X100e導入後のX31の顛末を書こうかと思っていたら、未曾有の大地震、大津波、原発と災害立て続けでそれどころではなかった。大津波はリアルタイムで中継を職場で見ていたが、どうにもならない脱力感が後から襲ってきた。災害は災害、リスクはリスクで想定されているべきところが、大規模な災害援助体制の確立がイマイチで、今の日本社会の問題点があぶり出された気がする。今後は責任追及よりも原因究明と対策を(謝れば済む問題ではない。と言っても安全対策を怠った官僚、東京電力、保安院、イソジン有害を言い放った放医研の責任は重い気がする)。
翻って、沖縄でも大地震、大津波の可能性はある。原発は沖縄電力も検討したことがあるらしいが、原発が作り出す電力量の割に市場が小さいとか、立地条件としてどこか島をまるごと買い占めないといけないとか、で検討から先に進まなかったらしい。
というか、戦争も放射線漏れもそうだが、沖縄では万が一の場合、私たちには逃げる場所がないことに、どうか気づいて欲しい。だから、そういう危険性を根本から排除しなければ、この小さな島が/この島で生き残ることはできない、と思う。
我が家の設計士は、国土交通省からの要請で被災地の家屋の危険度を判定するために(応急危険度判定士かな)、現地に行くかもしれないと言っていた。仕事でもメーカの工場が被災したり計画停電の煽りを受けて設備調達に遅れが出たり、全国的な会議が取りやめ、延期になったり影響はある。
できることはしようと思う。しかし、空海遠く、のほほんと生活しているのが実態です。
被災された地域の方々の一日でも早い物心両面での復興を心からお祈りします。
画像はもうすぐ無くなる久茂地(くもじ)公民館6階ベランダの鳩。
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