1号(♂18才)が、自分の特性を活かそうと、高校を卒業してすぐに就職するため、県外へ飛び立っていきました。
いや、行きの飛行機は二人で、居住環境を整備したあと、彼を残して私一人沖縄へ帰ってきたのでした。
10日ほど前のことになります。
彼は、書字障害(dysgraphia)(このブロクの記事)で、頭は良いにも関わらずペーパーテストに代表されるような関門では結果が伴わず、本人は苦労しただろうし、他の発達障害っぽいところもあって幼い頃からのときどき聞かん聞かんの聞かん坊でありました。今にして思えば、本人なりの精一杯の主張だったのだろうけど当時は知る由もなしで、私よりも長い時間を彼と過ごした私の素敵な奥様はとても苦労したと思います。
それでもPCの操作は1人前で、手書きでの勝負でなければ、ITスキルとそこそこの頭のよさでこの世を渡っていけるでしょう。
(ところで、彼の頭が良いというのと発達障害っぽいというのは親の目もありますが、心療内科医の診断によってます)
半年前に自分で就職先を決め、内定もいただいてから、なんやかんやとあっという間に時は流れてしまい、スーツを間に合わせたり(でも、春先にコートは売ってないねん)、気づいたら運転免許も取れそうにない時期で、仮免まで地元で取って、あとは引越し先の自動車学校に働きながら土曜と夜間を利用して取ることになったりと初めての就業とあわせて、彼の毎日はしばらくは慌ただしく過ぎていくことでしょう。
しかし、子どもが生まれて親元を離れるまではあっという間ですねぇ。
親として何もできなかった気がしますが、彼にとってこの両親、妹たち、親戚、育った環境はどうだったのでしょうか。
私が上京した頃はネットもなく10分千円の電話代がかかったり手紙もなんとか現役だった頃とは違いそこは現代、ITとSNSの発達で瞬時に連絡が取れるのはありがたいです。ITバンザイ。
画像は、買い物先巡りの途中、高架下を先にくぐり抜けた1号。
これから幾度も遭遇するであろう困難を彼が乗り越えられますように。
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