1号(♂8才)は小三ではあるがまだサンタクロースを信じている。2号(♀4才)は言わずもがな、3号(♀0才)はまだ訳わかんない。
1号なんて寝る間際になってサンタへのお礼のお菓子を置くのを忘れたと言って、私の素敵な奥様(つまり母親)に玄関先にキャンディーを置くようにお願いをしていた。
小一の頃にすでに両親の魂胆を見破った私としては1号の素直さが信じられないが、子供達全員がサンタの存在を疑っていないなんて今年が最後かも知れないと思うと感慨深い。
私の小一時代に話を脱線すると、少し冷えたクリスマスの朝、家の玄関に兄弟それぞれへのプレゼント(お菓子が入ったブーツ)が置かれていたので、(この家は寝る前にはちゃんと施錠するのが慣わしだったので)煙突の無い家にサンタが入れるはずがない、とすると両親の作戦だな、とうっすらと感づいたのでした。もちろん大変うれしいプレゼントだったし、感づいていたにもかかわらずサンタがいたらいいなとは思っていた。
ただ、翌年以降おもちゃ屋さんへ一緒にプレゼントを買いに行くことになったのは、両親の慧眼かもしれない。
しかし、今日(あ、もう昨日だ)の夜も仕事だった。
イブの夜は夕食時に帰ってきて、2号(♀4才)と私の素敵な奥様が一緒に作ったケーキを一緒に食べ、子供達を寝かしつけた後、ケーキの半分を持って再度出社。反省会を開きつつそのケーキを同僚達と分け合って解散。3時帰り。明日(あ、もう今日だ)は午後出社なので、まぁいいけど。
先ほど帰ってきて、煙突のない我が家なのでサンタからのプレゼントをベランダにこっそり置いて、サンタの役目を果たす。
イブの夜に家を出て、クリスマスの朝に帰ってくるなんて、父親がサンタクロースだと本気で信じてしまうかも知れない。悪くない気がする。
そういえば、夕食前に家に帰って来たとき、遅い昼寝から目覚めた2号が寝ぼけ眼で「…パパ、待ってたよ…」と言ってくれたのは、もう涙が出そう。嘘の含まれる余地のないシンプルなそして不意打ちのような言葉は胸を突いて、うれしくて困る。
私にとっての一番のプレゼントだ。
画像はWikimedia Commonsから、The Gift table。
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