2号(♀15才)のThinkPad E480が1年間の保証が切れた直後にHDDエラーで立ち上がらなくなった。
ThinkPadは分解前提でマニュアルや保守部品提供等のサポートが整備されているのでありがたい(こちら)。
キーボードの良さと(昔よりは落ちたかな)、分解前提がThinkPadを選ぶ大きな理由である。
HDDはSEAGATE製BaraCuda Pro SMR 500GB。
その後、余ってたSSDに換装して無事起動。
SSDのおかげでPCの動作も早くなった。
ユーザデータは消えてしまったけど、クラウドにデータが残っていたりするので、昔ほど深刻ではない。
リカバリメディアを事前に作っといて大成功でしたよ。
みなさんも作っておきましょうね。
HDDの分解
壊れたHDDをそのまま捨てるのは、個人情報隠蔽の面から問題があるし、小さな破壊活動に勤しむことによる、大きな破壊活動を抑える効果を期待して(冗談です)、2号に分解活動を提案し、喜んで了承してくれた。
なにせ、2号は、夏休みの自由研究に壊れた新旧2種のプロジェクターを分解し、進化過程を比較する研究を嬉々として行ったのだ。
さて、分解だが、手持ちのトルクスドライバー(星型の六角形、T-6と7)でなんとかなると思ったのよ。
まーったく合わない。
ネジ穴が小さいので、サイズ感がよくわからない。
より小さいT-5をアマゾンで買って、少し外せて、それでも残るネジがあって、T-4もまたアマゾンで買い足して、この2本でほとんど外せるが、最後の1本のネジがダメだった(最終的にはネジ2本)。
二人でダメだねー、と言いつつ、ネジをよく見ると、星型「五角形」であることに気づく。
分解するのは2号の、道具を揃えるのは僕の仕事なので、僕のミスである。
錯覚いけない、よく見るよろし。
那覇メインプレイスの東急ハンズに寄ったとき、星型五角形 1.3mmを見つけたので、躊躇なく購入。
- トルクス T-5
- トルクス T-4
- 星型五角形 1.3mm
すべてのネジの頭をトルクスT-10で揃えたプリンタのように効率的ではないけど(HP Photosmart 3210 All-in-one プリンタの解体)、精密機械だし、究極を求めての適材適所なんだろうな。
2号はすでに分解に関しては、抵抗感はないはずである。しかし、元に戻すことは教えていないので、このまま破壊魔王にならないか、ちょっとだけ不安は残る。