結果から言うと提出物は次のとおりとなった。
- 保佐事務報告書 (後述する)
- 老人ホームのパンフと領収書 (主な住処が変わったのでその証拠)
- 遺族年金の証拠書類(年金振込通知書) (定期収入に変更があったのでその証拠)
- 預金通帳の写し(3年分:21ページ) (財産管理の証拠)
もっとも、報告書を提出しただけで、もしかたら書類不備で裁判所から呼び出される可能性はあるかもしれない。なにせ初めてなものでよくわからないので、ここに軽く記録しておく。
保佐事務報告書の内容は次のとおりで、はい、いいえで答え、必要に応じ証拠書類を添付する。
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本人の生活状況について
- 前回報告以降、本人の住所に変化はありましたか。
- 前回報告以降、本人の健康状態や生活状況に変化はありましたか。
- 前回報告以降、月々の定期収入と定期支出に変化はありましたか。
- 前回報告以降、1回につき10万円を超えるような臨時収入がありましたか。
- 前回報告以降、1回につき10万円を超えるような臨時支出がありましたか。
- 前回報告以降、本人が得た金銭(定期収入、臨時収入の全てを含む。)は、全額、今回コピーを提出した通帳に入金されていますか。
- 前回報告以降、本人の財産から、本人以外の人(本人の配偶者、親族、保佐人・補助人自身を含みます。)の利益となるような支出をしたことがありますか。
- 前回の報告から今回の報告までの間に、同意権、取消権を行使しましたか。
- 前回の報告から今回の報告までの間に、代理権の行使をしましたか。
- 今後、同意権・取消権または代理権の講師をする予定はありますか。
- 裁判所に報告してお聞きしたいことがあればお書きください。
事実に基づいて記載すればいいけれど、3年分なので、記録がないと記憶に頼ることになり、かなり大変な思いをするので、通帳の入出金欄に記載させることと、できれば手書きのメモを添えると何かと楽になる。
成年後見人も少なくないわけで、しかも財産に関わるものだからいい加減にもできず、それをチェックする裁判所も大変なものだなと思う次第。
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