家路を辿りながら、こう考えた。
上を見ればきりがない。下を見れば底深い。顔を上げれば競い合い。振り返れば独りよがり。とかくに人の世は難しい。
難しさが高じると、易い所へ引っ越したくなる。どこへ越しても難しいと悟った時、詩が生れて、blogが出来る。
夏目漱石「草枕」の冒頭の文を真似てみた。
青空文庫に収録されている「草枕」の冒頭文:
山路を登りながら、こう考えた。
智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。
住みにくさが高じると、安い所へ引き越したくなる。どこへ越しても住みにくいと悟った時、詩が生れて、画が出来る。
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