コロンブスは卵のお尻をつぶして立ててみせたそうですけど、1枚目の画像は、木の卵をテーブルの上に立ててみたところです。
お尻はつぶしていませんし、接着剤も使っていません。
実はテーブルの凹みを利用して立てているのです。
なんだ、簡単ですね。
画像からはテーブルの凹みなんて見えませんからね。
では、この木の卵の頭を底にして、立てることが出来ますか?
これは重心が高く、テーブルとの接触面積も小さく、より不安定になり案外難しいです。
答えは2枚目の画像のとおりです。
見事に立ってます。
よく見ると1枚目の画像と撮影ポイントや距離が違いますね。
この場所じゃないといけなかったんでしょうか。
止まったままではどうしても立たず、机の凹みを利用しても立たなかったので、違う方法を試してみました。
丸くて下が尖っているものにコマがあります。コマのように回転させてみたわけです。
コマのように回すと重心が高くても不都合はないですし、この木の卵の加工精度は高いようで、よく回ります。
回っているところをパチリ。回転しながら移動してしまうので1枚目のように撮影場所を固定することができませんでした。
しかし、回るのってあり?
確かに回りながらも「立っている」ので私は嘘は言っていませんが、「止まったまま立つ」という思い込み、暗黙の了解の裏をかいたわけです。
たった一枚の画像(写真)が世界を変えることもあれば、この一枚の画像のように相手の思い込みを利用することも可能で、1枚の画像から真偽を判断するのはかくも難しいのです。
たった一枚の画像(写真)が世界を変えることもあれば、この一枚の画像のように相手の思い込みを利用することも可能で、1枚の画像から真偽を判断するのはかくも難しいのです。
中央の色の違う卵のうち右側が木の卵で、それ以外は全本物です。
後日、私の素敵な奥様が「誰? これ入れたの……」と私に聞いてきました。
現場を見てないのに真犯人を見分けるなんてすごいですね。
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