りの手順は簡単で、まず、お客様駐車場に車を止めて、持ち込んだバッテリーを隣の建物にある測定場所へ持っていき、係の人の指示に従ってバッテリーを秤に乗せ重量を測ります。係の人から重量が記載された伝票を受け取り、それを持って事務所に赴き、現金に替えてもらいます。最後に準備された領収書に名前を書き、現金と引き換えにして終了。実作業は5分くらいです。1kgあたり33円、11kgだったので税抜330円、税込363円の買取価格でした。

 
バッテリーを大手オートショップの半額で買えたし、自分で交換できたし、車の調子も良くなったし、バッテリーを買い取ってもらう経験も積めたし、ししししの大満足です。

走行距離:17万5千km

2024/07/30

ファーゲルハルツ製ジャーム・スタンドライト(Fagerhult, Germ standlight)のスイッチ交換修理

ファーゲルハルツ製ジャーム・スタンドライト(Fagerhult, Germ standlight)のスイッチがおバカになってしまったので、修理しました。


購入は第1号が生まれる前だから1999年頃、私の素敵な奥様が妊娠したのはいいものの切迫早産という、あまり体に無理をかけてはいけないということで彼女が仕事も休職し自宅待機を余儀なくされる中、私は何かというと土日の暇つぶしに一人秋葉原を散策するこもよくあることで、その最中に今はなきヤマギワでこのスウェーデン製のスタンドライトが売りに出されていたわけですよ。一旦通り過ぎて、他のフロアの見物を一通り終えて再度戻ってきて改めて値札を見て、12,800円(税抜)の当時でも格安にも感じるこの値段、これなら、ということで一目惚れの購入。あ、秋葉原のヤマギワがなくなっただけでヤマギワ自体は今もありますけどね。


ニョキッと出ている白い長い棒の押しボタン式のスイッチが2回に1回しか点かないことが長らく続いたあと、ある時をさかいに10回に1回からだんだん増えていって80回に1回に増えつつもどうにか点きました(忍耐の勝利)。しかし、100回を超えたところで、さすがにこの押しボタン式スイッチの修理を決断したのでした。私の能力では100以上を数えられないというのもあります(😀)。

 

回路自体は難しくなさそうなので、DIYセンターでも売っているような単極単投式(でいいのかな)の安いトグルスイッチを適当に見繕って試しにつけてみることにしました。

 

配線は、ポールから2本、電球側から2本の線が伸びていますが、上と下の線の1本づつを直結、残りの1本づつを新しいスイッチにつなげることで行けると考えます。しかし、物理的な視点で、レバーが穴からでるのかどうか、穴の大きさはレバーの動作を邪魔しないのかどうか、スイッチが本体の中に収まるのかどうか、スイッチの固定をどうするか、そもそも固定できるのかが懸念点でした。

とりあえず、バラします。

押しボタン式のスイッチって結構複雑な構造しているのですねぇ。

手こずってしまったので画像がありませんが、なんとかはんだ付けは成功。短絡防止に電線が露出しているところは熱収縮チューブを被せて絶縁しています。

あとは物理的にスイッチの穴から頭を出すことができるか?

出た! トグルスイッチのレバーは穴を無事通って、しかもレバーの動作も問題ありません。ジャストサイズ! スイッチ本体も何もせずに内部で動かず固定できています。偶然とはいえこれはうれしいです。

カチッ、カチッと童心に帰って無邪気にレバーを前に後ろに倒して電気のオン/オフを繰り返します。

安全性を考慮してオフの操作は力を必要としないレバーをポール側へ押す方向が良かったけれど、取り付けは逆になってしまった。しかし、直す気はないでござる。

兄弟猫2匹にチェックしてもらい、まずは合格。しばらくは安心して使えそうです。

2024/06/11

猫2匹、逝く

今まで、家の中で当たり前に存在していたものが急にいなくなると、心にぽっかり穴が開いたような、胸の奥が何かに吸い込まれるような、胸が締め付けられるような、ブラックホールにとらわれた虚無の感情に急に襲われることがある。いわゆるペットロス症候群だと思う。

飼っていた猫2匹が相次いこの世を去った。
彼らの背中をなでたり声をかけたりの愛情表現とお互いの信頼の交換、餌やトイレの片付けなどの毎日のルーティン、どこにいるか何をしているのか何を欲しているかなどの気配りが日常生活に溶け込んでおり、彼らの存在の突然の欠落は飼い主家族に大きな変化をもたらしている。
というのは書き過ぎで、2匹を荼毘に付して1か月と半分が過ぎ、彼らがいないことが当たり前になってきた。しかし、不意のきっかけにフラッシュバックが襲ってきて、急に心にぽっかり穴が開いて、最初に戻る。













ミャウ
  • 既におばあちゃん
  • タビー柄(キジトラ)
  • 人間に爪を立てたり噛んだりしたことのないほど穏やかな性格
  • お返事と合いの手が上手、人間より間の取り方がうまい
  • 明治生まれかと思うほどカメラは嫌い
  • 甘えるときにかわいい声を出そうとすればするほど低音ボイスのダミ声になる
  • 聡明さをひけらかすことはないがすべてを見切っている、つまり、人間が操っているのを理解しているのでオモチャに釣られることはない
  • 隣家の屋根にジャンプしたのはいいもの家のベランダに戻れなくなったり(板を渡してあげた)、家の屋上から降りられなくなったり(捕まえに行った)
  • 近所の犬に追いかけられた経験から犬は嫌いなのにぎずもに対し「ウー、ワン!」と吠えたこともある
  • 晩年は、ぎずものちょっかいに切れて、唸るようになってしまい、深窓のご令嬢がヤンキーばぁちゃんに変身
  • このブログのタイトル画像やSNSのアイコンなどは彼女の画像である
最後の数か月は水をたくさん飲むようになったので猫によくある腎臓系の不具合であろうと、腎臓に負担をかけないような餌をチョイスしたり、素人の思いつく範囲内でできることをした。最後の1週間は食事がとれず、動物病院に連れて行っても、まずは看取りをするか治療をするかの話から始まったので、もう寿命であったのだろう。
人間の2号は物心ついた時から一緒にいるし、名付け親でありソールメイトでもある、学生生活を送るため今は家を出ているので、亡くなる直前もLINEのカメラ通話で声をかけ続けてもらった(奥様の計らい)。
この子は覚悟ができていた。













ぎずも
ミャウも年老いてきたし、彼女の猫人生で一緒に寝るような子猫がいてもよかろうというのと、Covid-19の真っただ中の2020年、私の素敵な奥様は闘病中であり、誰かのお世話で気を紛らわせることができるかも、家で子猫の世話ができるかもとの期待から飼うことにしたのである。私が選んだ数匹の候補の中から、里親募集の写真にあった個性的な柄と「おっとりした性格」に惹かれて引き取った。たしかに柄は素晴らしかったが、性格はそんなことはなかった(猫が猫をかぶってたと家族の笑い話になっていた)。
  • 三毛猫、非対称の模様と所々に茶色の虎縞が入るが唯一無二の柄
  • 好奇心旺盛
  • 小学生男子のようないたずら好き
  • 顔の表情が多彩(不思議そうな、なんか用ですか、獲物を狙う耳とヒゲが前を向く、虚無、おねだり、困った)
  • 狩りは穴に飛び込むのが好き
  • ちょっと太り過ぎ
  • ミャウがぎずもと一緒に寝ることはなかったし、なんなら、ミャウが嫌がるプロレスを時折仕掛けたり、人間の期待をことごとく外すところが誠にもって猫らしいと言えば猫らしい
  • 一度、ベランダから落下し帰宅するまで2週間かかったことがある (ここ ぎずもの大冒険 (15日と7時間) に書いた)
ミャウの死から二日後の荼毘に付した翌日、万が一ということでウィルス感染(HIVとか白血病とか)のチェックをするために動物病院まで奥様が連れて行き、帰宅1時間後に急に息を止めた。奥様が慌てて先の動物病院に連れて行ったが間に合うことはなかった。
ぎずもは、ミャウの体調不良やその死を理解して恐怖があったのかもしれないし、病院が怖かったのかもしれず、メンタルの不調が身体の不調に直結したのかもしれない。先生も想定しないまさかの急死なので、元々心臓に疾患があったのかもしれない。
でもきっと、ぎずもは奥様の闘病に寄り添うためにこの世に生まれ、我が家を訪れた猫であり、奥様の闘病が終わると同時にその束の間の役割を終えたんだと今は思うことにしている。

彼らの死後でも2匹の画像を冷静に見ることはできる。
しかし、動画で彼らの動く姿や鳴き声を聞くのは、心の穴に引きずりこまれれるようで、まだできない。
最後の画像はミャウがなくなる前日。なにげにぎずもも気にかけていたのかもしれない。


ミャウ ♀、18才(17才9か月)、死因:腎不全
    2006/7/7(推定) - 2006/11/14(里親) - 2024/4/17(水)
ぎずも ♀、4才(3才11か月)、死因:心不全(推定) 
    2020/5/15(推定) - 2020/7/26(里親) - 2024/4/19(金)
    

2023/12/31

出張多し、この1年

COVID-19の5類移行のせいか、今年は出張が非常に多かった年でした。
数えてみると13回。とくに札幌には5回も行っていました。全部一泊二日なんですけどね。朝6時発のゆいレールに首里駅から乗って、札幌駅に到着するのは13時頃、7時間の旅程です。
表敬訪問、全国的会合、交渉など、まとめると三つくらいのカテゴリーに別れるんですが、一つとして同じ案件はありませんでした。
商社マンのように全国や世界に取引先を持つ職業の人とは違って、全く出張のない年もあるので、2023年は特異年です。
台風の影響ですごい揺れたり、新千歳から羽田まで乗った同じ機体と乗り継ぎで羽田から那覇まで乗った機体が同じだったり、いろいろありました。
このような年は今後はもうないと思うので、備忘録として乗った飛行機の画像と共に記録しておきます。
2023年
4月 仙台市、千代田区
5月  札幌市、宮古島市
6月 千代田区、千代田区 
7月 札幌市、 宮古島市  
9月 札幌市 
10月 札幌市 
11月 広島市  
12月 札幌市、広島市





































































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