私の素敵な奥様が仕事で活用しているThinkPad E135があまりに遅いので仕事に支障がでているらしい(導入時の記事)。
自宅で使うMacBook Proと職場のTOSHIBA PCもSSDでさくさく動くのを経験しているし、容量も増えてきているので、内蔵HDDをSSDに変えてみることにした。
購入したもの
検討すべきは、
- 規格(SATA3, 2.5inch, 7mm厚)
- 容量(HDDと同じかそれ以上=500GB以上)
- 価格(2万円以下)
- 移行ツールの有無(IntelかSamsungならあった)
結局、買ったのはSamsung製の2.5インチ500GBのSSDとデータ移行用にSSDをPCへUSBで接続するケーブルの2つ(リンク先はamazon)。
- Samsung SSD 500GB 850 EVO ベーシックキット V-NAND搭載 2.5インチ 内蔵型 MZ-75E500B/IT
- Samsung SSD Option [SMOP-NOTE/K] ノートパソコン用アクセサリキット
交換前後の性能を比較するため、ディスクの性能ベンチマークツールでは定番っぽい CrystalDiskMark で計測していみる。
設定はデフォルトのまま。
ちなみにテストの内容は上から次のとおり。
- Seq Q32T1: マルチキュー&スレッドによるシーケンシャルリード/ライトテスト (Block Size=128KiB)
- 4K Q32T1: マルチキュー&スレッドによるランダムリード/ライトテスト (Block Size=4KiB)
- Seq: シングルスレッドによるシーケンシャルリード/ライトテスト (Block Size=1MiB)
- 4K: シングルキュー&スレッドによるランダムリード/ライトテスト (Block Size=4KiB)
画面キャプチャを間違ったので画像に余分なスペースがあるが、それは置いといて、ランダムリード&ライトの結果が極端に悪い。
これは壊れているのではないか。
交換
2枚目の画像。
E135の電源を落として、開腹して、交換に挑む。
裏蓋のネジを外して、HDDを留めている2箇所のネジを外すだけ。簡単簡単。
データ移行というかディスクの複製
Samsungの Data Migration を使う。
ただし、このツールが使えるのは、Samsung製のSSD & Windowsのみであることには注意が必要。
ウチではダウンロードしたが。CD-ROMが同梱されているので、これを立ち上げるだけ。以下、手順。
- データの移行先であるSSDに一緒に買ったUSB-SATA3ケーブルをつなぎ、PCのUSBポートに接続する。
- Data Migration ツールでSSDのドライブ指定とそれぞれの容量を決める(画像3枚目)。
- ボタンを押して開始する。
しかし、ディスクメーカでこういうツールを用意しているのはとてもありがたいもんだ。
交換後のSSDの性能
画像4枚目。
どうでしょうか。
悪くても3.8倍(SeqのWrite)、 最大は壊れているかもしれないので参考だけど、"4K Q32T1のRead" の235倍だ。
さいごに
取り出されたHDDとThinkPad E135と共に記念撮影。
CPUは遅いけど、これで2年は寿命が伸びたと思う。
奥様の評判も上々。
もうHDDには戻れませんね。
気を良くしたので、1号(♂16才)のThinkPad X100e もSSD化することにした。
我が家からHDDが一掃されることになる。