厚生労働省で統計調査結果が公表されている。
厚生労働省のホームページから
統計調査結果 -> 分野別一覧 -> 厚生労働統計一覧 -> 1.人口・世帯 -> 生命表 -> 簡易生命表 -> 平成19年簡易生命表(男)
を見る。
彼が30代後半であったことは確かだと思うが、今日時点では確証がないので40才と仮定する。
40才の死亡率と生存数(10万人あたり)はここで、
年齢 | 死亡率 | 生存数 |
---|---|---|
40 | 0.00140 | 97 844 |
死亡率は40才の人が41才になれない確率、生存数は40年前に生まれた人が今生き残っているの数(10万人あたり)。
今40才の人のうち1000人に1〜2名が41才を迎えられず、40年前に生まれた人が生き残っているのは10万人あたり97,844人、つまり97.844%、100人に2〜3人が亡くなっている勘定だ。見回した実感としてもそんな感じだ。彼の出来事はやはりあまりないことだったと言って差し支えないだろう。
確かに差し支えないかもしれないが、あることはあるのだ。他人事ではない。
ちなみに同年代の半数が生き残っていると期待される寿命中位数は82才頃だ。
ところで、同じ生命表でも、生命表(都道府県別生命表)-> 結果の概要 -> 2.都道府県別にみた平均余命 -> (1)平均寿命を見ると面白い。
沖縄は長寿の県として知られていると思うが、男性は全国平均並みである。6年程前に「長寿県沖縄に暗雲、男性平均寿命26位に急落 - 琉球新報」と報道されたが、「3.都道府県別にみた平均寿命の推移」を見ると沖縄男性の平均寿命は増加しているにもかかわらず、他府県がその先を行っていることが分かる。
また、「2 都道府県別にみた平均余命」の図を見ると、画像の
- 上(左)「図3 0歳余命と75歳余命の比較(男)」
- 下(右)「図5 0歳余命と75歳余命の比較(女)」
ところが。沖縄女性は0才、75才それぞれ2位以下を大きく突き放してダントツのトップだ。この分だと今後も他府県の追従を許すことはなさそうだ。
沖縄女性には一体どんな秘密が隠されているのだろうか。
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