2016/03/14

機内ノイズの周波数特性

東京出張の帰りの飛行機でノイズの周波数特性を録ってみた。
上空の安定した水平飛行時に1分ほどHOLDモードでの計測。
目安程度だが参考にはなりそう。

音圧が高いのは低周波成分。
レンジは全域に渡っているが、これは意外だった(地上の静かな状態だと-80dB以下になるので、画像は飛行機の影響)。
ノイズの元は風切音、空調、エンジン(離陸、着陸が顕著)、乗客の声や動作、測定者(私)の動作や鼻息などと思われる。
風がiPhoneに直接当たると低域側でレベルが上がるのを確認できたので、空調の風や実際に測定者の影響を排除できていないし、他にも何かしらの影響はあるかもしれない。まぁ、「ゴーッ」という音に常時晒されていると、ましてや、本人の望むものでない場合は、疲れますよね。

計測時の機器とアプリのスペック:
  • ハード : iPhone 6
  • OS : iOS 9.2.1
  • アプリ : TOON製 Audio Frequency Analyzer rev. 3.2 (開発元)
このアプリは周波数分布を見るにはとても使いやすいと思う。
欲を言えば、HOLDモードで頻度に応じてグラフの濃度を変えられたらいいな。

この時の、機体は777-200 (Twitterでは誤って777-300と書いたので訂正する)、
機体番号は JA007D だった。リンク先は航空に関する情報を集めているサイト。

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