どうやら、右足側の革のソールが切れていることを指しているらしい(画像でもハッキリ分かる)。
いや、かかとだけなんですが、と言って、その場は預けてかかとだけを交換してもらった。
この靴屋では、以前にこの靴や他の靴のかかとだけではなく、この靴や他の靴のソールと中敷きの交換もやってもらっており、その腕には信頼を置いている。
あのオヤジさんが言うなら、そういうものなんだろうな、とあきらめつつ、この靴を記録に残すことにした。
1996年頃、香港駐在時に買ったものなので、今年で19年目を迎える。確かイタリア製の既製靴で日本円に換算すると1万数千円だった覚えがある。中身の割には安い印象。
外観上のお手入れはこの19年の間変わらず適当でやっつけなので、ここまでよく持ったもんだと思う。
3足ローテーションで回しているので、週1〜2回履いたとして、平均1.5(回/週)=1.5/5(回/日)となる。1年の出勤日数はおおまかに200日くらいなので、年間では200 x 1.5 / 5 = 60(回/年) くらい履いたことになる。
18年間では「1080回」ほど履いたことになる計算結果だが、これは多いのか少ないのか。
もっとも、靴を休ませているときはシューキーパー代わりに、無印良品のレッドシダーの「切りくず」が詰まった脱臭兼除湿用の布袋を突っ込んで、汗で湿った靴内を早めに乾燥させてあげるのが唯一の日常的なメンテで、これが長持ちにはよかったのかなと思う。
ちなみに丸一日履いた靴の中、特につま先は湿り気だらけである。その証拠に、出張の時は一日の終りにトイレットペーパーを突っ込んでいる。朝にははっきりと湿ったトイレットペーパーを回収できる。
無印良品では、もうこの袋を売っていないのは残念である。
振り返ってみると、この靴は幅が狭いので、もしくは私の足の幅が広いので小指は締め付けられる思いを長い間我慢してたわけになる。
しかし、履いている間に、小指が靴空間の領土拡大を徐々に図り、今ではそれが成功しているようで、小指の辺りの革が伸びているのが、2枚目の画像からも分かる。特に左側が著しい。
デザインは今まで保有してきた靴の中で一番のお気に入りなので、このまま寿命を迎えるのは、ちょっと惜しい気がする。
どこかの誰かに頼めばこのデザインを再現してもらえるのだろうか(もうちょっと幅広で)。
ちなみに足の長さは25cm、右足の幅が3E、左足の幅は4Eである(誰にアピールしているのか?)。
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画像はiPhone5で。
靴なんて撮るのは初めてなんだけど、靴って単体で見ると普段見慣れた「履いている靴」とはまた一味違った印象になるようで、これは面白い。
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画像はiPhone5で。
靴なんて撮るのは初めてなんだけど、靴って単体で見ると普段見慣れた「履いている靴」とはまた一味違った印象になるようで、これは面白い。