16年前だよ。
1号(♂15才)がまだ奥様のお腹にいる頃、購入したことを覚えている。
切迫流産で仕事も休まざる奥様の外界との入口だった。
数年後に実家のPCとして第2の人生を行ってもらうことにしたが、そのうち動作しなくり、文字通り埃を被る状態にあった。
さすがに捨てるには忍びないが、置物にするには家が狭いので、どうしたものかと態度保留にしていたところ、私の素敵な奥様の提案で「猫ハウス」にすることにした。
猫ハウスへ人工輪廻をするにあたり、ぐぐってみると、何事にも先駆者はいるもので、私は、以下のサイトを参考にした。
ねこまたり - 0452 初代iMacねこちぐら化作戦!その2
大変参考になりました。
でも、ねこまたりさんの猫2匹は、興味を持ってもらえなかったらしく、うちの猫が気に入ってくれるかどうか、一抹の不安を感じる。
因縁浅からぬ1号に声をかけて、iMacの分解は主に彼にやってもらう。
ブラウン管なので、電圧がかかってないこと、割らないことに気をつけてもらう。
用意した道具は以下のとおり。
- ドライバ(+) : ネジ外し
- ドライバ(−) : 筐体の爪結合の外し
- ラジオペンチ : 外したネジをつかんで取る
- ニッパー : ファンのコード切断
- バスタオル : 作業台。画面保護と本体の回転をしやすくするため
- ネジを外す
- ガワの爪が結合している部分を外す
まずは、ブラウン管前面を下にして、本体下部のカバーを外す(2枚目の画像)。
底面と、右側面の外部入出力インターフェース部分にあるネジを外す
爪を外すには、爪と爪の中間地点にマイナスドライバを差し込んで、隙間を大きくするようにすると、爪が外れる、と1号がコツを教えてくれた、
しかし、初代iMacの背面の丸みは今見てもかっこいい。
3枚目は下カバーが外れたところ。
ケーブルを抜いて、ネジを外すと、このHDDとマザーボード部分が外れる。
排気ファンのコードははんだづけされていて、簡単に分解はできないのだけど、もう元に戻すこともないので、躊躇なく切断した。
4枚目、マザーボードが外れたところ。
メモリとCPUを覆っていた金属のカバー兼放熱板(画像中央下部)が錆で腐食していた。
5枚目、前面カバーを外す。
これでブラウン管を取り出せる。
スピーカはコネクタがあったので、取り外して再利用できるようにした。
6枚目、ブラウン管を外して、分解部品と道具の一覧。
7枚目、外したネジたち。
8枚目、分解したガワを元に戻す。
1号は、今回のような仕事なら、サポートなしで任せられるな。
9枚目、完成!
ガワだけだと、とても軽い。
DVDの挿入口は、固定できないので、ここでは取り外したままとした。
8枚目、いよいよ、猫様のチェック。
このときは「またたび」を導入剤として利用した。
9枚目。iMac猫ハウスの置き場所を確保したあと。
気に入ってもらったようで、彼女はこのあと6時間、一歩も猫ハウスから出ずに、姿勢を変えながら寝て過ごした。
そういえば、彼女の固定の居場所はなかったな、と反省する。
今は暑いのか、1日1回程度の利用で収まっている模様。
0 件のコメント:
コメントを投稿