遠くにいる人が近くに来ると、思っていたより大きかったり、逆に小さかったりと、目測と実際の身長が違うことにちょっと驚いている自分に最近気づきました。
相手が男性の場合は、5cm〜10cmほど高く見積もったり低く見積もったりばらつきがあるのですが、女性の場合は、大方の場合、実際の身長より遠くにいるときの目測のほうが5cm〜10cmほど高く見積ってしまう傾向があるようです。
思い込みとか先入観とか偏見とかのたぐいだとは思いますが、バイアスのメカニズムはちょっとわかりません。
似たような事柄として「地平に近い月は大きく見える」というのがあります。月が地平線に近い場合には、地上に比較するものがあるので月が相対的に大きく見える、いわゆる錯覚がそうさせると解釈されています。実はこれ、月が真上にある方が大きいという解説を見つけました。
月が昇って来るにとても大きく見えることがありますが、実は錯覚です。
実際は、月が頭の真上に来る時の方が、地球の半径(約6400km)の分だけ月に近づくので、大きく見えます。
また、空の低い所にある月は、大気の屈折の影響で、上下につぶれて見えるので、さらに小さく見えます。
姫路科学館 - 天体写真と観測報告「月の見た目の大きさの変化」
へぇー、とびっくりしますね。
人は見えてるようで正確には見えていない、というお話でした。
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