ファーゲルハルツ製ジャーム・スタンドライト(Fagerhult, Germ standlight)のスイッチがおバカになってしまったので、修理しました。
購入は第1号が生まれる前だから1999年頃、私の素敵な奥様が妊娠したのはいいものの切迫早産という、あまり体に無理をかけてはいけないということで彼女が仕事も休職し自宅待機を余儀なくされる中、私は何かというと土日の暇つぶしに一人秋葉原を散策するこもよくあることで、その最中に今はなきヤマギワでこのスウェーデン製のスタンドライトが売りに出されていたわけですよ。一旦通り過ぎて、他のフロアの見物を一通り終えて再度戻ってきて改めて値札を見て、12,800円(税抜)の当時でも格安にも感じるこの値段、これなら、ということで一目惚れの購入。あ、秋葉原のヤマギワがなくなっただけでヤマギワ自体は今もありますけどね。
ニョキッと出ている白い長い棒の押しボタン式のスイッチが2回に1回しか点かないことが長らく続いたあと、ある時をさかいに10回に1回からだんだん増えていって80回に1回に増えつつもどうにか点きました(忍耐の勝利)。しかし、100回を超えたところで、さすがにこの押しボタン式スイッチの修理を決断したのでした。私の能力では100以上を数えられないというのもあります(😀)。
回路自体は難しくなさそうなので、DIYセンターでも売っているような単極単投式(でいいのかな)の安いトグルスイッチを適当に見繕って試しにつけてみることにしました。
配線は、ポールから2本、電球側から2本の線が伸びていますが、上と下の線の1本づつを直結、残りの1本づつを新しいスイッチにつなげることで行けると考えます。しかし、物理的な視点で、レバーが穴からでるのかどうか、穴の大きさはレバーの動作を邪魔しないのかどうか、スイッチが本体の中に収まるのかどうか、スイッチの固定をどうするか、そもそも固定できるのかが懸念点でした。
とりあえず、バラします。
押しボタン式のスイッチって結構複雑な構造しているのですねぇ。
手こずってしまったので画像がありませんが、なんとかはんだ付けは成功。短絡防止に電線が露出しているところは熱収縮チューブを被せて絶縁しています。
あとは物理的にスイッチの穴から頭を出すことができるか?
出た! トグルスイッチのレバーは穴を無事通って、しかもレバーの動作も問題ありません。ジャストサイズ! スイッチ本体も何もせずに内部で動かず固定できています。偶然とはいえこれはうれしいです。
カチッ、カチッと童心に帰って無邪気にレバーを前に後ろに倒して電気のオン/オフを繰り返します。
安全性を考慮してオフの操作は力を必要としないレバーをポール側へ押す方向が良かったけれど、取り付けは逆になってしまった。しかし、直す気はないでござる。
兄弟猫2匹にチェックしてもらい、まずは合格。しばらくは安心して使えそうです。
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