2016/03/28

ThinkPad E135のHDDをSSDに今さら換装 (速くなったよ)

はじめに
私の素敵な奥様が仕事で活用しているThinkPad E135があまりに遅いので仕事に支障がでているらしい(導入時の記事)。
自宅で使うMacBook Proと職場のTOSHIBA PCもSSDでさくさく動くのを経験しているし、容量も増えてきているので、内蔵HDDをSSDに変えてみることにした。

購入したもの
検討すべきは、
  • 規格(SATA3, 2.5inch, 7mm厚)
  • 容量(HDDと同じかそれ以上=500GB以上)
  • 価格(2万円以下)
  • 移行ツールの有無(IntelかSamsungならあった)
となった。
結局、買ったのはSamsung製の2.5インチ500GBのSSDとデータ移行用にSSDをPCへUSBで接続するケーブルの2つ(リンク先はamazon)。

交換前HDDの性能
交換前後の性能を比較するため、ディスクの性能ベンチマークツールでは定番っぽい CrystalDiskMark で計測していみる。
設定はデフォルトのまま。
ちなみにテストの内容は上から次のとおり。
  • Seq Q32T1: マルチキュー&スレッドによるシーケンシャルリード/ライトテスト (Block Size=128KiB)
  • 4K Q32T1: マルチキュー&スレッドによるランダムリード/ライトテスト (Block Size=4KiB)
  • Seq: シングルスレッドによるシーケンシャルリード/ライトテスト (Block Size=1MiB)
  • 4K: シングルキュー&スレッドによるランダムリード/ライトテスト (Block Size=4KiB)
結果は、画像1枚目のとおり。
画面キャプチャを間違ったので画像に余分なスペースがあるが、それは置いといて、ランダムリード&ライトの結果が極端に悪い。
これは壊れているのではないか。

交換
2枚目の画像。
E135の電源を落として、開腹して、交換に挑む。
裏蓋のネジを外して、HDDを留めている2箇所のネジを外すだけ。簡単簡単。
データ移行というかディスクの複製
Samsungの Data Migration を使う。
ただし、このツールが使えるのは、Samsung製のSSD & Windowsのみであることには注意が必要。
ウチではダウンロードしたが。CD-ROMが同梱されているので、これを立ち上げるだけ。以下、手順。
  1. データの移行先であるSSDに一緒に買ったUSB-SATA3ケーブルをつなぎ、PCのUSBポートに接続する。
  2. Data Migration ツールでSSDのドライブ指定とそれぞれの容量を決める(画像3枚目)。
  3. ボタンを押して開始する。
所要時間は200GBで1時間半ほど。
しかし、ディスクメーカでこういうツールを用意しているのはとてもありがたいもんだ。

交換後のSSDの性能
画像4枚目。
どうでしょうか。
悪くても3.8倍(SeqのWrite)、 最大は壊れているかもしれないので参考だけど、"4K Q32T1のRead" の235倍だ。
さいごに
取り出されたHDDとThinkPad E135と共に記念撮影。
CPUは遅いけど、これで2年は寿命が伸びたと思う。
奥様の評判も上々。
もうHDDには戻れませんね。
気を良くしたので、1号(♂16才)のThinkPad X100e もSSD化することにした。
我が家からHDDが一掃されることになる。

2016/03/14

機内ノイズの周波数特性

東京出張の帰りの飛行機でノイズの周波数特性を録ってみた。
上空の安定した水平飛行時に1分ほどHOLDモードでの計測。
目安程度だが参考にはなりそう。

音圧が高いのは低周波成分。
レンジは全域に渡っているが、これは意外だった(地上の静かな状態だと-80dB以下になるので、画像は飛行機の影響)。
ノイズの元は風切音、空調、エンジン(離陸、着陸が顕著)、乗客の声や動作、測定者(私)の動作や鼻息などと思われる。
風がiPhoneに直接当たると低域側でレベルが上がるのを確認できたので、空調の風や実際に測定者の影響を排除できていないし、他にも何かしらの影響はあるかもしれない。まぁ、「ゴーッ」という音に常時晒されていると、ましてや、本人の望むものでない場合は、疲れますよね。

計測時の機器とアプリのスペック:
  • ハード : iPhone 6
  • OS : iOS 9.2.1
  • アプリ : TOON製 Audio Frequency Analyzer rev. 3.2 (開発元)
このアプリは周波数分布を見るにはとても使いやすいと思う。
欲を言えば、HOLDモードで頻度に応じてグラフの濃度を変えられたらいいな。

この時の、機体は777-200 (Twitterでは誤って777-300と書いたので訂正する)、
機体番号は JA007D だった。リンク先は航空に関する情報を集めているサイト。

2016/03/08

飛行機の窓に水の結晶(ないしは雪)

出張帰り、機内からふと窓を見ると水の結晶ができている(雪といえばいいのか)。
ということは、窓の内部に水分があるということで、結晶の量からみるとごくわずか。
窓は3つのガラスアクリル系樹脂とその間の空気の層の5層構造になっていて、外側の窓の内側に付着している。
高度1万メートルの上空はそれは気温が低くて、それに連れて窓の内側も冷えているようだ。
記憶する限り2回目で毎回発生するわけではない。
常に見えるわけじゃないということは、窓の内側には水分がない状態が標準ということかな。(機内が乾燥しているからとのこと)

「飛行機 窓 結晶」で検索すると結構出てくる(こちら)。


飛行機が着陸地に近くなり高度が低くなると消えていった。

zenback