パワーアンプAyreのV-3から唸り(unari)音がひどくなってきたので、対策を行いました
結論から言うと完璧には取れませんでした。
以下、顛末。
まず、画像1枚目、底板にある3つのネジを締めます。
六角レンチとスパナ(モンキースパナで代用)が必要です。
このネジは後でわかりますが、3つの大きなトランスの中央に突き出ていて、そのトランスを固定するものです。
一つだけ空回りするネジがあって、一抹の不安がありましたが、一旦これで完了。
スイッチを入れると唸り音は軽減されていました。
しかし、数日経つとやはり唸り音は聞こえます。
意を決して、開腹することにしました。
天板のネジは6本、六角でインチ規格で5/64というサイズ。
これはサイズをちゃんと合わせないとネジ穴をなめそうです。
ちなみに私は "BONDHUS(ボンダス) ナイフ型六角レンチセット9本組 インチタイプ HF9S" を持っていて、なんとかなっています。
いざ、天板を開けてみると、野原一面の雪景色を彷彿とさせる、内部一面埃だらけ。
製造から20年以上経ってるし、中古で購入したので以前の所有者の方がどうしたかわかりませんが、ネジの締め具合から開けたことは一度もなかったのではないかな。
唸り音対策は後回しにして、内部清掃に勤しむことにします。
と、その前に、天板裏には回路図と測定結果が手書きされていました。
メンテする人にはこれは嬉しいに違いない。
右上の部分、「サービス・インフォメーション」のアップ。
手持ちの道具を使って、ホコリを取り除いた結果。
完璧には程遠いですが、3枚前の画像と見比べてみてくださいね。
外さないよう、折らないよう、抜かないように気をつけました。
底板のネジは中央のトランス3個の中央に突き抜けて、茶色の板で押さえつけるような構造であることがわかりました。
もう一度、トランスのネジを締めて、天板を元に戻してみます。
頭を近づけると、かすかにうなり音が聞こえます。
でかい電解コンデンサも唸りの原因にも鳴るケースもあるようで、あと、今の家に引っ越す前は聞こえていなかったので、電源環境のせいかもしれず、よくわからないので、もう少し時間をかけて唸り音の発信源を追い込んでみたいと思います。
追記(2018/1/22)
続きがあります。V-3 の唸り音を解消
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